23:15 2006/07/12 ●ログも4段目か。 23:47 2006/07/18 ●雑学 ・パルテックは”PULSE TECHNIQUES” 今月のサンレコ(立ち読み)でパルテックのイコライザーはいくらゲインを上げても サチらないという記事を読んだので早速調査。 回路図をみると,なんとEQ部分がパッシブだ!! そりゃあサチらないよな。。 入力にトランスがあり,Highのブースとはインダクタを使用。 その後バランスアンバランス変換用のトランスがあり,プッシュプルの出力段に接続される。 出力もトランスだ。 トランスが3台使われている。 今入手できるライントランスは1台2万はするだろうから,それだけで6万だ。 さすがに手が出ないや。 回路図には誇らしげに”PULSE TECHNIQUES”と記載がある。 なるほど。こういう社名だったんだ。 ・PTPとPCBどちらがよいのか? Point to Point配線と,Print Circuit Boardどちらが良いかという論争。 Aiken?ってアンプ屋のおっさん曰く, ちゃんと作ればPCBだね。ちゃんと作るのは難しいけど。 PTPはメンテや改造が楽だね。 とTHDの社長と同じようなスタンスであった。 しかし,オリジナリティがあるのが,片面ベタGNDの両面基板にPINを立てて部品を実装する方法。 たしかに,限りなく理想に近いけど,配線はどうやってするのだろうか? ・Blocking Distortion とは? Aikenネタが続く。 このおっさんなかなか研究しているし,かなり手の内を曝している。 PowerAMP周りの動作もいろいろと研究しているようで,”SAG”とは何だ?みたいなとても興味深い話もある。 ここではグリッドに入る抵抗について整理しておこう。 Power管のグリッドにはパラスティックオシレーション防止用に1.5k〜5.6kが入っているそうな。 この抵抗は実はパラスティックオシレーション防止のほかに”blocking distortion”というものを防止しているそうな。 グリッドをプラスの領域まで振り込むとグリッド電流が流れてしまう。 この電流はグリッドからカソードに向かって順方向電流が流れる向きで接続されるダイオードをグリッド入れるのと同じ働きになる。 そうすると前段とのカップリングコンデンサーの働きによってグリッド電位がどんどん落ちてくる。 その結果,B級アンプはバイアスが深くなるのでクロスオーバー歪が出るようになる。 これがいかん。 解決手段を一応一通り上げておこう。 ・カップリングコンデンサーの容量を減らす。 ・グリッドバイアス抵抗の値を小さくする ・グリッドスットッパー抵抗の値を大きくする ・DC直結のカソフォロを追加する ・PIにATTを追加してPower管に入力される電圧を制限する ・負帰還量をなくして,ゲインを下げる ・プリ管でも同じ グリッドバイアスとStoping抵抗,カップリングコンデンサーで決まる時定数が発生し, ここの時定数が長いと影響が出てしまう。 対策はこの時定数を小さくするか,ストッピングレジスタの値を大きくする。 抵抗値を大きくすると入力容量によるLPFのためハイ落ちしてしまうが,ギターアンプではそんなに問題にならないはず。 Power管で50k〜100kくらい,プリ管で100k〜470kくらいまでいける。 しかし,Power管ではグリッド抵抗の制限があるのでそれを守ること。(守らないと熱暴走する) わたくし的にはこの現象を積極的に使ってコンプ感を出そうとしていたのだが。 。。 それ以上は企業秘密です。 Powerアンプを作ったらここら辺をいろいろといじってみよう!! ・フィルムコンデンサーの巻き終わりとは? Aikenネタは続く。 これも気にはなっていた。 結論を整理すると ・インピーダンスの低いほうを巻き終わりにする ・巻き終わりの見つけ方はオシロやAC電圧計にコンデンサーを接続して,手で触るという方法が一般的 以上2点。 いろいろと伝説があるようで,いやらしいのだが, プレート側を巻き終わりにするのが一般的なようだが, プレート側がインピーダンスが低いからというのが理由のひとつだが, プレート側でもグリッド側でもコンデンサーのインピーダンスが無視できる帯域 ならばインピーダンスはそんなに変わらない。 高圧側を巻き終わりにすると埃が積もって黒くなるという現象もあるらしい。 これはこれでいやだ。 ということで,長期安定動作を考えて「インピーダンスの低い側 → 低電圧側」 という優先順位で接続を考えることにした。 プレートに入れるコンデンサーはグリッド側を巻き終わりにする。 これは「伝説」に歯向かう行為であるが・・・ ・フェノールの絶縁抵抗は? 保証の最低値は100MegΩというのが多い。 フェノールは吸湿によって絶縁抵抗が下がる。 100MegΩは真空管回路ではまったく持って許容できない抵抗値だ。 ・テフロンとは? フッ素系樹脂。 デュポンの登録商標。 絶縁抵抗は高いが摩擦係数は低く,接着剤が効きにくいと思われる。 ガラスフッ素基板にレジストなし,4オンススルーホール基板で配線はジャンパー てのが究極だな。 フェノールを使う場合は高電圧のかかる部分は逃げるようにするしかないね。 だいぶ次のアンプ構想が固まってきた。 ところでAikenネタの続き。 カーボンコンポジッション抵抗はコンタクトノイズが多く,1/fなので,ピンクノイズに近い。 そんでもってACが通るとシグナルに重畳してくる。 それが暖かい音の原因ではないかといっている。 そんでもって,プレート抵抗とと初段にはカーボンは使うなといっている。 うーん困るな。 聴感上良くてもノイズはノイズだといわれてしまうと,納得せざるを得ない。 プレートと入力周りは金皮で固めるか。。。 いや,でも初段以外のプレートはカーボンコンポジットでもいいな〜〜。。。。。 悩ましい。 23:58 2006/07/20 ●GNDについて スターグラウディングについて 超ザックり要旨をつまみ食いすると。 はしょりすぎて理解不能かもだが,,, ・整流回路 整流回路につながる最初のケミコンのマイナス端子はセンタータップへ最短距離・太い線で接続する。 ここはものすごく大きなリップル電流が流れているので出来るだけ引き回しは小さくする。 通常は1番目のコンデンサーのマイナス端子を1番目のスターグランドとするとよい。 通常は1番目のスターグランドに出力管のカソードを最短距離で接続するが, 複数のスターグランドを使用する場合は2番目も試してみてハムの少ないほうにすればよい。 他のフィルターコンデンサーのマイナス端子はシャーシに落さず,スターグランドへ接続する。 複数のスターグランドを使う場合は信号の流れに沿って前段のコンデンサーから次段へ電流が流れるように接続する。 PIのGNDは2番目につないだほうが良いときもある。 ・出力回路 すごく大きな電流が流れる OPTからジャックへ直接つなぐ。 NFBをかけている場合はPIのグランドへつなぐ ・入力回路 入力は絶縁する。 インプットジャックのグランドは初段のローカルグランドにつなぐ。 高周波の輻射受けてしまうようだったら入力ジャックのグランドを0.01uFでシャーシに最短距離で落すとよい。 ・プリアンプ ローカルグランドを設けてそこを基準に動作させる。 カソード抵抗か,バイパスコンデンサーのグランドが基準になる。 ローカルグランドポイントをスターグランドへ各段分離して接続する。 二つの増幅段が逆相の場合は共通にしても良い。 ・ポット周り ポットのケースに回路のグランドを接続してはいけない。 スターグランドがグチャグチャになってグランドループが出来たりする。 ポットのグランドは菊座ナットでシャーシに落す。 以上はスターグラウディングだけでなくバスグラウディングでも同じ理屈が通用 する。 まとめるとスターグランドはハムを防ぐために有効である。 裏を読むと。 入力ジャックのシャーシに対するインピーダンスが高くなるのでRFIは受ける。 POTも同様。 引き回しが長くなるので発振のリスクもある。 バスグランドの方が良いときもある。 マーシャルのJCM2000はポットのケースに0.01uFかまして回路のGNDに落している。 入力ジャックのGNDは0.22uFと逆接続した二つの1000V耐圧ダイオード,10ΩでGNDに落している。 コンデンサーは無線操縦のロボットがアンプに触ったり,不法無線電波を出すダンプが近くを走ったりしてもRFIを受けないようにする対策だろう。 1000V耐圧のダイオードはギタリストに雷が落ちた場合でもアンプが壊れないための対策だろう。 AC入力のGNDはシャーシに落すのがアメリカ流だが,日本では法律で縛られていないのでいまいち効果が薄い。 アメリカ国内向けのモデルは上記の通りだが,輸出用はコンデンサーで落していたりする。 日本のグランド事情はそれほど劣悪なのだ。ステージの電源事情にもよるが,グランドが弱いステージだとPAとギターアンプで電位差がある場合がある。 マイクに口をつけるとピリピリ感電するやつだ。 10Vくらいならば演奏に差し付けないが,50V位だとピリピリがひどくて演奏に支障が出る。 手で触っても平気なのだが,唇は敏感なのです。 こういう場合,ギターアンプのAC電源をPAが使用しているAC電源と同じコンセントから取ったり, ギターアンプのコンセントの極性を変えると軽減される場合がある。 しかし,同時に使用している複数の機材の電源極性に左右されるので,根本的な対策にはならない。 根本的に解決したかったらPAグランドにギターアンプのグランドをつなげばよい。 ギターアンプからマイクへ大きなワニグチクリップでグランドを取っているのを見た事がないだろうか? 奥田民雄のステージ機材紹介をやっていたら注意してみてみよう。 しかし,ステージがどういった状況なのかは実際に現場に行かなければわからない。 せっかくのギターアンプが本番で使えないというのは悲しすぎる。 ということで,シャーシのグランドをAC電源のどちらに落すか,浮かすか,というスイッチはつけたほうがいいと思う。 昔のジャズコの電源スイッチは真ん中がOFFで,上下どちらかでONだったが,これは電源の極性を切り替えていたのだ。。。 たちが悪いのはラックに組み込んだ場合に他の機材の影響でこの現象が解決しないという可能性についても検討しないといけない点だ。 シャーシから回路のグランドを浮かすグランドリフトを行なうか,シャーシをラックに固定するネジに絶縁ワッシャーをはさんで, 他の機材から分離するかのどちらかが有効だが,前者はノイジーになる可能性があるのでやりたくないな。 そういう意味でもラックシステムというのはちゃんとしたものをくみ上げるにはいろいろとノウハウがありそうだ。 今考えると地面とコンセントで感電するというのはものすごく危険だな。 雷が電柱に落ちたらコンセント経由で黒こげじゃんか。。 2:02 2006/08/08 ●モチベーションのひとつとしてできるだけ多くの人に自分やっていることを知って欲しい。 でも宣伝はいや。どうも今ひとつ積極性が足りないのはわかっているが。。 SEOという言葉があるらしい。サーチエンジンオプティマイズ?みたいな。 検索エンジンに対する最適化なのだそうだ。 ちょっと意識してサイト手を入れてみた。 これでGoogleでのヒットがよくなりゃ面白い。 Yahoo!はさすがにジオシティなのでそこそこヒットするが,Googleではまったくヒットしないこのマイナーなページ。。。 「スプリングリバーブ」と検索すると,Yahoo!ではTOPなのに,Googleでは表示されないときたもんだ。 検索エンジン間の軋轢を感じぜざるをえない。 17:43 2006/08/19 ●さて,脳みそがゼリーみたいになっているような状況では,負のスパイラルに落ち込むことすら容易であるだけでなく, 負のスパイラルに落ちていく自分を認識することが困難になったりもする。 そんなときには自らに語りかけ,諭し,悟り,自らの状況を俯瞰できるような達観した目を開かせることが重要であると考える。 煙に巻くような論調で人の猜疑の目をごまかし,逆ギレするような態度で間接的に不快感を示す。 言語中枢を駆使しないような仕事ばかりをしていると本当に脳みそが腐ってくる。 人間は言語という媒体を駆使して物事を論理立てて思考することができる貴重な生物だ。 ところが手を動かしていればOKみたいな仕事ばかりやっていると,もはや生活に思考が介在する余地はなく,単に状況判断でしか脳みそを使わなくなってくる。 こういった使い方はもはや大脳の領域ではなく,脊髄の領域で仕事をしていることになる。 つまり,どんなにややこしい仕事でももはや大脳を使って状況判断をするのではなく,脊髄が反応して状況判断をしている。 例えば困難な問題や,不可解な現象に出会ったとする。 そうすると脊髄が反応して「ここら辺があやしい」ということがピンとわかる。 そうすると2番目の脊髄が反応して「こういうデータを取れば何かわかるかもしれない」と脳に伝える。 そして,状況を解析していくと,目に飛び込んでくる情報を眺めたり,数字のデータをエクセルでグラフ化したりすると, 3番目の脊髄が「これが原因だ」と警告を発する。 後は証拠を固めるだけである。 こういった一連の業務の中で脳みそが働く余地はほとんどない。 もはや脳みそが筋肉化しており,肉体労働となんら変わりない。 人間の思考は一見複雑そうに思えるが,案外,思考の論理的順序は決まっており,思考パターンも決まっている。 まして,毎日同じような仕事をしていれば目から入った情報は判断も思考も介在する余地無しに,行動へと直結する。 キャバ嬢が客が取り出したタバコにライターを差し出す行為となんら変わりない。 そういうロボットを作ることは容易だろう。 しかし,人と話し,コミュニケーションをとるというのは結構脳みそをつかう。 特に普段接することのない違う世界に住んでいる他人と話をするのは疲れるし,刺激的である。 いや,わたくし的にはめんどくさいけど。 そういう脳みその使い方に慣れていないので,思考が完全に停止してしまう。 何かきっかけがあればくるくると回転しだすのだが,きっかけを模索するということがなかなかない。 きっかけさえあれば,次は俺の順番だ,何度でもやってみせる,やってやってやりまくるぜ。 って歌詞があったな。 びびったってしょうがないゲームはもう始まった。今度は俺の番だから知らんふりはできないよ。 ってのもあった。 まあ,転がるように生きていくのがロックだろ。 21:18 2006/08/23 ●最近力を入れていること。 ジオシティのアクセス解析を見るとギターアンプ関係のHit数がダントツなんでここらヘンに力を入れてみようと思います。 いま「思う」ってキーボードから打ったのに「思います」って表示された。 仕事のし過ぎだろうか。。 アクセス解析ってHTMLしか見れないから,このファイルはTXTなので何人に参照されたかさっぱりわからない。 ブログ形式にしてもいいんだけど,気軽へんなことかけないから嫌だ。 アクセス解析で思い出したが,PCM1704DACは急にアクセス数が上がった。Googleで上位に表示されるようになったからだろうか?? しかし,「PCM1704 VCXO」って入れないとだめ。 いや,誰かが読んでるからがんばろうなんて堕落者らしくない。もっとぬるーくやっていこう。 しょせん自己満足だ。。 20:23 2006/09/03 ●あるオフ会に参加したのでその結果を備忘録。 > 方向せいは間違っていなかった →持ち運べるTUBETONEというコンセプトはあたり > アタックが必要 →アタックを残しつつ歪ませることを考える > つまみは少なく →親父には扱いきれないと。。 > ジャズコでならす →ジャズコは偉大なアンプです。 > コンボ > ぶろんど →やはりブロンドはいいいす。 > ピック →なんだっけ?クレイトン。となんとかっていう固いピック。 > ハーフラック →ハーフラックであの音が出ればさらに文句無し > ローランドBC →隠れた名機 > ビンゴ →隠れた名機 > ジャズマス > FJ > ダダリオ →多くのひとがダダリオだった > AIKEN > ゲインがたかすぎる > エレボイ > ヴィンテージ30 > ジェンセン > コーン紙の分割振動 →薄いコーンは小さい音量で歌うが,丈夫なコーンはある程度音量を出さないと歌わない > 低音の出方 →やはり邪魔に感じる人もいる > ある意味、ハイファイな音を求めているのは確かだがヒズミもまた必要である。 > アタックは残して倍音を乗せる > コンプはいらない →現在の開発方向とは異なるが,バキンというアタックの後にコンプがかかるのいいのではないかと思う > ヘリテージ出力でかくて音割れる →世の中にはアホなギターもあるもんだ。 > ブースタは人気。 > 外装は重要 > ダイオード、整流管 > キャビネット > 4発中2発とか1発とかは有り得ると > フリップ > ブギーMK1はいまいち > ヴィンテージギターアンプは固体差がありすぎる。 > トンカーだっけか? 以上。 0:46 2006/10/01 ●最近超音波を感じるときがある。 一番わかりやすいのは眼鏡屋の前においてある超音波洗浄機。 シャリシャリいっているのが超音波だ。 次にたまに感じるのが,シャッターの近く。 超音波センサーが取り付けられていると,耳を圧迫するようなキーンという感覚を覚えることがある。 頭を締め付けられるような感覚にも近い。 首をふると干渉が発生しているせいか圧迫感が変化する。 耳鳴りに近い感覚だろうか。 超音波の規制というものはないようだが,明らかに知覚できるような超音波は体に弊害が出そうだ。 音波のエネルギーは周波数が高いほど大きくなる。 周波数が高ければ大きなエネルギーを与えるのが簡単になるのだ。 たとえ知覚できなくても,鼓膜は振動しているだろうから, あまりに強い超音波を浴びると鼓膜が破壊するのではないだろうか。 何か圧迫感を感じたら周りを見回してみよう。 シャッターや駐車場,自動ドアなどがあるかもしれない。 と話題は変えてギターアンプの話をまとめておこう。 ギターアンプ現代事情。 想像だけで書きます。 電気製品としては格段に小機能であるのにその市場は決して大きくないので,大量生産が出来ない。 大量生産しているメーカーはフェンダー,マーシャルの2巨頭が飛びぬけているだろうが, それでも年間数千台ではなかろうか。 数が出ないので安くはならないのだが,儲けは出したいので,できるだけ安く作るようにする。 これは当然のこと。 一昔前の入門クラスのギターアンプはひどいものであった。 特に国産は絶望的で,おもちゃのようなものばかりだった。 国内アンプメーカーといえば,東京サウンド,ローランド,YAMAHAである。 ローランドはJCシリーズが有名。YAMAHAは地味に各種アンプを作っているようである。 東京サウンドはグヤトーンである。 ミユキとかエコーとエルクの系統のようである。 真空管にこだわり,Flipシリーズが有名だろう。 しかし,百台単位で生産するとなるとプリント基板が当たり前で, しかも小ロットで作るので,実装に手間をかけられない,半田の質も管理できていない。 ジャックが基板に乗せてあると最悪で必ず半田クラックが発生する。 大きな部品も半田付けなので振動が加わるとクラックが発生する。 千台単位で生産するメーカーならば自前の実装ラインを持ち, 基板のパターン設計にも相当ノウハウがあるだろうし, 基板を何度も試作して更新を行なうタイミングも多々あるだろう。 それが出来るのはおそらくマーシャルくらいではないだろうか。 もしくは総合楽器メーカのピービーとかYAMAHAやRolandも信用できる。 品質が安定しているという意味では大手は信用できる。 そもそもそんな話をするつもりはなくて, もっとハイエンドな話をするつもりだったのに。 ブティック系,マッチレス,バッドキャット,TWO ROCK,ブルーノ,CARR,他にもありすぎて思い出せない。 やはりマッチレスが最初であったことは誰もが認めるべき事実だろう。 あれだけの数をある程度の品質を保って作りまくったのはある意味すごいことだ。 ダンブルリスペクト系は知名度はいまいち。値段が高すぎるのではないだろうか。 その他にもいろいろある。コンフォードだっけ?ガイトロン? ボグナーやソルダーノもはいるかな。 そうだよね。VHTやRIVERAはわりと老舗だ。 確かに知名度があり,実力も高いのは事実である。 しかし,数を作る以上は品質管理が大変なのではないだろうか? 昔のフェンダーもマーシャルも個体差がありすぎて,よいモノも悪いものもある。 ダンブルにもよいダンブルと悪いダンブルがあるそうだ。 ギターでもおなじ。 単にビンテージだったり,希少だったりしてもそれがホントによいモノかはわからないのである。 知名度があるということは評価されてきたからであり,有名ミュージシャンが使っているからであろう。 確かに100本のオールドストラトがあったら1本くらいはすばらしい個体があるだろう。 ビンテージというのはそういうものであり,自然淘汰というのは生命の摂理である。 しかし,現在のアンプメーカーは100台のアンプは全て同じクオリティでならなければならない。 フェンダーやマーシャルがアンプを作っていた時代は工業製品として安定したモノを作っていたわけではなく, 単にその時代の視点から安くよいモノをたくさん作る方法を模索してきたにすぎない。 数が少ないがゆえに知名度が低いが,ものすごいクオリティを持ったアンプやギターがあったかもしれない。 現代ではストラト,テレ,LP,335くらいがギターの生き残りで他のギターは派生にしか過ぎない。 エレキ楽器という新しい楽器も淘汰されて使いやすく,作りやすいものへと進化してきたのだ。 アンプはもっと従属的で新しい音楽と共に発展してきた。 そのなかでも高い評価を得るアンプがあったかもしれないが, そういったアンプもカスタマイズされていたり,偶然の産物でしかなかったのではないかと思う。 やはり数の多いフェンダーには良いアンプが多いし,ロックの屋台骨を支えたマーシャルは爆音が出るし ビジュアル的にいけてるのでキングオブギターアンプの地位を勝ち取ったともいえる。 だからそんなはなしではなくて,ハイエンドアンプの音の傾向について整理しなきゃ。 マッチレスはVOX系だが,クリーンからクランチが得意で確かにクリーンはきれいだが, プリで作る歪みはまったく持って使えない。 バッドキャットのペダルとかもまったく持って使えない。 他のハイエンドは弾いたことないや。 クリーンからクランチがやはりKeyであることは確かである。 個人的にはフルアップしたときにどうなるかも重要で,オーバードライブがよければクランチがよいし, クランチがよければオーバードライブも良くなるはずである。 実際はクランチが良くてもブーストするとグシャっとつぶれてしまったり, ブースとが良くてもクランチが最低だったりする。 何が書きたいのかわかんないや。 18:26 2006/12/04 ●久しぶりに更新を。。 現在製作中の6V6p-pコンボアンプだが,まったくもって進んでいない。 シャーシの加工までは済んでいるのだが,実体配線図を書き,部品の配置を決めるに至っていない。 例によって,あの大きさに2ch詰め込むので,かなり窮屈になっている。 しかも,電源をギターアンプとしては異例とも言える欲張りな回路にするため,まったく持ってスペースが足りない。 モチベーション上がらず。。。 名前は「Blondy」にしようかと思っている。 やはり,「Goya」も捨てがたい。 「Chample」も捨てがたい。 ブロンドボディのツイードデラックスサイズなので,「Blondy」でいいじゃんか。 なんて,手足を使わないことにかけては,考えるだけ,考えるのだが,,, いかんせんに,怠け者でめんどくさがりだと,趣味とはいえまったくもって進展しない。 しかし,それは最近の仕事の忙しさに所以するのでは?? いやいや,しかし,最近やっとブラインドタッチできるようになったしな。 でも英語はブラインドタッチできないんだぜ〜 にんげんってふしぎだよね。。 年内完成を目指していたけど,もう駄目だ。 間に合わない。 せめて年末の時間があるときに,Powerアンプくらいは仕込みたいな。 でもめんどくさいのはプリだし。 しかし,Powerアンプは部品がでかいから配置が難しいし。。 あ〜めんどくせい,めんどくせい。 だれかモチベーションをあげてくれ!!!!! 回路図はやっとこさでできたからね。 実体配線図を書いて,リレー基板を考えて,作って,場所決めて, どうしよう。 今度は信号経路のインピーダンスのあまり高くない部分はべーく板実装にする予定。 高電圧部分はどうするんだっけ?? 本当はちゃんとしたPoint to Point にしたいんだけどね。。 案外ベーク板の絶縁抵抗は高いみたいだから,あまり考え込まずに,楽な実装方法を考えるべか。 なんかトピックスあった? ないね〜。 最近は業務中にLOGを書くこともなくなったな。 めりはり? ただ単に余裕が無いだけだね。 0:29 2007/01/16 ●そういえばGoyaChampleのPowerAmp部が完成した。 すごい音圧。20Wそこそことは思えない。 いろんなものがビリビリ言っている。 最初はAESのトランスでドライブしていたのだが, ハモンドのトランスに交換したらゲインがガッツリあがった。 おそらくAESのトランスは1:3ではなくて,3:1なのではないかと思う。 ラインアウト用のトランスではないかということである。 よくわからんが。 まあ,安かったのでよしとしよう。 スクリーングリッドに5kをいれるとビリビリ感が少し減る。 ツイードデラックスなどは10kのフィルタが入っていたりするので, こんな回路も試してみよう。 TVフロントのツイードデラックスを試したがレスポンスがすごかった。 確かにメリハリは若干薄いが,とげとげしくない音楽的な倍音と弦に触れたとき のレスポンスがすばらしい。 ハーフトーンでカッティングをしてもこぶしが入ったように太い。 WeberのAlnicoBlueDogは高音域に変な癖がありあまり好きじゃない。 やはりVintage30の出番だろうか。。購入を真剣に検討します。。 なんにせよかわいいやつだ。 バイアスの電源のインピーダンスをさらに下げてやればもっとかっちりとした音 になるだろう。 もちろんそれが良いわけではない。 強い者が弱くなるのは簡単だけど,弱いものを強くするのは至難の業だ。 ちゃんと実力の裏づけを与えよう。 16:12 2007/01/20 ●今日はバイアスの改造に着手。 今回はトランスドライブの固定バイアスなので負電源が必要。 忘れもしなそうな詳細は端折ってインプレッションを。 まずは9V電池3本でバイアスをかけた。 電圧が29V。最大出力だと30V位になる。 充電していることになるんだよね。。 この状態だと,普段のバイアスが25Vなので若干ゲインが減ったように感じる。 しかし,フルアップにするとデフォルト回路では40V以上になってしまうのでなんか荒い成分を感じる。 いっけん倍音が出ているように聞こえるが,実はクロスオーバー歪みがでているのではと予測する。 そこで新開発のシャントレギュレターバイアス電源を早速製作して試してみる。 出来上がった回路はバイアスが10V〜50Vまで可変できる。 ほぼシミュレーションどおりだ。 でもって,デフォルトと同じ25Vにバイアスを調整して弾いてみる。 フルアップ時のPowerがグッと増した。 特に低音が顕著に膨らむ。 小音量では変わらない。 スクリーングリッド抵抗を5kにするスイッチを入れるとがくっと音圧が下がる。 フルアップでバイアスは10mVも動かなかった。 とりあえず回路的には成功。 飽和感とコンプ感が減少するがダイナミックレンジは広くなった。 +Bは360→320位で変動する。 プリ段は160V→150V程度変動する。 これは電源トランスの所為かもしれない。 いずれにせよグリッド電流が流れるAB2級までしっかり動作していることになる。 6V6には相当負担がかかっていると思うので,グリッドに入れるストッピング抵抗の定数を振って試してみよう。 これによってグリッド電流は流れにくい方向へと変化する。 おそらくソリッドな歪みになるだろう。 それ以外にももっとバイアス電流を流しておいて,グリッド電流によるバイアス変化を大きくしつつ, 電源のザグを発生させて出力管が定格オーバーしないようにするということもやってみたい。 ダイナミックレンジが広いのはいいことだが,真空管アンプに必要なものはコンプレッションなのでやはり若干はコンプレッションしたほうがいいだろう。。。 16:48 2007/01/27 ●ツイードデラックスの音を録音した。 壁がビビルほどの音量だけど一歩離れると割と大人しい。 6V6の特色なのか,結構こもった感じになる。 出力は24Vでているので30Wくらい出ている。 今日は時間切れ。 0:01 2007/01/30 ●24Vで30Wは嘘んこだった。 正確には最大出力は約16W。 プレートに350Vくらいかけているので妥当な数字だと思う。 24VはSGにサグ抵抗を入れたときの数値。 このとき電力は9Wぐらいに下がっているのだが音量的には結構大きくて十分である。 13:27 2007/02/23 ●4Ωで12000Wの電力をスピーカに送るアンプがあるそうな。。 1kHzのサイン波をバーストで8波,8msecの瞬間的な出力のようだが, これはこれですごい。 8Ωシングルで2000W,4ΩBTLで12000Wだそうだ。 PEC(パラレルアースコンダクタ)とは シールドを施した音声信号配線にパラレルで接続するグランド専用線のことだ。 とにかく,シールド自体は筐体にタイトに接続することが必要で, グランドを流れてくる信号を内部に引き込まないことが重要であるらしい。 しかも,コネクタは全周に渡って隙間なく筐体に接している必要もある。 このような接続を行なうと電源経由のグランドループが発生する。 その場合に登場するのがPECで,シールド線と平行に太い線で筐体同士を接続すればよいとしている。 この場合,PECによって防げるノイズは主に100Hz以下であるとしている。 グランドリフトを行なうとMHzオーダーの電波に対してアンテナになり,干渉を受ける。 最近の環境ではグランドリフトは通用しないとのこと。 高周波はコモンモード,ノーマルモードに区別してしっかりフィルタリングを行なう。 ノイズフィルタは筐体の外側に設置する。 電源,入力,出力,コネクタのグランドは全周にわたって筐体に接地する。 14:29 2007/03/07 ●録音して聞いてみるととても冷静に聞ける。 6L6と6V6の差はゲインに現れている。 6L6の方がゲインが高くマッシブで力強い。 6V6は線が細いが倍音が豊かで高音弦の伸びがよい。 バイアスインピーダンスコントロールは必要ない。 Cの容量を減らして試してみた方がよい。 SGのサグはバイアス調整を伴わないと無理がある。 5kに切り替えるスイッチはそれなりに使える。 やはり位相反転回路を従来型にした方がよさそうだ。 カップリングコンデンサー検討 ・ロシアン ・ERO ・NICHICON MP ・SOZO ・ASC ・OrangeDrop アクセス解析をみるとやはりギターアンプ関係がトップ。 がんばってパワーアンプ関連の記事も書いたのだがイマイチ。 プリアンプ周りの方が人気があるらしい。一日10件以上は閲覧されているらしい。。 HOME Pageは300/M以上のHitがあるらしい。 最近はまっている音だし企画はあまり好評ではないらしいが,仕事をしながら自分で何度も出音を確認できるのがうれしい。。 PCM1704DACは結構投資したしがんばったが世の中的には興味がないらしい。 5998 StereAmpはオーディオマニアには受けると思ったがこれもダメらしい。 てか,更新履歴をせっかく作ったのに意味がないらしい。。 indexに直接張るのが一番よいのかも。 という以前に今になってもHPを続けているのはなぜなんでしょ。 まあ,こういう時代だから自分で作るってことに喜びを感じる人々に対するエールみたいなものか。 自分が自作系の記事を読むのが好きだからかもしれない。 自分の価値観をそこはかとなく世に問うてみる。 まあ,でも2chあたりに書き込まれるとアクセスが急上昇するし,評価される内容だとそれなりにうれしくもある。 ちょっとしたことで一喜一憂しつつ,日陰でのんびりしながら通りすがる人を眺めるのもなんとも優雅で落ち着いた光景である。 メインストリートの華やかさは確かに魅力ではあるが,目の肥えた人々からの賞賛に値するものではない。 地味な仕事でよいから確実に成果を感じられる仕事を続けていきたいものだ。 しかし,こいつは動きがわるい。 なんでこんなに動かないんだよ・・・ とかぼやきつつ。ちょいと眠いな。 最近の悩みは実装。 以下に部品を載せるか。そしてそれを電線でつなぐか。 一見簡単なようだが実に奥が深い。 部品配置がどうのとか言う以前に,実装形態を考えなければ。 そして不可欠なものが絶縁体。 ガラエポとかフェノールとかいろいろある。 やはり飛びぬけて物性値がよいのはテフロンだ。 テフロンはすばらしい。絶縁抵抗といい,耐候性といい,誘電率の低さもよい。 機械的特性にも,電気的特性にも秀でている。 もちろん欠点は値段の高さだけど。 テフロンはデュポンの登録商標でもあるのでフッ素系の樹脂には色々名前がある。 ナフロンとかいうふざけた名前もテフロンの一種のようだ。 ということで心の中はテフロンでいっぱいだ。 テフロンテフロンテフロンテフロンテフロンてふろんてふろんてうろんてふろtんrてふろん。 あ〜しかし,花粉症はどうにかならないもんかな。 頭がヴぉーっとするし,喉は痛いし。公害病だよな。 タスマニアにでも逃げたいな。。 アーロンってなんだろ。 ワイブル分布ってなんだっけ? サイクロイド歯車より噛み合わせがよいのは何歯車だっけ? リサーキュレーション? AD549だっけ。低オフセット電流のOPAmp。 真空管マイクに使えないかな〜 AD743もなかなかよいよね。 でもやっぱ初段はディスクリートでしょ。 そういえばディスクリートってなに?て聞かれたな。 よい例えを思いつきました。 ディスクリート=バイキング方式の食事です。 IC(インテグレーテッドサーキット)=お盆一皿に乗った定食です。 また高飛車だな。 電気回路には受動素子と能動素子がある。 半導体や真空管は能動素子である。 能動素子は電子の流れを能動的に制御することが出来る。 コンデンサや抵抗は受動素子である。 受動素子は電子の流れに身を任せるのみで受動的にしか働かない。 能動素子と受動素子を組み合わせて作るのが電気回路だとする。 電気回路にはディスクリート回路と集積回路がある。 食事に例えるなら能動素子はたんぱく質系の食材,肉,魚,豆とか美味しさの宝庫である。 受動素子は炭水化物系の食材,米,パン,パスタとかお腹いっぱい系の宝庫である。 飲み物は配線材といえるかな。 野菜はどうしよう。健康に必要なビタミン・繊維源とするとハンダ?ヤニ?光物?LED? まあいいや。 ディスクリート回路は自分の食べたいものを自分で集めて組み合わせてひとつの皿を形作る。 集積回路は定食です。最初から色々とはいっている。もちろん必要ないものもある。 美味しさからいったら,自分の好みに合わせられるし一品一品を専門的な職人が作っているディスクリート回路だろう。 性能もすばらしい。 手軽さからいったら,万人受けするメニューの定食だろう。 あれこれ無駄なことを考える必要はない。ただし,お新香は絶対についてくる。嫌いなものついてくる。 性能は必要十分かもしれない。 うまいやり方としては小皿を組み合わせるいう方法もある。 ラーメンとカレーを組み合わせれば定食よりも手軽にディスクリート並みの満足を期待できる。 餃子とラーメンもなかなか具合がよい。 オールディスクリートは面積的にも考えても結構大変。 あと,高周波になると大きさ自体が問われる。 性能のよい素子を集積した部品を組み合わせて作る回路が最高にうまい。 ただし組み合わせるスキルは必要になるが。。 なんのこっちゃ。 久しぶりに筆が進むね。 世の中の動きがCDの16bit-44.1kHzから動き出している。 SACDは1bitの2.xxxMHzだが,DVD-Audioは24bit-192kHzまでいける。 というか,デバイスがADC,DACというデバイスがそういった高規格をサポートしている。 はっきりいって,これで十分だろう。192kHzのナイキスト周波数は96kHzなのでスピーカーやマイクの物性を通り越している。 96kHzならば多少遮断特性が暴れるアナログフィルターでも可聴帯域には影響ないだろうし,高精度なデジタルフィルタを使用して 48kHzくらいで遮断してもよいだろう。 というとハイビットレートなオーディオへの興味がふつふつとわいてくる。 SPDIFで伝送できるんだっけ?そもそもサンプルレート変換されたデータをどう取り出すのか。 もはやDACの自作もCD規格に甘んじていてはいけないだろう。 ハイビットレートなオーディオへ一気にシフトしていきたいところだ。。 勉強しようっと。 17:55 2007/03/08 ●フェーズインバータが鍵を握っている!! 出力段の歪みなんてなんてことない。 Power管のバイアス変動によるゲイン変動なんてのはたかが知れているということがわかった。 フェーズインバータの正転側のグリッドは0.1uFでグランドに落されている。 まさにHosoya式Boost回路と同じ原理だ!! プリ管はバイアスを深くしてもそれほど急激にカットオフしない。 やはり位相反転段をいろいろと試して見なくては。 要するに位相反転段と出力管のグリッド電流の流れ具合によってFender系の歪みがえられていると考えてよいだろう。 ウムウム。定電流にしてマイナス電圧から引っ張るというのは是非やってみたい。 オーディオ的な発想で反転入力にNFBを戻すのもぜひともやりたい。 ここら辺を整理しよう。 とするとプリアンプとの結合コンデンサーがかなり重要な役割を持つことになるので定数検討が必要になる。 フェーズインバータのバイアス変動がどの程度なのか,ともかくかなり大きいのは確かだ。 そういう意味では12AT7を使うとまたニュアンスが変わるだろう。 おそらくPower管が発生するギクシャクした歪みを位相反転段が吸収しているのだと思う。 そして,ゲイン変動もPower管だけでなく位相反転段で多く発生しているはずである。 ただし,そのような極限状態でフェーズインバータがどのような動作をしているかはわからない。 どこかにまだ秘密が隠れているのかもしれない。。 やっぱり通勤時間って貴重だな。 ふとしたことを思いつくものだ。 そしてそれが仕事がらみでないというのがとてもすばらしい。 低域だけ引き締めるNFBはぜひ実現したいな。 17:14 2007/04/19 ●さて,引っ越した。 環境構築はほぼ出来たのだが,これからが本番。 Deluxeを完成させねば。 MonsterDeluxeとかSuperDeluxeとか 12:33 2007/04/26 ●モンスターをどうするか? シャーシを作り直すか,どうするか。 やつめなかなかしつこいやつだ。 やはりトランスの位置を変えるしかないか。 ところでいいことを思いついてきたぞ。 エレキギターの概念を払拭するシステムだ。 ギタリストの足元でアンバランスで受けてアンプり,トランスを使用してバランスでアイソレートして出力する。 ギターアンプの入力はXLR入力になると。 入力は差動受けかトランス受けにする。 それもよいがもうひとつ思いついたぞ。究極のアンプを。 全段別電源!! 各電源ごとにトランスを用意してGNDを分離するのだ! 主トランスに静電シールドを用意して副トランスで格段の電源を別々に供給する。 副トランスの入力にはコモンモードフィルタが必要? トランスの浮遊容量で静電結合してしまうのでそこんとこをどうするか。 まあ,プリアンプ,パワーアンプで分けてやればよいかな。 それでも一点グランドは入力になる。出力はどうする? 出力のGNDはコンデンサーで落そうか。 EFX Send Rtn はトランスかな。 入力にバッファを設けて1段アイソレートトランスを入れる。 電源は別電源。シールドも別。 D-rangeを10VPeakくらいまでとっておけば十分。 OPampも使える。出力はせっかくなので10倍くらいにアンプって出力。 そうすると入力のD-rangeは1VPeakくらいになる。 それを球でやるとどうかなプリとパワーで分けるか。 そうするとやはり重量バランスは悪くなる。 つまるところOPTの設置位置が問題なんだよね。 ある程度面積のあるシャーシが必要になりそうだ。 結局ノブの位置は変えられないのでTweed式の配置は結構厳しくなるね。。 13:07 2007/05/02 ● 10:40 2007/05/08 ●次機種構想。 なんかスイッチが沢山あるとか今までにない表面(おもてつら)とかそういうアンプがよいかな。 確かに最近のブティック系アンプはシンプルなものも多い。 でもやはりダンブルと対峙した時のドキドキ感は少ないように思う。 ちょっと機能的なもの使いにくくても良いのかもしれない。 逆にシンプルなものの場合でもなにかドキドキするものが欲しいよね。 15:56 2007/05/31 ●なんかもやもやするな〜 ひさしぶりだな〜年食ったからな〜 なんだろ,もう5/31か。 とはいえ,なんだろ。 最近脳みそが腐ってきたんじゃないの? 正常な判断できてる? とがる必要はないけどビビッドである必要はあるよね。 なんだろ。なんか頭が重いし。 睡眠不足ってわけじゃないのにね。 まあ,もとからないやる気が少し減っただけだよね。 モチベーションなんて言葉がだよ,意味を持たないようなそんな生き方がいいよね。 いいのかな?でも,走り続けりゃ周りを見る必要も過去を顧みる必要もないしね。 ぼーっとするのは好きだけど,体は楽かもしれないけど,がつーんと仕事して脳内麻薬がいっぱい出るのもたまには気持ちいいかもね。 とはいえなんでしょ。無理はしてないよ。 だからなんでしょ。無駄だよね。 でなんなん。ねむかねぇってば。 今朝方見た夢のようなわけのわからん世界というか,緊張感みたいなものが足りてないのかな? そんなもんは農耕民族にはいらないじゃん。 考えることもなくただただ体を動かしてりゃいいんです。 脳みそは筋肉といっしょだから鍛えりゃいいんです。 筋肉になるまで鍛えりゃいいんです。 同じことを何度も考えて同じ仕事を繰り返して同じ計算を繰り返して同じ間違いを犯して。 何のために製品を作るのか何のために設計をするのか。 それはちょっとは見えたんだろ? 誰が工場のおばちゃんを養ってるのか。 設計であるはずがない。 結局みんなもちつもたれつで回ってて,そこになんだかんだ言いたいわけじゃなくて。 ぐるぐるお金とモノを回して,止まったら死んじゃうのは人間じゃなくて社会なんだよ。 効率よくまわせば楽になるのか? 効率がよいと言うことは楽なのか? 機械化が進めば進むほど時間がなくなっている。ホントか? 人間は機械が出来ない仕事をすればよいのか。 効率が最優先なのか? 人間的な生き方ってなんだ? 人間的な労働ってなんだ? おしゃべりしてるだけでもいいのか? 打ち合わせしてりゃいいのか? 数字をいじってりゃいいのか? なんか意見を言えばいいのか? 判断を下せばいいのか? 責任取ればいいのか? だいたい責任取るってなんだ? 頭下げりゃいいのか? 誰かのために仕事をする。 社会のために奉仕する。 会社の利益を追求する。 喜ばれるものを作る。 自己満足する。 達成感はどこから来るのか? 自己実現なのか? 目標は誰が定める? どこへ向かうのか。 どう転がっていく? 15:25 2007/06/14 ●ねむい。猛烈に眠い。 首がおれそうになってしまった。 なんだかね〜制作意欲がわかないね。 CPUとFPGAとDSPが使えればいろいろ世界が広がるね〜 しかし,アナログはアナログで面白いし。 なかなか進まないね〜 PCM1792DAC作りたいね〜 DIR基板 FIFO基板 DAC基板 で44.1kHz系と48kHz系に対応 13:13 2007/06/20 ●基本は1点グランド。 高周波を食らう可能性の高い,入力,AC入力,出力,つまみは高周波(1MHz以上)を シャーシにバイパスさせる。 アンバランス伝送技術の確立。 バランス伝送はあくまでも理想論であり,プロセス内の全ての信号をバランスにできないのであればバランス伝送するは必要悪である。 つまり,アンバランス信号を必要とするプロセスが存在する限り, アンバランス→バランス伝送を実現するために必要なコンポーネントが 信号を劣化させるのである。 一方,シングル出力,バランス受けという方法は有効であるかもしれない。 GNDの共通インピーダンスによる変動をキャンセルできるという効果を期待できる。 しかし,入力CMRRが低下する周波数では適切なフィルタリングが必要になる。 また,伝送ラインはバランス,もしくは3線であることが要求される。 DC的なGND電位を決定するDC-GNDと,信号の基準になるAC-GND,信号の3本である。 構成を考察すると,信号線を中心に配置することは間違いない。 AC-GNDは信号線をシールドするか,ツイストペアにする。 アンバランス伝送という意味ではシールドにするのがよいだろう。 AC-GNDがツイストペアの片割れを担うならばシールドである必要が発生する。 もしくは2重シールドという構成でもよいだろう。 注意しなければならないのはAC-GNDには信号電流が流れると言うことである。 つまり,AC-GNDに誘起されるノイズは信号に飛び込んでくるということである。 このことからAC-GNDは外来電磁波からシールドされた状態でないといけない事がわかる。 機器内部のことをかんがえると,クロストークやフィードバックがシビアにならないギターアンプ程度ならばさして考慮する必要はない。 しかし,クロストーク特性を超えるダイナミックレンジと広い周波数レンジが要求されるミキサーなどではシビアになる。 差動加算器が必要になるじゃん。 ギターアンプの考察 グリッド,カソード間が入力 カソードのコンデンサをデカップのコンデンサと同じ位置へ落す。 可変抵抗のグランド側は抵抗としてみなすが,絞りきったときに若干残るというスタンス。 しかし,各段で別に接地することによってクロストークは無視できる。 20:43 2007/06/26 ●そうだそうだ思い出した。 NF-1の位相合わせをやったんだった。 NF-1は元々ツイーターとウーハーが逆相接続になっている。 なぜかはわからない。 F特が公開されているが,大して差はない。 あえて言うなら同相接続の方が若干うねっているか?コンマ数デシくらいだからそんなに影響ないでしょ。 FGで方形波を出しながらオーテクのマイクを使って位相を確認したのだが,予想以上に距離にシビア。 20kHzの波長が2cmくらいだから,10kHzは4cmくらい。3.6cmくらいかな。 1cm動いたら10度は位相が回る。 Duty50%の方形波ではどの位相が正しいのか判断がつかなかった。 確かに逆相につないだ方がきれいかもしれない。 ただ,Dutyを落してStep応答に近い波形を出すと位相がよくわかる。 音楽はアタックがあるのでステップ応答で議論するのがよいと思う。 なので,正相でつないだ。ツイーターの立ち上がりとウーハーの立ち上がりを一致させた。 特段音が変化したようには思えなかった。 途中で片側だけ逆相にするというのを試したが,それでもあまり違いがパッとしなかった。 ただ,空気感というか,音場の広が消えたように思えた。 それから,自分の耳は20kHzは聞こえなかった。19kHzはかすかに聞こえたが。 そんなところか。 18:31 2007/06/27 ●記憶の固定化について考える。 幼いときの記憶はあるだろうか。 幼稚園に入学する時の記憶。 わずかだがある。入園前のオリエンテーションで風車を持って走った記憶がある。 あとは,絵本であったり,友達の名前や顔,先生に怒られたこと。 おかしなところでは,窓の鍵,真鍮製でねじ込むタイプだった。 あけるときはネジを緩める。緩めきるとぱたりと下に折れ曲がるやつだった。 遊具や積み木。描いた絵。ケンカしたこと。 好きな女の子の名前。 粘土で作った蛇。 今上げた記憶は写真では残っていない。 もちろん映像でも残っていない。 一番古い記憶は何だろうか? 部屋にぽつんと取り残された記憶。 父親に遊んでもらった記憶。 さてこれらの記憶はなぜ今思い出せるのか。 人間の脳は大きい割りに動いている常に働いている部分は案外少ない。 大体映像で記憶が残るというのがすごい。 まあそれはよしとして,例えば昔住んでいた町。 どれだけ正確に思い出せるだろうか。 他にはクラスメートの名前。どれだけ思い出せるだろうか。 もしかしたら脳のどこかにそういった記憶が眠っているかもしれない。 覚えた漢字を忘れてしまったり,ものの名前が出てこなかったりするが, ふとしたきっかけで思い出す事が多い。 臨死状態では走馬灯のように思い出が流れるという。 脳の特定の場所の活動が活発になるということだ。 生きている人間でもそういった脳の特定の部分を刺激できればもしかしたら 今まで思い出せなかったことも思い出せるかもしれない。 記憶は繰り返し思い出すことによって固定化していく。 一度しか思い出さなかったこと,一度も思い出さなかったことはないものとされる。 第3者に指摘されて思い出すこともあるかもしれない。 だが,基本的には数回思いださない限りは消えていく。 脳の中に何か履歴が残るのだろうか。 引き出しがあるというが,どの引き出しを開ければよいか覚えれば物覚えもよくなるのか。 大きくて重たくてエネルギーを消費する脳みそなんていらないかもしれない。 何かが眠っていてそれを引き出すことができたらすごいかもしれない。 パソコンのCPUとメモリー,ハードディスク,ストレージデバイスなんかもこのまま巨大化していくのだろうか。 そして,検索技術が進歩していく。 複雑化していく。 ちょっとGoogleEarthで昔住んでいた町を覗いてみよう。 18:58 2007/07/06 ●自作の意義とは? ・自分のほしい機能と最小限の構成で実現可能 ・実装の最適化が可能 ・高品質部品の採用が可能 ODサーキットなしでアンプ直ってどうなのよ。 エフェクターなの? PowerAmp部で作る歪みなんて時代遅れ。 音量調整できないし,タダ単に音がでかくて気持ちいいだけ。そして迷惑。 音楽的な歪みはPowerAmpでなくても作れるのにそれを知らないだけ。 しかし,最近のアンプはPowerAmpで音量調整できるモノが多いのも確か。 どうやって実現するのかは何通りか方法はあるが, 調整バランスが難しくタダ単に出力の大きさが変るだけでは 歪みの質が変化してしまいロクなことにならない。 Preで作った歪みを音量コントロールする方が確実で信頼性が高い。 ある意味GYTRONの形が理想であるが,でかい重い複雑の三重苦。 抵抗負荷の小出力アンプをイコライジングして電力増幅する。 PreEQ=HOWLING, GLOWING PostEQ=TREBLE,MIDDLE,BASS,MASTER →BASSはダンピングも変化するように HOWLING -> 400Hz以上のGAIN GLOWING -> 低音のGAIN First→GAIN→Second→Third→Fourth→TONE+MASTER→PI First→VOLUME→Second→TONE→PI << 2ch Ver >> |-Clean-|-------OD-------|------COMMON------|-----Power-----| VOLUME HOWL GLOW MASTER TREBLE MIDDLE BASS PRESENCE BOTTOM ● ● ● ● ● ● ● ● ● << 1ch Ver >> HOWL GLOW TREBLE MIDDLE BASS MASTER ● ● ● ● ● ● 11:02 2007/08/06 ●あー暑い。 おかげで制作意欲がわかない。 制作意欲がわかないのは爆音を出せないせいでもあるが。 16:01 2007/08/09 ●最近忙しい。忙しい?忙しいのか? そうでもなくないかね? とはいえ,忙しい。 何が忙しいんだろう。 ADCを作りたい。 マイクアンプ内蔵ADCがいいな。 肝はリミッターだろう。 絶対レベルをソフトクリップする回路と 聴感上の音量を一定に保つリミッターを内蔵すると。。。 聴感上の音量を一定に保つには 1k〜2kをブーストしたものを基準にリミッターをかける。 大振幅の低音をリミットも必要かも。 低音のリミッティング → 聴感リミット → 絶対レベルでのソフトクリップ ↑リリースの早いリミッタ ↑アタックの早いリミッタ 検出回路を3通り用意して抽出した制御信号でVGAをコントロールする。 そういう意味では掛け算器を使用するのがのぞましい。 ギルバート演算回路がベストかな? 原理はよく知らないけど。 ノイズ対策をしっかりしないと制御信号からノイズが入る。 絶対レベルのリミッタ回路を以外はLPFをしっかりかける。 ソフトクリップ回路は検出回路を近くに配置する。 ソフトクリップ回路だけ別にする。 16:02 2007/08/17 ●シャーシは奥沢でも何とかいけるかもしれない。 ただし,トランスの重さを考えると心もとない。 アルミアングルとアルミ板で作るのもよいかもしれない。 オーダーシャーシという手もあるがな・・・ 深めのシャーシにして側面も有効利用すればよい? なんといっても面積が足りない。 重量バランスを考えてトランスを配置したとして,電源のコンデンサーが一番場所を食う。 基本的に基板に乗せたものをシャーシ内に組み込む。 シャーシはテフロンにハトメ,配線は部品の足に直接半田付け。 部品をハトメに突っ込んで上から半田付けして裏返して配線を半田付けする。 グランドはアース母線を使用したいつもの感じ。 シャーシ内にノイズを引き込まないようにする。 抵抗は1/2W以上のものを使用。 プレート抵抗は1Wでもよいかも。 でも,もしかしたらカーボンコンプの1/4Wじゃないと出ない音があるかもしれない。 しかしやっぱダンブルはかっこいいなぁ。 ちょいとデザインにもこってみるかな〜 とはいえ木工には限界があるしね。 キャビをオーダーしてもよいが・・・ まだその段階じゃないよね。 やはり,Delxueを完成にもっていって,実装方法を確立するのが先だな。 Deluxeってそんなによいのかね〜 カールトンも使ってるって。 Dumbleはやっぱいかすね。 クールだね。本物っぽいってのがいいよね。 メカメカしさもあるし。 15:45 2007/08/22 ●2.2.2 絶縁体の抵抗 略 最良の絶縁体を選ぶ 絶縁材料の選定時には以下の物性値を考慮する: ・Volume resistivity「体積抵抗率」:材料を通じて直接流れる漏れ電流 ・Surface resistivity「表面抵抗率」:表面を通過する漏れ電流(表面の汚れが支配的) ・Water absorption「水分の吸収」:漏れ電流は絶縁体が吸収している水分量に依存する ・Piezoelectric or stored charge effects「圧電効果or電荷吸収効果」:機械的ストレスによって生じる電荷の不平衡(もしくは電流の流れや電圧シフト) ・Triboelectric effects「摩擦帯電効果」:材料を互いに擦り合わせた摩擦によって生じる電荷の不平衡 ・Dielectric absoption「誘電体吸収」:長時間で考えた絶縁体による電荷の吸収と放出の傾向 Teflon「テフロン」 テフロンは10e-14Aより多い電流の測定が必要なインピーダンスレベルにおいてもっとも満足できる絶縁体として広く使われています。 高い体積低効率を持ち,表面に水蒸気膜が容易に形成されることはありません。 絶縁特性は湿気中でも簡単に損なわれません。 テフロンは科学的に不活性であり,加工が簡単で,容易にきれいにする事ができます。 Teflon PTEEはテフロンの一種で電気機器に一般的に使用されています。 テフロンの一般的な欠点は,変形を受けた時に偽の電圧と電流が発生することにより内部に電荷が現れることです。 普通に注意していれば10e-13A以上において,この特性は深刻ではありません。 Polystyrene「ポリスチレン」 ポリスチレンはテフロンほど高価ではなく,テフロンが開発されれる以前は汎用的に使われる標準品でした。 加工が簡単ですが,内部的な細かいヒビが拡大することがあります。 この性質はクラックが表面に達しなければ絶縁体としての特性を弱めるものではありません。 体積低効率はテフロンに似ていますが,湿度が高くなると表面に水蒸気膜を形成してしまい表面抵抗が低下する傾向があります。 Kel-F Kel-Fは体積的,表面の性質はテフロンと同じ位に良好です。 加工も容易で細かいヒビも発生しません。 Polyethylene「ポリエチレン」 ポリエチレンはポリスチレンと似てすばらしい体積低効率と表面特性を持っています。 柔軟性があるので同軸ケーブルやトライアキシャルケーブルの絶縁材として使用されています。 表面の漏れ電流が比較的重要ではない電位計を使用した測定にこれらのケーブルは適しています。 しかしながらポリエチレンは比較的低温度で融けてしまうのでオーブンにいれる場合はテフロンを使用した方がよいでしょう。 Glass and Ceramics「ガラスとセラミック」 ガラスとセラミックは共に高い体積低効率を持っていますが,高い湿度での表面特性と,まれに圧電特性に劣ります。 ガラスやセラミックは,表面の耐久性が悪くなりますが,メタノールので表面を清浄にした上でパラフィンに漬けてしまうとよいです。 ガラスやセラミックの表面上では様々なシリコンワニスを焼き付けるか,乾燥させることができますが, この処理を行なった後では扱いかたによって簡単に絶縁が損なわれてしまいます。 ガラスとセラミックは加工が難しいですが鋳造は簡単です。 主に機械的特性が要求されるような場合に使用されます。 Sapphire「サファイア」 サファイアは最も優れた絶縁体です。 機械的ストレスを加えてもとても少ない電荷しか発生しません。 10e-18Aから10e-15Aの電流レンジが必要な測定によく使用されます。 サファイアの使用はコストと機械的加工の難しさによって制限されます。 Quartz「水晶」 水晶はサファイアに似た性質を持ちますが,圧電効果が大きことを考えなければならず電位計測に使用されることはまれです。 その他 事実上,他の絶縁体は電位計測には容認できないほど体積低効率低く,表面の性質も満足できるものではありません。 Vinyl,Nylon,Luciteはテフロン,ポリエステル,ポリスチレン,サファイア,水晶と比較すると著しく劣ります。 絶縁体は清浄に,,, どんなに高い抵抗のデバイスを使用しても間違った取り扱い方をすると絶縁品質を破壊してしまいます。 皮膚から発する油分と塩分は絶縁体の性能を劣化させ,絶縁体の表面に堆積した空気中の汚染物質は抵抗値を低下させます。 したがって,絶縁体の扱いは最小限にとどめるべきです。 手や表面を汚染する可能性があるいかなる物質も絶対に絶縁体に触れるべきではありません。 Material Volume R 1 2 3 4 -----------+---------+------------ Sapphire >1e+18 + + 0 + Teflon PTFE >1e+18 + - - + Polyethylene 1e+16 0 + 0 + Polystyrene >1e+16 0 0 - + Kel-F >1e+18 + 0 - 0 Ceramic 1e+14-15 - 0 + + Nylon 1e+13-14 - 0 - - GlassEpoxy 1e+13 - 0 - - PVC 5e+13 + 0 0 - 1:水分の吸収 2:圧電効果 3:摩擦帯電 4:誘電体吸収 +:よい 0:普通 -:悪い 1e8 1e9 1e10 1e11 1e12 1e13 1e14 1e15 1e16 1e17 1e18 ----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+ ___________________ | FR4 Epoxy Board | __________________ ________________________ | Paper | | Teflon | ________________________ |PVC ナイロン セラミック | ______________ | サファイア | __________________________________ | ポリスチレン ポリエチレン | ----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+ 1e8 1e9 1e10 1e11 1e12 1e13 1e14 1e15 1e16 1e17 1e18 以上,Keithleyという測定器メーカの"Low Level Mesurements Handbook"より勝手に和訳 テフロンで行きますかね。 テフロンは圧電効果みたいなものがあるらしいけど。 それよりも高電圧部分を分離するだけでいいと思うよ。 そもそもコンセプトは自分の弾きたい音。 アンプの回路構成や歴史的経緯ではなく,とにかく自分が弾きたくなる音。 だからポストEQでいいし,ブースター的な機能もほしい。 マーシャルっぽいとかフェンダーっぽいとかダンブルっぽいとかは関係ない。 とにかく自分が弾きたくなる音であり,かつ,使い勝手がよいこと。 気持ちよく弾くだけならモデリングアンプでも十分だし,高品質なアンプは巷にあふれている。 残念ながら手作りをする意味はあまりなくなってしまった。 よいアンプがほしければ50万も出せば買えるのだ。。。 だったら徹底して自分のほしいものにこだわるしかない。 原点に戻ろう。作りたいアンプを作った頃に戻ろう。 14:43 2007/08/30 ●ポストイコライザーだが,プリイコライザーに特殊はトーンコントロールを設ける。 クリーンチャンネルとの共存がとてもややこしい。 そして実装面積がとても厳しい。 電源部をどう仕上げるか? 電解コンデンサーレスがよかったが,フィルムコンはでかい。。。 ブロックケミコン一本は仕方ないかもしれない。 47uF+47uFを一本導入すれば面積的に相当助かる。 あとはOPTの真下をどう生かすか。 OPTの交換をにらんでできるだけスペースを空けておくべきか? まあ,でもそれは考えなくてもよいでしょう。 めいっぱい基板を用意しよう!!! ・電源(ベーク) ・バイアス(穴あき) ・リレー(穴あき) ・信号部(ローズウッドがよいな) ->高電圧部にはタイトポストを立てて絶縁を確保 あまりに絶縁抵抗が高いと表面の静電気の影響や,湿気による表面の状態変化が気になる。 テフロンなどは表面に帯電した電荷がなかなか抜けないらしい。 バックエレクトリックコンデンサーマイクの原理でノイズの発生源になるかもしれない。 そこでそこそこの絶縁抵抗をもつと考えられるローズウッドのような木製の基板を考える。 しかし,高電圧部分だけは漏れ電流の原因となるのでタイトポストを立てて絶縁を確保する。 リレー基板を配置する場所がない。 今の回路構成だとリレーの通過回数が多い。 PhotoMOSリレーも考えたが音響機器での採用実績に乏しい。 もっと小型のリレーを探すか? プリアンプの製作でリレーのグランドを落し忘れた多大なノイズが出た。 つまり,リレーコイルから接点へのクロストークは案外大きいという事がわかっている。 静電シールドや磁気シールドが施されたリレーは望めない。 というか,そういう意味では磁界を発生させるコイルが回路中に存在するのは気になるではないか。 PhotoCDSを使うという手も残されている。カドミウムを含むが。 手持ちの浜フォト製はオプティカルコンプに使うつもりで買ったのでもったいない,ギャレットでVactecを買うか。。。 ラッチングリレーでもよいが動作の安定性に欠ける可能性もある。 使いこなしが難しい。 小型で消費電力の少ないリレーの方が回路に与える影響は少なそうだ。 数100kを超えるインピーダンスを持つ信号の切り替えにはリレーはあまりよくないのかもしれない。 現状切り替えが必要なのは4箇所。 大分先は見えてきたな。。。 : :