18:48 2016/01/06 ●LOGが13段目となった。 自身の音楽遍歴を「今」感じるようにメモしておく気になった。 チャイコフスキーのくるみ割り人形を聞きながら書くわけだが,そもそもクラッシクは嫌いだった。 音楽的に恵まれていなかったばかりかむしろ,狭い公団住宅にアップライトのピアノがあるような環境で育った。 それほど悪い環境ではなかったのではないかと思う。 推測になってしまうのは音楽に対する自覚がなかったからだろう。 小学生の頃の音楽時間といえば苦痛でしかなかった。 確かに,リコーダーくらいは人並みに吹けただろう。それは姉がいるおかげだろうか。 歌も好きじゃないし,楽器演奏もいまいち。トライアングルをチーンとやりたかった記憶しかない。 10歳で引っ越したところ,やがてなにやら大きなスピーカが自宅にやってきた。 公団から公団へ横滑りなので大きな家とは言えない。 それでもJBLの音をいやおうなしに聞かされることになる。 いま思い出すとジャズとグールドが多かったように思う。 記憶にはあいまいだが,ここ2年ほど自分のオーディオ環境が充実するにつれて音楽を聴くほどに幼い記憶がよみがえるのだ。 この音楽は聞いたことがある。耳になじんでいたという記憶が思い出される。 大体において11歳でブルーハーツにはまり,バンドブームの後塵を踏むことになるわけだ。 当時のJ-POPも聞くだけは色々聞いた。カセットテープだが。 中学に上がりエレキギターを弾き始めるとなぜかジミヘンにはまった。 そして高校生で初めて買ったCDはチェスのオムニバスで,ストーンズがカバーした曲を集めたCDだった。 ビートルズとクラプトンが嫌いで,ジミーページにも興味はなし,自分の音楽はレインボー手前までといきがっていた。 ジミヘンとブルースばかり聞いていた。そしてヘビメタは最も嫌っていた。 それが大学に入るとなぜかミスチルのコピーバンドを始めることになる。 ここで大転換と言いたいところだが,そんなことはなく。 コピーバンドを色々と経験していく中で,パワートリオに対する熱意は冷めず,大学三年で2ステージだけバンマスを務める。 ジミヘンバンドといいつつなぜか1曲目はグランドファンクのアメリカンバンド。 それが2000年ごろか。チャーがグランドファンクをコピーしていた時代から20年以上も時代に遅れて生きていることになるんだろうか。 結局ギターを弾くのは好きだけどそれ以上でもそれ以下でもなく。 音楽の優先順位は決して高くなかったわけだ。 まあ練習しないわけだから苦労もした。耳コピもできないし,走る,突っ込むはひどかった。 その後,社会人になってからヘルプを依頼され,全くこなせなかったという本格的な挫折を味わった。 全曲耳コピでテキトーに宜しく的なオールディーズ中心のバンドだったが,社会人の忙しさもあり,まったく対応できなかった。 当初ギターとPAを任されていたが,PAだけやって終わった。 そのころは懐の余裕が見えてきたので古今東西名盤ツアーを開始した。 渋谷のタワレコで名盤と言われるCDをジャズ,ロック,ブルース,ソウル問わずに漁っていくというもの。 タワレコのポイントカードをいい感じで消費していた。 そこで気づいたのが,民族音楽やアコースティック楽器への興味。 ジミヘンからジェフ・ベック一辺倒だった嗜好が変わり,ライ・クーダをなんとなく集めてみたり。 ガムランやシタールまで手を伸ばして終わりを見た。 その後やっと80年代がやってきた。TOTOを何枚か聞いた。 そこからは自作ギターアンプのためにフュージョン系に足を延ばし, ラリーカールトン,ロベンフォードを聞きつつ,フォー・プレイのようなアダルトな方向性も入ってくるようになる。 そこらへんで子供が生まれたこともあり,全くCDを買わない生活が5年程続いた。 その方向性を変えたのがまさに今わたしの正面でなっているスピーカー達だ。 名盤ツアーの際に手にしていたグールドのソナタが生き返り,胎教のためのクラッシクに血が通ったわけだ。 そこで,ピアノとオケを皮切りに中古CD漁りを始める。 嫁と唯一見に行ったバレエ,チャイコのくるみ割り人形を買い,ソフトバンクだということを知った。 展覧会の絵,惑星など少しでも聞いたことのあるクラシックは手にしてみた。 グールドのピアノも何枚か手に入れた。 そして幼少期の記憶がよみがえってきたわけだ。 ピアノの演奏の裏で誰かうなるように歌っている。何だこの音楽は・・・という記憶。 今日はリヒターのチェンバロの派手さにノックアウトされた。 これはロックでしょう。これが様式美なのかな。 泥臭くて哀愁漂う,ロックつまり反逆精神,カウンターカルチャー的な音楽。 クラッシクでもなんでもその時代の背景,文化,その音楽を聴いていた人達が何を思ったのか。 自分の心の底にはブルースがあるのは間違いない。いまでもマディの歌が一番心に響く。 それはブルーハーツ語録のいちページ,甲本ヒロトのへたくそな絵が描いてあった。 マディのベストとモジョハンド,その2枚とともに墓場に向かおうと思う。 さあ,クロスロードはどっちだ? 19:00 2016/01/19 ●さて15分時間ができた。いや,10分だな。 星新一の単行本を通勤の友として1冊よんだ。 学生時代に「未来イソップ」を何回か読んだ記憶がある。 今回もそれなりに楽しんだ。 宇宙人,強盗,美人,酔っ払い。このあたりが定番なんだろうか。 Wikiを調べてみるとなかなか面白かった。 そもそも時代の先取り感が半端ない。 個人的にはこの20年の進歩には懐疑的で,今後20年たっても大して生活に変化はないだろうと思っている。 実際に携帯は持っているいるし,インターネットも便利に使っている。 しかし,SNSは全く使っていないし不便も感じない。 もちろん「携帯」というぐらいだからガラケーだ。 かといって50代のおっさんではなく30代の中年予備軍だというのが自慢だ。 だからどうした。 未来に絶大な希望を持つのはいい。まあいい。 そうそう,子供の頃よんでいた図鑑には必ず未来の自動車,未来の飛行機,未来の船,未来の鉄道が載っていた。 いま,実現されたものはあるだろうか? 自動運転がやっと実現されつつある。その程度だ。 ネット化は確かに時代を次のフェーズに進めるだけの原動力があるかもしれない。 しかし,産業革命や戦後日本の高度成長のような急激な変化は感じない。 それは流れの中にいるからそのように感じるのかもしれない。 いや,それだけではないだろう。 図鑑で思い出すのはもうひとつ。 自動車の図鑑には戦車,船の図鑑には戦艦,飛行機の図鑑には戦闘機が載っていた。 20世紀は戦争の時代。戦後の子供の読み物にも冷戦の影響が見られたということか。 21世紀は何の時代だ?子供の図鑑を見ても何も感じない。 宇宙?月に行ったのはいつだ? インターネット?子供には関係ない。 ビジネスの時代?日本はとりのこされてる? 情報の時代?口コミ? 時間切れ。 15:55 2016/02/03 ●昔の録音を聞いていた。 プリアンプとかデラックスとか。 1MBの容量制限でWEBにアップできていなかったファイルを1MBに編集してUPした。 128Kbpsだと1分03秒で丁度1MB弱になるようだ。 あんまり変わらないねぇ。10年たってるはずだけど。 そうか,自作を始めたのは98年夏。そろそろ20年たつわけだ(汗) まだまだ作りたいものはあるけど。 アウトプットが欲しいな〜 10:19 2016/02/12 ●恥ずかしながらデジタルマイクロフォンという存在を知らなかった。 携帯に使われるシリコンマイクのことではない。 ノイマンブランドが代表的なようだが,音楽を収録するためのラージダイアフラム・コンデンサマイクをデジタル出力にしている。 USBマイクなんてのがあるのは知っている。 が,ダイナミックレンジ130dBを実現するデジタルマイクがあるとは知らなかった。 冷静に考えてみると0dBFsがSPLで120dBとすると-10dBまで感度があるマイクならばDレンジ130dBを謳える。 平均収録レベルが120dBということはなくもっと低い音圧だと考えると実用のSN比は80dB程度になるだろうか。 とすると通常のマイクに比べて絶対的にノイズが少ないわけではない。 対数圧縮もしているようだし,AD自体も130dBのSNを持っているわけではない。 ノイマンの技術は既存のマイクカプセルを対数圧縮してADし,DSPで伸長するという点にありそうだ。 他の方向性として携帯用のシリコンマイクのAD変換ではマイクの容量を直接スイッチトキャパシタでADするという方向性もある。 これは携帯用のシリコンマイクで実用化されているようだ。 どちらも方向性としては面白いがぜひとも二つを融合させたい。 コンデンサーマイクの原理の呪縛から逃れられないとしても,電子をひとつひとつ数えるくらいの分解能を実現できたら また違う世界が開けてくる気がする。 実際に電子をカウントすることは可能だろうし,量子化ノイズがショットノイズと等価になるとマイクどころの騒ぎではなくなる。 コンデンサーマイクの呪縛から逃れて空気の振動を直接デジタル信号にできる技術があっても面白い。 空気の振動を突き詰めていけばコロイドのブラウン運動のように原子の揺らぎに到達するだろう。 つまり気体の原子の運動をミクロに捉えることこそマイクロフォンの究極の使命であると言える。 多くの原子の動きを平均化することでランダムなノイズは打ち消し合う。 ラージダイアフラムのマイクの方がSNがよいのはカプセル容量と初段のFETの関係だけでなくこのような事情もあるかもしれない。 定量的な計算ができるほど物理学に詳しくないので妄想の域を出ないけど。 120dBというダイナミックレンジはやはり,何を考えるにも限界に近い。 レーザー光ですら120dBのSNを維持するのは難しい。 重力波が検出されたとするが一体どれほどのダイナミックレンジが必要なのだろう・・・ ランダムノイズと平均化のマジックをひたすら大規模に実施していくのか。 検出器を絶対0℃まで冷却して熱雑音を減らすのか。 光学フィルタを駆使してレーザー光のコヒーレンシーを高めていくのか。 何でもアリなんだろうな・・・全部入り。 人間の感覚で重力波を捉えられるのか。 可視光の強弱,可聴域の圧力変化,空気中や水分中の高分子の組成,五感は生命維持活動に直結する能力は高い。 例えば月の満ち欠けで潮位は変化するが,人間は重力加速度の違いを知覚できるのか? 磁力や電磁波を感じ取れるのか? 量子力学的な感覚が人間にもあるか?あるらしい。テレパシーみたいなものか? 脳が持っている処理能力を考えると知覚できてもおかしくはない。 ニュータイプか?フォースか? 19:33 2016/02/15 ●長男は威風堂々とカノンが好き。 次男はぞうさんがすきだったけど,最近は花のワルツと木星が好き。 とーちゃんはバロックが好き。 リヒターのチェンバロを爆音で聞いて悦に入る。 クラシックも面白くてよい。 というメモ。 10:28 2016/02/25 ●昨晩アンプの測定をやり直したのだが,測定用のラインケーブルの引き回しでハムの飛び込み具合が変わる。 それに,ATT BOXのGND配線を変えたらクロストークが悪化していた。 こんなことで測定データがころころ変わるなんて。 アンプメーカーのカタログ値がどれだけ当てにならないか。 チャンピオンデータを記載したところで実際の状態ではそんなに性能は出ない。 だから電源ケーブルやラインケーブル,オーディオラックなんかで変化が出るのかもしれない。 ハイレゾになってバランス接続が当たり前のように普及してきたのはこんなところに原因があるのかもしれない。 22:20 2016/03/04 ●PCM1704 DACのVCXOの周波数を測定した。 いままで測定しなかった理由はよくわからない。 測定器がなかったからというのもひとつだが,安価な測定器を持っているのを思い出し,測定してみた。 測定精度は6桁なのでそれほど良いわけではない。 事前に会社の測定器で簡易的に校正を試みたが内蔵のTCXOは周波数できないように固定されていた。 それでも10MHzを入れると10,000.0kHzと表示されるのでまあ良しとしよう。 パイオニアのDVDプレーヤのSPDIFをDAIFで復調すると以下の周波数だった。 44.1kHz(CD) は本来44.1kHz×256 = 11.2896MHzのところ11.2894MHzだった。 48.0kHz(DVD)は本来48.0kHz×256 = 12.2880MHzのところ12.2878MHzだった。 VCXOの可変範囲を初めて測定した。。。10年目にして初めてだ。 いやしかし,交換前のVCXOは測定せずに終わった・・・ 441系は 最低 -> 最大 11.2890 -> 11.2905 -53ppm -> +80ppm 低いほうに弱いことが事前にわかっていたので,可変容量ダイオードをパラった。 結果はこんな感じ。 最低 -> 最大 11.2885 -> 11.2902 -97ppm -> +53ppm 48系はそのままでこんな感じ。 最低 -> 最大 12.2871 -> 12.2885 -73ppm -> +41ppm たしか±100ppmくらいずれていても文句は言えなかったと思う。 地デジや衛星放送などのMPEG系は27MHzを基本しているが,VCXOを使っているらしい。 電波が空中を飛んでくると周波数が揺らぐのだろう。 地デジは「?」だが,衛生放送ならば非常に納得できる。 ということで可変範囲は狭いのでとんでもない機器を使うとロックできない。 日本製のAV製品ならば大丈夫だろう。 100円ショップで買った時計は水晶の負荷容量がケチられていて,月に数分のずれが発生していた。 適当な負荷容量をぶら下げてやると月に数秒の精度になった。 水晶ってすごい。 ということで安堵感広がった・・・音場感は広がったかな〜 14:41 2016/03/28 ●民生用のSPDIF規格では±1000ppmの周波数変動に追従しなければならない。 これは水晶では無理だ。 かつてはリチウムタンタレート(LiTaO3)を使ったVCOが使われた時期もあった。 富士通の製品だ。 たしか,水晶とVCOを切り替えられるDACも製品化されていた。 と,偶然手元にM2DA-22M579-D100とM2DA-24M576-D100があるのに気付いた。 あと,よく探すとM2SC-12M288-D300がみつかった。このような現象を役得という。 いまさら使い道は無いけど・・・ 骨董品として所持するのも悪くない。 ---------------- さてHPの開設が99年だろうか。ああ確かにその位か。 堕落と妥協に甘えて10%くらいのやる気で17年くらいたったということ。 ダイアルアップの時代だった。 いまじゃ,スマホを持たないオヤジは完全に時代遅れ。 そろそろシフトアップしなきゃいかん,かもしれん。 整理するってことを知らず。 片付けられないままに忘れられていく記憶。部品。そして感情までも。 何か面白いことを必要としている。 それはもっと広く,もっと高く,もっと遠く。 いや,このままで。ずっとこのまま,この椅子に座っていれば・・・ 「堕落者の生態学」に縛られているわけではないはず。 これを捨てるという選択肢もあるだろうに。なのになにか釈然としない。 ああ,これが「おいて行かれてる感」か。 若い時には感じなかったな。 先頭切って走るのは苦手だからいつも誰かの足跡を追っている。 引っ張られるままに,流されてきた。 牽引力がなくなった時,糸の切れた凧のように。。。いや凧ではない。 そんなにヒラヒラしてないし,空は飛んでない。地に足がついているわけでもない。 やっぱり水中に潜行しているのか。 いつでも潜るのが好きだから。 シーラカンスのようにひっそりと深海で生き延びていく。人知らず滅びていく。 井の中の蛙は大海を知らず。 知らなくてもよい海もある。 井の中は案外良い居場所なんだから。 沈む船からネズミたちは逃げていく。 そう「おいて行かれてる感」。 デッキの手すりに必死につかまりながら深い海に戻っていく。 天を仰いだ魚たちは深海に帰っていく。 例えば,こんな夢を見たことがある。 電車に乗り遅れる夢。 間違った電車に乗ってしまった夢。 電車から降りられない夢。 夢の中では見知っている路線,街並み,川。 朝起きると全く雲散霧消。 通ってきた道,目的地までの道。知っているはずだろう? 知らないのかい?どこから来て,どこへ行くのか。 クロスロードはどっちだ? ロング&ワインディングロードを聞きながら,ありがとうポール。 13:55 2016/03/30 ●水晶振動子の機械的振動の影響についていつも考えているのだが記したことが無かったかもしれない。 例えば,オーディオラックで音が変わる。 という現象を考える時にアコースティックノイズの影響と一言でいえば済むのだが, 本来,電気信号と機械振動はカップリングしないはずで(感覚的な解釈なら) 機器の振動状態が変化したところで出音に変化はないはずだ。 もちろん,マイクやスピーカーの原理から考えるに, ケーブルの振動,基板の振動によって電気的なノイズが発生することはある。 特に微小な信号を扱う部分や,ハイインピーダンスな配線は影響が大きい。 デジタルオーディオは信号も大きいし,インピーダンスも低い。 振動の影響は大きくないと思われる。 ここで指摘したいこと。見過ごされていること。 それは水晶振動子の機械的振動の影響だ。 おそらくロケットの打ち上げなど大きな振動が加わる場合は大きな影響が出るだろう。 英語の論文を見つけることができた。加振器に水晶発振回路を搭載して振動の影響を調べている。 水晶は水晶がもつ圧電効果を利用している。 振動が電気信号に変換されるのは当然と言える。 つまり,基板に半田付けされている水晶振動子に振動が加わった場合,発振周波数が変調される可能性がある。 基板は筐体にネジ止めされているわけだから,当然外部からの振動の影響を受ける。 つまり,CDプレーヤーはDACなど,水晶発振器を内蔵する装置の振動状態が変化すると音に変化が出る可能性がある。 原理的に特に高音域のノイズとなって表れるはずだ。 したがって,水晶発振器は機械的に振動をアイソレーションする必要がある。 経験的に知っている人もいるかもしれない。 自分で実践しているかというと・・・ DACは電源が別筐体なのでトランスの振動によるハムの影響は少ないだろう。 音声側筐体は箱ごとソルボセインに乗せている。 水晶発振回路は別基板になっているが,主基板に錫メッキ線で半田付けしているので 基板の固有振動の影響は完全に取り除けていないだろう。といったところ。 最近,位相ノイズを定量的に測ろうとしているのだが,モチベーション不足で停滞。 昔のLOGを読んだけど文章量すごいね。今はそんな気力ない。 うちに帰れば3♂・6♂の相手しないといけないから。 21:27 2016/05/02 ●久しぶりに秋葉原を訪れた。いつぶりだろうか。 大変ショックな出来後ことが起きた。 なんとジャンク屋の鈴商がなくなって「秋葉原神社」とやらになっていた。 周辺の大きなビルが取り壊され,すっかりと様変わりしていた。 秋月電子,千石電商,鈴商は必ず巡礼していただけに何か気が抜けた。 もはや秋葉原に来ることはないとうのが正直な第一印象。 日米はまだやっていたので無駄にツエナーを100本買って1000円使ってみた。 モノづくり産業はやがて伝統工芸産業となり果てるのではないか。 そんな危機感を持った。 確かに老舗が抜けた跡地には,DIY系というか,ベンチャー系というかロボット作りましょう的な店舗が多くなってきているが。 いや違う。 そんなもんはリアルにタムロってやるもんじゃなくて,秋葉原に買い出しに行って自分ひとり自宅にこもって行うもんだ。 もはや物質文明に興味がない子供たち。原理とか仕組みとかに興味がない子供たち。 技術とか手を動かすとかそういう次元じゃなくて,モノに価値を見出さない。 コンテンツとか体験とか,リアルな何かとか,バーチャルな何かとか,そういうぼんやりしたワイワイした感情にしか興奮しない子供たち。 たとえ蓄音機の音を聞いたとしても音が鳴ってるね。ふーん。で,そういうもんなんだね。的な。 MJの読者欄をみればわかる。平均年齢はいくつだ。最年少はいくつだ。 だいたい70代が中心でたまに40代半ばが見える。 トラ技すらいつ廃刊になることやら。 ネジという絵本が最近あったが,ネジに着目してネジはいろんなところで使われている。 ねじ込んで固定するみたいな。内容で,ふーん。そういうもんなんだね。的な。 なんでそこに興奮や興味のアンテナが立たないのだろう。 たぶんそういうことじゃないんだ。今一番将来の先頭を切っているのは間違いなく子供たち。 そう,自分の子供たち。確かにロボットとか機械に興味はあるみたい。 でもゲーム欲しいとかガンプラ作って闘わせたいとか。なんか違う。 絵を描いてる?工作してる?土いじりしてる?砂遊びしてる? 昨日,公園で羽アリ,女王アリ,兵隊アリ,働きアリの家族に出会った。 子供たちは興味を持ったようで興味がないようで・・・ 自分が子供の頃は一日中アリと遊んで,毎年アリさん達と年相応の遊びをして・・・ 幼稚園の頃は踏みつぶし,巣をほじくり,小学生低学年では巣を作らせたり。 高学年になると爆竹やケムリ玉を巣に突っ込んだりして。 アリ地獄にアリを落とすというスタンダードな遊びはどこに行ったんだろう。 現代社会では炎上しかねないような遊びを沢山経験して大きくなった大人たち。 今育っている小中学生,高校生,大学生。将来を担う。子供たち。 時代が変わりつつある。 80年代までの部品たちが枯渇してきた。 一巡したということだろうか。欲しい人は手に入れてしまい,市場には上澄みが流れているに過ぎない。 インターネットが普及しだした2000年代,自分もネットで情報を仕入れてよい部品を探しそれなりに手に入れてきたと思う。 方法論などを学び,それなりに還元できるように努力してきた。?してないか。堕落者だから。 しかし,80年代以前の部品なんて誰が欲しがるんだ? ハイレゾというパンドラを開けてしまったのがすべての間違いだったのかもしれない。 大手メーカが躊躇していたのはこの現象だったのかもしれない。 圧倒的にSNが足りないアンプたち,個性豊かなスピーカー達。 そんな旧来世界の遺物にすがっていては何も得られない。 ポタアン,イヤホン,アニソンに象徴される現在のオーディオの潮流はもう止められない。 15インチだなんだなんていうスピーカーをリビングに鎮座させて大音量で楽しむ時代ではない。 音楽はすでに聞き流されるBGM以下の存在になってしまっている。 音楽を聞くことに価値があるのではない。CDを買うことに価値があるのではない。 音楽を良い音で聞くことに価値があるのではない。 音楽を再生する装置を通じて何をえらるのかどんな経験ができるのか。 例えば,自作アンプや基板を作ってよい音を聞くのではなく,コミケで頒布するのが目的だったりする。 良い音は目的ではなく,手段となった。良い音を使ってどんな経験を得るのか。 オーディオだけではない。ギターでもしかり。PRSが廉価路線に舵を切ったころからすでにおかしくなっていた。 エフェクターも中国生産が中心になり,たけのこのようにガレージメーカーが現れ様々なモノを世に出している。 それは絶対的なトーンの追求ではなく,ファッション的,ノウハウ的,ネタ的な使いこなしに過ぎない。 良い音を得るためにはそれなりの投資が必要なわけだ。 自動車ではマセラッティの記事を読んだ。100万台単位の大量生産を行うことで高品質なスポーツカーを比較的安価に供給できると。 それでは家内手工業的な工業製品,イタリア製品のロマンはどこに行ってしまうのだろう。 希少価値がすべてではない。絶対的クオリティ,トヨタにや日産には作れないクルマをフェラーリやランボルギ−ニは作ってきたのではないか。 それとも絶対的なクオリティは単なる神話かロマンで実際のところはスバルにでも乗ればよいというのか。 物質文明は終焉を迎える。 真空管アンプは職人技的な伝統工芸になる。 ハイレゾ製品はICを組み合わせるだけのかつてのパソコン産業のような状況になっていく。 DACやADCだけではない。 10年前にVCXO DACを作っていたとき,水晶のクロックが最高と理解し,位相雑音をいかに下げるに腐心していた人達は一握りだった。 それが今では低ノイズの発振回路がIC化され誰でも手に入れることができる。 パワーアンプのSNについてもしかりだ。 どれだけDACが頑張ってもノイズが多いボリュームがあるだけでハイレゾにはなれない。 真空管アンプは残念ながらハイレゾ化が困難だ。 誰が気づいているのだろう。真空管アンプを使う限りハイレゾは無意味だということに。 だからこそ不要だと思っていてCDを買いあさる人がいるのだろう。 アンプを自作する者にとって世界一の性能は無理でも世界一の音は常に実現可能だった。 たとえ,雑誌記事のデッドコピーだったとしても。 しかし,現在では世界一に意味はない。2番では何が悪いのかという議論になる。2番でも十分。 世界一かどうかという価値を通り越して,2番だろうが何だろうが手持ちのハードウエアを使ってどんなスペシャルな体験をするのかが重要な時代だ。 ああ,そうだせっかくプリアンプをいじった。 物質文明が滅びゆく。モノ作りはいかにモノを作らずに収益を上げるかが重要になっていく。 メーカーという業態はなくなる。 ハードウエアにかかわりたいのであれば,モノを作るのではなく,モノを通じでどのように収益を上げるのかが重要となる。 今までなら,何台作っていくらで売ればどれで稼げるかを考えた。 これから,1台の手作りプリアンプでどれだけ稼ぐことができるか?それを考える。 18:57 2016/05/13 ●プリアンプの改造にはまってる。 どんどん良くなる。オレンジドロップの秘密も知ってしまったし。 試行錯誤は続く。思考実験も。 22:38 2016/06/23 ●プロジェクト進行中。 14:23 2016/07/13 ●https://ja.wikipedia.org/より引用 「典型的なパンクの視点としては、反権威主義、DIY主義、不服従、直接行動、反産業ロックなどが含まれる。」 DIY主義ってのはパンクなのか〜(笑) 10:23 2016/07/18 ●エアコンからのノイズが減らない・・・ コモンモードコイルを入れてみたりしたが減らない。 Yコンが最も効果的だが,感電する危険があるので使わないほうがよさそうだ。 ギターアンプはなかなか悩ましい。トラディショナルなピックアップはノイズに弱い・・・ 20:44 2016/08/03 ●guitar_amp_safetyを公開することにした。 10年は寝かせてないけど5年以上は寝かせた記事だな。 結局自分で実験したわけではないので,説得力が無い。 根拠のない嘘をついているつもりはないけど,惑わされる可能性はある。 なによりも間違っているかもしれないし,危険なことを主張しているかもしれない。 まあでも賛否両論あっていいし,気にする必要もない。 危険だろうがなんだろうが作りたいものは作りたい。 そんなこころがないと自作アンプはできてこない。 ま,どうせやる気ないから誰からも相手にされないし。 え?誰と話してるの? 誰に向かってこれ書いてるの? しらねー 未来の自分かな。 だってLOGだもん。 今日は何食ったとかそういうのでもいいんでしょ。LOGなんだから。 15:34 2016/09/09 ●Isolationアンプに凝っている。メモしておこう。 ・Avago :HCNR200 ・Vishay :IL300 ・IXYSIC :LOC110 こんなものを使う。 これらの石はICというには申し訳ない。 LEDがひとつ,PDが二つ入っているにすぎない。 かなり昔から生き残っているのだろう。 これらを使うと絶縁しつつ信号を伝えることができる。 コモンモードノイズを極限まで減らすためにはどうすればよいのか? その結論が絶縁アンプだった。 音声帯域にのってくるコモンモードノイズをなくすためには最終的には完全に絶縁するしかない。 トランスという便利な部品もあるのだが,浮遊容量がある限りノイズは漏れてしまう。 浮遊容量を極限まで減らすことによってコモンモードノイズを遮断すればよい。 例えば,前述のオプトカプラの類ならば結合容量は1pF以下が期待できる。 ワイアレスシステムも絶縁に優れる・・・ FM変調して飛ばしてやるとか? 最近ならばBlutoothだろう。 アイソレーションアンプも各種あって,刄ー変調を応用したものもある。消費電力が少なくて魅力的。 それならADしちゃえよって思うけど。 ところで,大きな盲点があるのだが,コモンモードの結合経路はなにも信号経路だけではない。 電源がとても重要な,むしろ電源の方が重要な結合経路になる。 電源は電力をある程度伝える必要があるので結合容量を下げるのが難しい。 電池を使うと非常に簡単に実現できる。 例えば,レコードのフォノイコライザーはバッテリー駆動の製品がある。 ギターだってアクティブピックアップは電池駆動だ。 だが電池はやがて消耗し使えなくなる。 電池切れにおびえて音楽鑑賞したり,演奏したりするのは心苦しい。 電気的な絶縁を実現しつつ電力を伝送する方法はいくつかある。 光給電が一つの回答であると思う。 実現可能だが,デバイスが限られている。 日曜大工的にはソーラーパネルとLEDアレイを組み合わせるのが一番簡単だろう。 問題は効率の悪さどう頑張っても10%以下になるだろう。 オプトカプラのLEDを駆動するには50mAは流せる電源を用意したい。 5V-50mAだとすると250mWだが,送電側は10倍の2.5W以上の電力が必要になるだろう。 無駄が多い・・・ そこで,今回は絶縁性に優れた電源モジュールを使ってみる。 絶縁耐圧の高い,DC-DCコンバータは1次:2次間の結合容量が少ない。 今手元にあるモジュールが3pF,もっと小さいものもある。 これではどうか・・・ 今手元にあるモジュールは60kHzでスイッチングしている。 ノイズを落としやすい。 ただ・・・コモンモードノイズを遮断するためにコモンモードノイズを出すスイッチング電源を使うという矛盾がどうも解せない。 もっとスマートな解決方法があるように思う・・・どこかに・・・ 大分頭をひねってきたがまずは実践。もう一歩。 あ,重要なこと。それは回路が発するノイズのこと。 刄ーやADでも量子化ノイズは気になる。 オプトカプラは抵抗の熱雑音が支配的になると考えている。 とにかく,ノイズとおさらばしたいのさ。 DCDCの一時側のノイズが結構ひどい。 PSRRを通じて出力に漏れこんでくる。 出力段側の電源もDCDC通しちゃう??ありかも。 ボルテージインバーターもいらなくなるし。 インバータも少し怪しい,電流が不安定・・・低周波の変動が大きい。 インバータの消費電力がへん?それともパスコンが足らなくて不安定か・・・ 大体できたので効果を確認しよう。 通過帯域は500kHz位ある。 今のところ電源からのノイズが少し見えるが気にならないレベルと思う。 これでコモンモードノイズが劇的にとれればうれしい・・・ ところで,最大で1.7V0-pしか通らないけど,大丈夫だろうか? これも確認しなくちゃ。 10:51 2016/09/10 ●絶縁アンプつかってもノイズきえねーの。 ちょっとショック。 しかし,人間が触れるとノイズが減るのはなぜだろう。 抵抗値は数MΩあるけど,容量性の何かがあるのか? 最近はやりの仮想グランドも関係あるのか? ボルテージインバータが熱い。。。壊したかな。。。 0:21 2016/12/03 ●意外な事実に出会ったのでめも。 ギターのシールドケーブルのプラグをテストをしていた。 ギターアンプに突っ込んでプラグのあちこちを叩くというテストだ。 そうすると,やたらと音が響くプラグがある。 見た目は全く差がないが,明らかに大きな音がするし,表面を撫でただけでアンプからザラザラと音がする。 1時間以上悩んで得た結論。 そのプラグはTIP部分が緩い。手で動かせる状態だった。 つまり,GNDの中心にTIPの金具を通しているが,そこが緩いので無駄に振動してそれが音になっているということ。 もし,キチキチにはまっていればそれほど響かないだろう。 同じメーカーのプラグでも明らかに差があった。 そもそも,MOGAMIの3368を違うメーカーのプラグで2種類試したところ明らかにHKMのプラグの方が好みの音だった。 いや,別にスイッチクラフトが悪いわけではない。 ちなみにプラグ部分の振動を利用して音作りする特許はすでにHSWさんが取得済みであることを断っておく。 エレキギターはハイインピーダンスなので色々な現象が起きる。 振動によって音が出るというのもコンデンサーマイクの原理と同じだ。 つまり,配線材や,プラグ,その他金属パーツの響きがスパイスとしてトーンに加わってくる。 ギターアンプのトーンコントロールは料理でいうところの砂糖や塩,酢,油みたいなもので入れれば入れただけ変化がある。 そして,適量とバランスというものがある。そして,存在しない音を作り出すことはできない。 歪ませれば倍音は出てくるけど,それは焼き具合や火の通し具合に相当する。 それに対して加わってくるのが香りというスパイス。 ないものを付け加える。それが,配線材固有の響きだったり,プラグの音だったりするのではないかと思う。 例えば,エフェクターの箱の素材で音が変わる。大きさで音が変わる。 それもハイインピーダンス回路ならではの現象で,本来は存在しない音を付け足す,つまり香りを付け足すスパイスなんだと思う。 スパイスの配合やバランスが日本風のカレーになるか,インドカレーになるか,タイカレーになるかを決めるわけだ。 そう考えていくと,日本風カレーはローランドのジャズコーラスなんだと思う。ああ意味不明。 じゃあ,フェンダーはハンバーガーか?ステーキか? マーシャルはフィッシュアンドチップスか?となっていくが,もはやカオス。 つまり,無酸素銅はしっとり,ビンテージエナメル線はギラギラ,塩ビ被覆はもっさりとかそういう傾向もハイインピーダンスならではということになる。 プラグでトーンが変わってたまるか!抵抗値で考えたら微々たるもんだ,音圧は変わらない。というのは真理。 だが,プラグの素材,工作精度,絶縁材にどんな樹脂を使うか,そんなことで違った音が加わってくる。 なんといっても,ギターは振動してるんです。ジャックにブスっとプラグを挿してるからもちろんプラグも振動するんです。 そう,そういう意味ではジャックにも固有の音があるはずで,スイッチクラフトは固め,クリフのナイロンジャックは柔らかめの音だろう。たぶん。想像だけど。 以上。寝る。 11:17 2016/12/12 ●さて師走に入りいよいよ差し迫るものを感じてきた。いや,それは冗談。 クリスマスプレゼントの手配も済ませ,次は年賀状だろうか。だろうか。 そろそろ年賀状も卒業するか? 暖房で頭がボーっとするのでむりやり,何か脳みそをかき混ぜるためにLOGを開いてみたが,まあゼリー状の脳みそは全く働かない。 そういえば,父親が脳梗塞で入院して思った。 もし,日々少しずつ何かできないことが増えていたとする。 それに気づかなければ,気づかずに通り過ぎていく。 気づいたときは危機感すら覚えないのだろう。 昔できたとこができない。 例えば,縄跳びは昔から苦手だが,今や10回も飛べなかった。 もし,子供が縄跳びをはじめなかったら忘れていた事実だろう。 体力が低下していくという実感はなかなか持ちづらいものだが着実に蝕まれている。 運動を始めなければならんか・・・ さて,頭が徐々に回転し始めたようだ。 ダブルクリックは誰が考えたのだろう。 スティーブジョブスかな?それとも誰だっけ,マックのハードを作ったのは。 パソコンを始めるにあたって大きなハードルはダブルクリックとドラッグのようだ。 自分は当たり前のように使いこなしているが,子供には難しいようだ。 もちろん,キーボード使うなんてありえない。 タッチ・スクリーンは確かにすそ野を広げただろう。次の入力デバイスはなんだろう。 おっと,こんなことはほかの人が考えてくれることだった。任せておこう。 ロボットと学習の関係は切っても切れないものだろうか。 それは動きやコミュニケーションに関連しているのだろうか。 そもそも,ロボットの定義はなんだっけ。 勝手に動くやつ?動かないロボットはロボットではない? WEB上を徘徊してるやつもロボットだっけ? 意識はどこから来るのか,意思はどこから来るのか。 そもそも目的意識とはなんだろうか。動機付けとは。 惑星探査機「はやぶさ」に意思はあったのだろうか? 意思がなければ7年間の長旅の後,故郷に戻ることなどなかっただろうと思う。 まあ,それは運用側の意思だよ。と言えばそうだろう。 だがこれは,人馬一体という言葉にもある通り,道具と人間が高度に融合化して実現した出来事だろう。 シンプルに言えば,自転車に乗って出かけるとか,ヨットで太平洋を横断するとか,そういったことと同じだろう。 確かに機械そのものに意思はなかったかもしれない。 パラリンピックの義足の選手と同じように,人間が機械を駆使して高度な目標を達成するということでは同じだ。 ロボットは自律的に行動し,目的を達成するかもしれない。 誘導ミサイルなどの殺人兵器は人を殺す。だが,その裏には必ず人間の意思がある。 ロボットはただのデバイスであり道具に過ぎない。 チンパンジーが小枝を使ってアリの巣からアリを捕えるのと同様に,人間はロボットを使って目的を達成する。 ロボットが自立して思考し,ディープラーニングによって新たな何かを得るとしても,何を得たいかは人間が与えるのではないか。 「2001年宇宙の旅」や「ターミネーター」のようにロボットが反乱を起こすのか。 だいぶ先の話なので考えなくてもいいんだけど。 ただ「意識」というものは割と簡単に持ち得るのではないか。 人間以外の動物たちに意識はないのか?あると思う。 今私は,考えて,タイプして,打った字を確認して,考えてというルーチンを繰り返している。 見て,打って。誤変換を訂正して。 改行して。 改行して。 カーソルを動かし・・・ 自分の動きを分析するのが目的ならそうする。そうしてみた。 カメラでとらえた画像から判断して,何か行動を起こす。対応する。 歩くということがどれだけ高度なのか。いやいや2足歩行が目的ではない。 それはアシモに任せよう。 4足でも6足でも奇数だっていいかもしれない。左右対称じゃなくてもいいし。 無意識の中から意識が生まれてくる。のか。 意識的に行う行動を無意識の中に押し込むところに意識が発生するのでは。 幼児は歩くときに意識するだろう。自転車の練習をするときに意識するだろう。 それが無意識につながっていく・・・ブラインドタッチでタイプできるようになる。 最初はキーの位置を意識していた。が,やがて無意識に打てるようになる。 そこに意識が発生しているのではないか・・・ いやいや,無意識から発した目的を達成するために必要な過程が意識なのかもしれない。 トイレに行きたい。 18:03 2017/03/06 ●げげ,もう三月か。 何の気なしにLOGを開いてみたけど時間がたつのは早い。 さて,生命生存可能な条件を備えた惑星が発見されたというニュースがあった。 8光年だか離れているとか。 人類がそこまで行くことはできるのだろうか。 可能性を考えてみよう。 ワープとか亜光速とか考えないとしたら,そこにたどり着くまでに1万年以上はの時間が必要だろう。 その間に宇宙空間を移動しながら人類は生き延びなければならない。 中国4000年の歴史をもってしてもちょっと難しいだろう。 宇宙からの放射線の問題,生殖,権力争いなどなど人類という生命体は複雑だ。 今考えられるもっとも現実的で,早く実現できそうな方法。 それは人工知能を搭載した自立型ロボット宇宙船かもしれない。 深宇宙では太陽電池も使えないだろうから,やはり原子力に頼るしかない。 1万年以上稼働する原子力電池を搭載するわけだ。 これは,現在の科学でも可能だろう。 なぜなら地下に放射性廃棄物を保管して何万年も管理することが可能だと言われているからだ。 半減期が何万年にもなる放射性廃棄物を保管する技術があるならその熱から電力を得ればよい。 機械達は保守や修理が必要だろうが,それは自律的に行うことができるだろう。 何と言っても,機械生命体は電力があればOKだ。 一定気圧の空気,酸素,水,食料が必要でご丁寧に排泄物まで出す厄介な生命体の存在は考えなくてよい。 ミドリムシ程度の生命体ならば運ぶことはできるかもしれないが。 さて,機械生命体たちははるか悠久なる宇宙を旅して目的である惑星にたどり着くかもしれない。 ただし,地表に降り立つには大きな困難が伴う。 それどころか,惑星の周回軌道上にとどまることすら困難だろう。 なぜなら化学的な燃焼を伴う強力なロケットには化学的な燃料が必要であり,その燃料を何万年も保持することができないからだ。 惑星の軌道に乗るためにはできるだけ早くたどり着くため懸命に加速した分,同じだけ減速する必要がある。 そのためには化学エネルギーによるロケットが必要だろう。 もしくはバネのような機械的なエネルギーを何万年か保持しておけばよいかもしれない。 しかし,現在の金属にとってはかなり難しいテーマだろう。 仮に軌道修正を厳密に行うことができても相手は未知の惑星だ。 重力の強さも軌道もはっきりしないのであれば,目的の惑星の近くを通過するか,運が良くても地表に激突するのがオチだ。 かのハヤブサ(1号)もそうだったようにせいぜい小さなカプセルを残せるかどうか,といったところだろう。 ということで人類の,いや人類が作り出した機械生命体は目的を果たされた。 未知の惑星に残された小さなカプセルには何が入れられるのだろう。 人類のDNA情報でも入っているのだろうか。 さて,これで話はおしまいではない。 逆のことを考えていみよう。 もし,地球上の人類以外に宇宙のどこかに生命体が存在するとして,人類よりも高度な文明を持っていると考える。 やはり我々と同じように宇宙探査をすると思う。 そして,地球外生命体は探査機を地球へ向けて送り出しているかもしれない。 しかし,その探査機もまた何万年もの旅を重ねており,地上への軟着陸はままならないだろう。 地表をかすめることができれば,それだけでもラッキーだろう。 今日見上げた星空に流れ星が流れたらそれは深宇宙からの贈り物の最後の輝きかもしれない。 もしかすると何万年か前にはそういった宇宙人の探査機が地表に達していたかもしれない。 6億年前に恐竜がほろんだのは大型探査機がやってきたのかもしれない。 宇宙戦艦ヤマトのように異星人が攻撃したのかもしれない。 全ての地球上の生命体の祖先はそうやって宇宙からもたらされたミドリムシなのかもしれない。 そして,地球上での生命の反映は宇宙人の壮大な実験の一部であり,送り主たちは どこか遠い惑星で実験の結果がどうなったか人類の訪問を待っているのかもしれない。 いや,いまの人類を考えると何万年も惑星上反映しているとは思えない。 戦争でお互いを滅ぼしたか,環境汚染問題でに自滅しているに違いない。 とまあ,取り留めもないわけで。ただのメモです。 星新一の読みすぎでしょう。 13:11 2017/08/28 ●暑さのピークは過ぎただろうか・・・ ダンブルアンプを3台弾き比べるという動画がdigimartにUPされていた。 うーん。ダンブルって結局なんだろう。 動画のダンブルは70年代,80年代,90年代だが,スピーカーはなんだろう。 70年代は417が2発かな。 80年代はEVM-12Sかな,しかも初期ものかもしれない。もしかしたらトーン・タビーかもしれない。 90年代はEVM-12Lかな。 クリーンチャンネルがクランチするほどの音量・・・耳栓しないと難聴になる・・・ 低音弦に触ると窓がビリ付く。キャビが動き出す・・・ スピーカーが占める部分はかなり重要で,100Wのパワーを1発で受け止めてまともな音でいられる12インチ・スピーカーはエレボイしかない。 ブライトスイッチのON/OFF,プレゼンス設定,そこら辺も気になるところだ。 80年代のオーバー・ドライブ・チャンネルがいい音してたな。 もっとギター練習しよう・・・ 16:12 2017/09/15 ●何の気が向いたか知らんが昔の記事を読んだり,編集したり。 おまけにヘッドフォンアンプの写真を撮ったりとか・・・ 電流帰還DCアンプの改造までしてしまった。そこらのヘッドフォンアンプよりも性能の良いパワーアンプ。 電力増幅段の電源を安定化したらさぞかしすごいことになるだろう・・・ いやあ,歪率をもう少し押さえないとダメかな。 それよりもっと大きいケースに入れて電流をガンガン流したほうがいいか・・・ ギターアンプも楽しいけど,オーディオアンプも楽しい・・・ スピーカー工作も楽しい・・・なんか作りたいな・・・端子台改造しようかな・・・ 19:27 2017/10/02 ●DCアンプのグランド配線を考えた。 ちょっと勘違いがあったように思える。 しかし,GNDへの抵抗挿入は効果あるのだろうか・・・疑心暗鬼 ボルダリングに挑戦してみた。 すげー筋肉痛。。。3日坊主への道は遠い,2回目がんばるぞ!! 20:14 2018/01/11 ●大分時間がたったな。 いろいろやったぞ。 DCアンプの歪キャンセル,イソフォンにコンデンサ,プリアンプに抵抗 まあいいか。 SRVの音,何種類ものアンプを同時に鳴らしてよい音を作ったという話が身に染みてきた。 確かにアタックを残しつつサスティーンを伸ばすにはよい方法だ。 McCartyがやってきてそろそろ1年になるか・・・ 雑感だな。 頭の働きが鈍ってきた・・・文字がますます書けなくなってる。やばいな・・・ 何考えてたんだっけ?忘れた。 14:05 2018/01/22 ●たまには自転車ネタ・・・をメモ 久しぶりにパーツを更新。 前回は2011年,タイヤを太くして,子供用のイスを乗せた。 今回はタイヤを28mmにしてケーブル類とブレーキ回りを交換する。 タイヤはパナレーサーのパセラにしてみた。 雨のなか乗る可能性,耐パンク性,子供を乗せるかもしれないので安全性重視ということで。 まあ基本MTBなので,多少荒い乗り方をしても問題ないことを優先。 ケーブル類は15年ぶりの交換・・・かな。 ブレーキレバーは購入当初からシマノに変えたかったのだが,15年かかってやっと交換。 今のレバーは塗装がはがれてボロボロなので。 パーツは通販でまとめて購入。チェーン・クリーニング・キットも買ってみた。 チェーン自体を変えた方が良いとは思いつつ・・・ まずはタイヤ交換。 古い35mmのタイヤは表面がボロボロでほつれ始めている。バーストまではいかないけど。 35mmで使ったチューブは28mmのタイヤには収まらなかった。四苦八苦したのだが,無理。当たり前か。 チューブは近くの自転車屋で新たに調達した。よい自転車屋が近くにあってよかった。。 しかし,それでも新しいタイヤを収めるのに苦労した。 タイヤレバーで新しいチューブを傷つけること3回。タイヤの取り外しは10回くらい?晩飯前に前輪だけやっと終了した。 後輪はまだ元気だし,子供を乗せることもありそうなのでタイヤ交換は見送り・・・ そこで時間切れ・・・ケーブル交換は明日かな・・・ ブレーキ・レーバーを交換するためにはグリップを外さなければいけなかった。それが理由。 子供を寝かしつけている間にモヤモヤし,起き出してから夜中にネットで検索したところで, グリップは台所用の中性洗剤を隙間に注入すると簡単に外れるとか・・・ 早速,寒空の中やってみたところ3分で外れた・・・ 勢いで前輪のブレーキシュー,ブレーキ・ケーブルとブレーキ・レバーを交換した。 これは45分ほどで終了。寒かった・・・ 次の日の朝,長男と自転車で出かけることになっていた。 昨晩空気を入れた前輪は空気圧を保っていたので一安心。 出発までの1時間で後輪のブレーキシュー,ケーブル,レバーを交換した。 昨晩よりは上手になった。 試運転もそこそこに早速お出かけ・・・ 途中でパンクしたらどうしよう・・・ ところで,お出かけ先で「2018ハンドメイドバイシクル展」が開催中でした。 どおりでロードバイクが沢山駐輪されているなと。 ふか〜く,ひろ〜い世界を垣間見ました。全然ついていけない感じ。 まあ,ギターを作ったりアンプを作ったりするのと同じかな。 長男はツマラナイを連発していたな・・・ 「ハンドメイドギターアンプ展」が開催される日を夢見よう。 しかし,みなさんきれいなバイクにお乗りのようで,早くチェーンをクリーニングしたいっす。 今日は雪だ〜。 15:45 2018/02/07 ●最近,脳みそが真っ白になる。 「モーガン・フリーマン時空を超えて」を見すぎだろうか。いつも途中で寝落ちしてるけど。 それともただの老化現象か・・・ 宇宙とか空間とか意識とかそういったふわっとしたモノをふわっと捉えるというか, 感じることができたらいいと思ったりして,ボーっとしてしまう。 人間の意識も所詮は肉体からの電気信号を脳内で処理して,統計な学習の積み重ねとしてぼんやりした形を見せているに過ぎない。とか。 死後,人間の意識はどうなるのか,散逸してしまうのか,宇宙とつながるのか,大いなる意思みたいなものがあるのか。 海に意識があるのか?地球や宇宙にも意識があるのだろうか。 じゃあ,逆にミトコンドリアにも意識があるのだろうか? 死んだらどうなるのか,なんて考えるなら生まれる前はどうだったのか? 子供たちを見ていると感じる。子供たちからみた親たち,つまり自分はどのように見えているのか。 じゃあ,自分の親をどう見ているのか。 親の意識が自分の意識に入り込むことはあったか? 人間は量子力学的な現象を認知できるのか? 遠く離れた人間の意志が伝わったりするのか? 多くの人間の意識が量子力学的な変化を及ぼすことは本当にあるのか。 もし,量子力学的なセンサーが脳に接続されていればさまざまな可能性が出てくると思う。 テレパシー的なニュータイプ的な現象もあるかもしれない。 自分の死よりも宇宙の終わりの方がよっぽど壮大だし神秘的だ。 今生きている現実これはいったいなんだ。フワフワしちゃってる。 時間は止められない。老化も止められない。変化は止まらない。 自分が生きている以外の次元,もしくは宇宙で起きていることは認知できない。 100億年後のこの宇宙がどうなるか,それは絶対にわからないけど,むしろ他の宇宙が100億年後にどうなるかはのぞけるのかもしれない。 自分が死ぬことは認知できないけど,他人が死ぬことは認知できる。 自分の意識がいつから存在しているかよくわからないけど,子供の誕生を感じることはできる。 一番大切なことって,お金でも自分でも家族でもなく時間なのかもしれない。 あ,あれか「プライスレス」ってやつか。体験とか経験とか。その方が分かりやすい。 18:32 2018/05/20 ●JBLユニットのリコーンをした。 2220というPA用のユニットの修理が必要なモノを入手した。 コーンがだいぶへたれていた。修理痕もある。 思い切ってコーンを取り外して,コーンを交換してみた。 思いのほか,コーンとコイルはオリジナルのようだ。 1975年製,自分より先輩だ。 コイルは大丈夫だが,コーンがやはり限界。 交換してよかった。 この時期のJBLは短いボイスコイルが特徴だろうか。 2226の頃からボイスコイルが長くなる。 これがどれだけ影響があるかはわからないけど・・・ アメリカンな製品は型番が同じでも内容がコロコロ変わる。 D130はE130まで考えると50年くらい製造されていたが,中身は世代によって全く別物。 もはや,「D130」は型番というよりは「シボレー・コルベット」とかいった愛称に近い。 あまり深みにはまらないうちに見切りをつけよう・・・ 次は211か・・・ 14:39 2018/05/24 ●プリアンプを最後に改造してから録音していない気がする。 改造のメモも取っていない。回路図は更新したか・・・ ああ,やる気でない。 22:49 2018/06/20 ●ネタはたまってきたが,会心の一撃が出ない。。。 と思っていたらスマッシュヒット。 ギタマガ・ジミヘン特集を見ていて,Wah PedalのModを思いついた。 気づけばなんてことない。ジミからのメッセージに気づいたのは大きい。 早速試してみるとツボった。 出力バッファ内蔵なので,内部に一つ部品を部品を追加してみた。 ついでにインダクタにパラっているRを33kから470kにしてみる。 踏み込んでも痛くないハイ,滑らかなトレブル。踏み戻すと太い。 元々ローのQを高くするModをしていたが,さらに効果的かもしれない。 ただジミのステージの写真を眺めていただけなんだけどね。そこに今までは気づかないヒントがあった。 ジミヘンのワウは改造してあったか,答えはわからない。 けど,改造という次元ではないところに改造ネタがあった。 ワウってマジカルでミステリアスだけど,再認識。奥深い。 22:34 2018/08/22 ●スピーカの配置を変えて映画シフトとしてみた。 今まではテレビ画面に対して90度の位置にスピーカーがあったが,テレビの両側に持ってきた。 これで映画を見るととても満足・・・ テレビの音声も違和感ない・・・と思っていたらDACの音がなんか変だ・・・ 最初は左の音量が小さくなっていた。 DACを取り出してみると熱い。 暑さのせいだろうか・・・ 出力が2Vに張り付いている・・・ PCM1704とうとう壊れたか・・・ しかたない・・・PCM1704を交換・・・めんどくせ・・・5000円がパーだ。 これで治ったと一安心していたがどうも音が変だ。 ビットが落ちているというか,高調波の歪みが出ているようだ・・・ しかも44.1kHzの音はおかしくない。48kHzだけおかしいようだ。 となるとVCXOしかないか・・・もう回路忘れちゃったよ。 11MHzと12MHzの切り替えができてないようだ・・・両方停止している。 チップ抵抗から直接配線している部分がもげたようだ。禁忌だよね。これ。 チップ抵抗をではなくリード抵抗にしよう。 12MHzのVCXOの方がやや振幅が小さい。 チップ抵抗やコンデンサを足して振幅が大きくなるように調整・・・ これで大丈夫なようだが,マージンが少ないのは気持ち悪い。 2Vp-pとれているが,もう少し振幅が欲しい。もう少し手を入れたほうがよさそうだ・・・ 忘れてたけど,現状は3端子レギュレターを2段,その後に低ノイズツエナーによるトランジスタ・リップルフィルタ。 VCXOはコルピッツ型でエミフォロバッファ付き。 11MHzと12MHzはコルピッツ回路のコレクタ電源とバイアスをOFFにしてダイオードでORする。切り替えダイオードはバラクタを使って容量性結合としている。 OFF側は逆バイアスがかかり,容量が減り負荷を減らす。ON側は正バイアスがかかり容量が増加,順方向へONする。 無駄にインピーダンスを上げないためにコルピッツとエミフォロはDC結合。 C結とすると低周波(といってもとても低い周波数)でインピーダンスが上昇,1/fノイズが増える。 74HC04で叩き直しているので,PCM1704的には問題ないと思うのだが,クロックのDutyのせいか,それともデジタルフィルターがダメなのか・・・ エミフォロはVBEの温度補正つき。ここは一工夫必要そうなので改造しよう。ダイオードをもう一つ追加してみた。 Dutyが50%になるように4.7kに22kをパラ。GND側ね。 閾値はあまり変わらないという実験をしたことがあるので,Dutyを50%に合わせておけばちゃんと発振している限り叩けると思うのだが・・・ 位相ノイズを測りたい。おじさん工房のAPB-3は位相ノイズが測れるらしい・・・ちと高いがスペアナ買うよりは安い。おじさん悩む。 13:54 2018/08/27 ●そういえば,ISOPHONのP1318を箱に収めた。 子供が生まれてリビングルームからスピーカーが消え,その後リビングオーディオを復活させるために入手したP1318であるが, そのさわやかでぬけの良い音に魅力を感じながらも低音がスッカスカでどうしようもなく,活躍の機会がなかった。 JBLの中域をフルレンジで補完するという無謀な挑戦を行ったが,それがなかなか良いようだった。 電流が流れやすい4Ωというインピーダンスを考慮しても驚異的な能率(D130より能率がよい)をもつスピーカーで,抵抗を挿入して能率を落としている。 音離れの良さ,弦楽器,打楽器の実在感は初体験だ。 後面開放の小さめのバッフルでは中音域のクセが強く,違和感があったが,後面開放の良さも認められていたので長らく放置していたわけで,,, ようやく箱に入れてやった。という話。 ヒノキの集成材を使ってみたのだが,工作がいい加減すぎて出来上がりもいい加減・・・ そもそも,集成材の寸法精度が悪すぎて四角にならない予感・・・から工作も適当・・・四角にならず。 バッフルを取り付けることだけに集中したので,ぱっと見はまともだけど・・・まあ,メモということで・・・ 14:50 2018/09/11 ●DNAが修復される仕組みが量子的な素粒子でも考えられるのか。 そもそも素粒子が化けたり変質したりするかどうか知らない。 万がいち突然変異が起きて奇妙な粒子が生まれてしまったらどうする。 素粒子にエラー訂正機能はあるのだろうか。突然変異はあり得ないのだろうか。 人間がガンで死ぬように,ガン化した素粒子が宇宙を滅ぼすことはないのか。 ブラックホールの重力の底ではそのような実験が繰り返され,全てを覆すような現象が偶然に発生したらそこから新たな宇宙が生まれるのかもしれない。 もしかして,この世界自体が150億年かけた壮大な実験の途中経過でしかないのかも。 150億年かけて生命体は進化し,宇宙の謎を解き明かし,宇宙を脱出する方法を見出す。 そうなれば,パンパカパーン大正解でハワイへご招待となるわけだ。 君たち,150億年もかかってやっとここまでたどり着いたんだね,と誰かに褒められちゃう。 混沌から平準へ,エントロピーとかエンタルピーとかエネルギー保存とか,難しいことは忘れたけれど, 人間の社会は歴史を追うごとに徐々に生活単位が増大し,争いごとの枠は徐々に大きくなり,混乱から平和へと流れているように思う。 つまり,日本ならば,戦国時代を経て関ケ原で内戦が終わり,世界大戦を経て太平洋戦争で国同士の対立が終わり,現在は環太平洋という枠や宗教対立の枠が残されている。 アメリカ・中国の対立,キリスト教・イスラム教の対立がなくなれば,わたしたちの社会はまた違う段階へ進むのだろう。 イスラム国(IS)の勃興などは一過的なネット社会の副作用みたいなものだし,中国の管理社会の隙間から多少の動乱とともに新たな時代の予兆が出てくることもあるだろう。 そのような積み重ねから,そう遠くない未来には地球上の人類はひとつの社会単位とみなされることになるかもしれない。 そうなればひとつの星がひとつの生命体として統制の取れた意思を持ち,宇宙に存在することになる。 地球自身の意思は計り知れないが,意思を持っていてもおかしくはない。 いまの地球は利己的な利権だとか国家同士の対立によって宇宙的視点からは何の意思も持たないただのカオスにしか見えない。 宇宙開発を民間人がリードするようになる。これこそ地球の意思がこの流れを作り出していることだろう。 早いところ人類を宇宙へ追いやって地球上は平穏な日常となる。やがて岩と砂だけになるのかもしれない。氷に閉ざされるかもしれない。 静かな日常が永遠に続く世界,それが宇宙の姿なんだと思う。 人間の一生,誕生から死までも同様に混乱と喧騒から平穏と静寂への流れに過ぎないのかも。 平穏と静寂は時間の経過を徐々に遅らせ,やがて無限大に発散することで永遠の時間をもたらす。