.LOG 9:21 2021/02/24 ●さて15段目に突入した。 日記とはなっていないな。月に一回くらい?数カ月抜けることもある。 そうそう今年も花粉の季節がやってきた。 一昨日と昨日はひどかった。やっぱり忘れてるんだけど,否応なしに思い出させられた。 コーヒーが飲めなくなり,酒も少ししか飲めない。 辛いモノもだめ。アーモンドやピーナッツも控える。 これがここ数年のノウハウ。そこまでしなきゃいかんかな。 コーヒー飲まないと頭がすっきりしないんですけど。 あ,カフェイン入りのガムでも買ってくるか。 え?カフェインんがいけないの?いやー分からん。 そういえば777のファンブレードが折れてカウルが落ちてくる事故があった。 最近はここら辺も羽田への侵入する旅客機を見かけるようになった。 同じような事故が発生したらというリスクを感じた。 そこで,あまり報道されていないポイントを二つほど思いついたのでメモ。 都心上空を旅客機が飛ぶのは着陸のためだが,今回の事故は離陸直後。 ファンブレードが折れたのは離陸直後。よくタービンブレードがバラバラになることがあるけど,これも離陸直後が多い。 離陸時はエンジンの回転数が高く各ブレードに働く遠心力が大きい。だからブレードが折れる。 着陸時はエンジンを絞っているのでエンジンがバラバラになるリスクは低い。とても低い。 なので,都心上空で同じような事故はまず起きないと考えてよい。 しかし,着陸は着陸で違う懸念がある。 最近読んだWEB記事によると,海外便が成田へ侵入する際には海上で車輪を下すことになっているとのこと。 気温の低い高高度を長時間飛んでいると着氷が発生し,車輪を下す際に氷が落ちることがあるそうだ。 だから民家の無い海上で車輪を下すルールがあるとのこと。罰金もあるとか。かなりマジ。 着陸のために都心を飛んでいる旅客機をみると確かに車輪を下ろしていたような・・・ 今度はもう少し気を付けてみてみよう。 ニュースの裏側を考える訓練を初めてだいぶ経つ。 最近はヤフーニュースのコメント欄をついつい見てしまう。 16:00 2021/03/15 ●フーリエ変換で見過ごして事実に行き当たった。 正弦波で振幅が1の場合,フーリエ変換すると1になる。 矩形波で振幅が1の場合,フーリエ変換するとどうなるのか? 基本波は1になると思っていた。 が・・・ 4/π=1.27324=2.10dBが正しい。 参考までに3次高調波は-7.44dB・・・ 全高調波を二乗加算して二乗平均すると1.414倍,+3dBになる。 電力では2乗なので2倍。 WGとWSでもそうなった。。 21:41 2021/03/29 ●ネタバレ系。アンチ・ネタバレ主義なのでバレないように感想を書いてみよう。 シンエバを見た。シンエヴァ。 TV放送は高校生の時だったろうか。見ていないので偉そうなことは言えない。再放送もしてたけどみてない。漫画も読んでない。 元々印象よくない。オタク系のアニメと思ってたので。話題になっていたけど興味は湧かなかった。 エバ自体のデザインセンスも全然理解できないガンダム世代だから。 細くて華奢だし色も気持ち悪いし。シンジはダメ男だし。 結局新劇場版4話をテレビ放送でみただけなので一面的な見方しかできない。 どこかで聞いたように風の谷のナウシカの巨神兵が出てくる話。そう理解していた。 そう,結末はナウシカの漫画版に似ている気がする。 ものすごく表面的に言えばクローン技術やバーチャルな世界ではなくリアルに生きる力強さを信じるということ。 心の葛藤や壁,突き通す槍,助けてくれる人。 あとは分析的になるけど,庵野秀明と宮崎駿の違いを感じた。 例えば様々なトリックスターを登場させながらも老婆は登場しない。 ヤマンバ,ババヤガ,トロルのお婆さん,魔法使いの老女といった要素を持つキャラクターはいない。 まあ,スリーナインやヤマトに美女は出てくるけど老女は出てこない。 火の鳥やジャングル大帝にも老人は出てくるけど老女は出てこない。 老女は宮崎アニメ特有のものと言える。だから?脱線したな。 あえて中性を設けずにテーマを両断すると父性90%,母性10%だろう。 父性に関しては女性キャラクタにまで染み渡らせて徹頭徹尾絶対的父性,逆らうことのできないもの,全てを犠牲にしても貫き通す意思を描いている。 意味不明に強情で,何か背負っちゃってる感じ。 母性に関して考えるとエバの作中の女性はただ単に「忙しくせわしない影」でしかないのかもしれない。使命感というか。 新劇場版最終話にして母性を出してきているが,それはとても幼い,絵本の世界の母性でしかない。 もしくは元々のテーマである心の奥底に沈んだ追い求められる対象としての母性。頑張って10%届くかー。いやどうだろ。くらい。 誰かの娘,誰かの妻,誰かの母,自分は何なのか,何のために存在するのか。 そんな疑問を表面的には挟み込んでいるけど,母性に対する疑問には1ミリも答えていない。語られていない。 批判から切り込んだが,ものすごいモノを見せられれたという映像体験としての感覚は十分にある。 CGではCPUパワーを大分浪費していることだろう。3Dのモデリングも大変だっただろう。 手描きの背景も日本のアニメの良さを印象づけている。最後のシーンはどのように合成されたのか気になる。 というテクニカルな面だけど。 音楽は相変わらずやや疑問が残るけど挿入歌やエンディングは良かった。良い音だった。新しい映画館で見た甲斐があった。 効果音は違和感なく作り込まれていたと思う。もっと迫力があってもよかったけど。 大迫力のアクション・シーンが続くと耳が慣れるというか,本当のピークを見失ってしまう。 「動」の直後に「静」を入れたり一瞬の「間」があったりしたらピークを強調できるのかもしれない。素人だけど。 さて,少し客観的に分析したところでまた主観に戻る。 分かり易くコンセプトだけを言えば「エディプス・コンプレックス」。 監督自身の体験なのか,題材としてわざわざ設定したのかは知らない。 少年が成長して目覚めていく過程,へこんだり,乗り越えたり,気づいたり,受け入れたりしていく過程のハナシ。 どこかのLOGに残っているが「ガルガンティア」拙考と同じところに行き着く。 「ハウルの動く城」との共通点も感じるが,ストーリの複雑さや解釈の難解さがそれを薄めいている。 少年の中の暴力的な慟哭,孤独,取り巻く女性,意味不明な命令や迫りくる恐怖。 そんな成長の過程を描いているだけではあるが,それを怪奇なストーリーで薄めている。 薄めているというよりは概念的で曖昧な思考や内面的な体験をより具体化,偶像化して面白い映像にしているだけとも言える。 つまり,少年が成長する過程においては大げさではなく全人類が滅ぶという認識あるいは世界が終わると感じる事件があるだろう。 自己嫌悪なんてのモノは日常茶飯事。メンタル弱いのか強いのか自分でも判断できない。 そういった心理的な心の動きをメカ満載のアクション・SF・アニメーションで表現したと言える。 「神生代」を読んだ時の感想もそうだったが,ハナシの全ては一人の人間の中で起きている出来事。そう考えても合点がいく。 つまり周囲の環境になじめず,内側に落ち込みつつ花開いていく多重人格的な世界を描いているだけなのかもしれない。 「神生代」と違うところはエンディングが死による開放ではなく,再生もしくは復活であること。 ただし,この場合は主人公がシンジなのかゲンドウなのかは分からない。シンジはゲンドウの中で生きる少年人格だったのかもしれない。 最後に残った女性が意外な人物で通り過ぎて行った女達は何だったのだろうと思わざる得ないが,それはそんなもんだろう。 ある時には助けてくれたとしても通り過ぎるだけの女達。 初恋みたいなもので心の中の大部分を占めていたはずなのにいつの間にか忘れている人格。一瞬のシーンにイメージとして焼き付けられた女性達。 結局「なんたらインパクト」という事件は本能的,衝動的な深い所まで深層心理へ降りて行って,その感情を認識して開放できるかということではないか。 少年少女の感情が爆発する時,感情をむき出しにするとき。それをコントロールしたり,自省したりすること。 エバ化とは周囲を取り巻く人間たちが全て「かおなし」になってしまうような状態なのか。 これも誰もが中2病の中で経験するのではないか。クラスメイトが人形に見えたりすると言うではないか。 何かを殺して何かを生かす。それはリアルな殺生ではなく,心の中の感情の殺生だったりする。 大事なモノを貫き通すか押し殺すか,誤魔化して消していくか。そんな選択の連続を見せられた気がする。 そんな感情の殺生を忖度と呼んでしまう大人は虚しい。 とはいえそんな忖度だらけの感情だとしてもそれはそれで大切,自分を形作っているものだったりする。 一方でクローンはクローンでしかない。空しい器だけの存在。 物理的なクローン人間,遺伝子的なクローンが作れたとしてもそれにどれだけの意味があるのか。 例えば,犬猫などの大切にしていたペットをクローン再生するサービスがすでに存在すると聞いたことがある。 でも本当に大切なモノは物理的な器ではなく心の中にあるはず。 そう,心の中ではどれだけでもクローンを作り出すことができる。対話もできる。理想の人物を創造することもできる。 ところが,自分自身が作り出した心の中のクローンは自分を助けてくれることはあるかもしれないが,助けだしてリアルな世界に引っ張り出すことはできない。 やがて消えてしまう存在だったりするはずだ。どの人格が本当の自分なのか・・・ 内面的な強さや弱さ,自分で這い上がること,助けてもらうこと。助けてあげること。自己犠牲。 周囲の人間が自分と同じような葛藤を抱えて生きていることを理解して受け入れること。 気付くと周りが成長していて自分が取り残されたりしていること。 電車に乗ること,電車から降りること。これはよく自分の夢にでてくる題材なのでよく理解できる。 どこで乗ってどこで降りるのか,どうやって目的地に着くのか,切符は持っているのか?路線図は頭に入っているか? 気付いたら友達はみんな降りてしまい,自分が一人で乗っている。どこに行くのか分からない。歩いて戻るしかない。 また少し別の見方をすると,どの登場人物に焦点を当てるかによって見方がガラッと変わってくる。それも面白いのだけど。 理解不能な登場人物もいるけど,それはそのうちにわかると思っている。 まだまだ成長途中なんだと思っているから。 それにしても男の子的視点の映画だな。女の子的な視点だとどう見えてくるのだろう。 そういう意味では変に分析してしまうと入り込めなくなってしまう。 クレヨンしんちゃんやドラえもんの方が純粋にストーリーを楽しめるのかもしれない。 8:18 2021/04/02 ●何の脈略もないのだが,Web Audio APIというものを知り,使いこなすことができた。 ということで,ギターアンプのシミュレーターを作ってみた。 割と楽しい(^^) 試験的にリンクを外界と接続。 スマホでも遊べる。 11:02 2021/04/06 ●黒いRF同軸ケーブルをギター用ケーブルに転用して楽しんでいるが,さらに上位のケーブルをポチってしまった。 原産国はCH。 テフロン銀メッキという軍用スペックを持った太めのケーブルです。 いや,太さは黒いRF同軸と同じかな。 違いは中心導体が単線か,19芯の撚線か。 絶縁体がポリエチレンかテフロンかといったところ。 シールドは同じく2重編組シールド。 中心導体の撚線は反転同軸撚りといマニアック仕様だった。 被覆を剥がすと素線がピカピカに光っている。銀メッキ。 高周波用なのでロスを減らすために鏡面仕上げになっているのかもしれない。 さて,プラグはノイトリック。2重シールドなのでシールド線の分量が多い。 ひとつにまとめられないので二股に分けてハンダ付けする。 プラグイン。 一言でいうと「ピッキング角度が見えるケーブル」だった。 「違いの判るケーブル」MOGAMI 3368を超えてしまった黒いRF同軸ケーブルが普通のケーブルに感じる。 さらに高次元の宇宙に解き放たれた・・・ とにかくドライで抜けてくる。ギラギラするが耳に痛くはない。 ディストーションさせてゲインを上げていくとピッキングハーモニックスと金属パーツの鳴りを感じてくる。 ドライなのでディストーションによく合う。非常にハイファイなサウンド。 ビンテージとは対極にある。 クリーンでのクリアーな粒立ちも格別。 何故か32分カッティングに挑戦したくなる。できないくせに・・・ ただし,マイクロフォニックも最強。ケーブルを叩くビシバシいう固い音がする。 もしかするとこれが本来の姿なのかもしれないけど。 例えるならば研ぎたてのナイフのような切れ味。 いや,切れ味はピッキングなので,それを丸裸にするマイクロスコープのような感覚。 刺身を切り身にする感覚がもっとも近い。 刺身包丁を使い身に当てる刃の角度を一定に保ち平行四辺形になるように切っていく。 包丁を立てて刃の根元から切っ先まで使い一気に切る。 のこぎりのように途中で往復させてはいけない。 ピッキングも全く同じで安定した音を出すためにはピックの角度や差し込む深さを一定にしなければならない。 ピッキングが見えるとは刺身を切る時の感覚と同じ。 包丁に刃こぼれがあれば引っ掛かりに気づくように,ピック表面が粗さが見えてくる。 ピックの表面を磨くと研ぎたての刺身包丁を使うような感覚が得られる。 現実的には一音々に刺身を切るほど時間をかけるわけではないけど。 ピックを差し込んでからリリースまでの時間が長く感じる。そう意識させるケーブル。 ピックのアングルがフラットかどうかなんて普段は意識しないけど,意識して弾かないと安定した音が出ない。 しかも音量が下げてもピッキングニュアンスが消えない。 最強(最恐)の練習用ケーブル。全部出る。ドバっと出る(笑)。。 ケーブルを普通のケーブルに変えるとついついピッキングがいい加減になる。 適当にガリガリ弾いていることに気づかされてしまう。怖いケーブルだ。 12:56 2021/04/07 ●ギターケーブルにもハイエンドがある。知らなかったわけではないけど。 そういえばと思い出した。 ケーブルの原価は普通500円/m以下で,プラグが300円〜600円くらい。 3メートルだと原価は2000円から3000円かな。それを3000円から5000円で売ってる。 やっぱ原価率は50%くらいか。 となると今回のケーブルの売値は1万円を軽く超えてしまう。。 そんなハイエンドなケーブルを比較用にホイホイ購入するわけにはいかないので結局疑心暗鬼。 音の違いがあるとして,それをどうとるのか。 やっぱケーブル沼にはハマるべきではなかった・・・ 9:07 2021/04/19 ●すぐに忘れるのでメモっておく。 魅惑の真空管アンプ:浅野勇の復刻記事を読んでいて,ヨーロッパ古典管AD1の記事中にある 「Die Schaltung des Endverstarker miten Rohre」という回路図にある「デ・カップリング・フィルター」と呼ばれる部分。 これらを「除いても,アンプの物理特性には大差なく,使用部品を減じて,簡易化されるように思えますが,これはいわば古典楽器のガット弦をナイロン弦に張り替えるようなものであるとだけ申し上げて置きましょう。」 気になるではないか。他の古典管を使った回路でも見たことがあるような気がして気にはなる。 予想としては直熱管のヒーターハムを減じる方策のひとつと考えているが・・・ トランジスタ回路でも入力インピーダンスを高くするためにエミッタからベースへブート・ストラップをかけることがある。 古典管とは言え入力インピーダンスは十分高いだろうからプレートチョーク等と共に古典回路に見られる謎回路のひとつだと思う。 スパイスでSIMしてみたところ,絶妙な塩梅ならカソードの50Hzハムを1/10くらいに減らすことができた。 とはいえ,条件がある。カソードパスコンの容量が小さいこと,グリッドにカップリングコンデンサーを入れてfcを50Hz以上にすること。 現代的に実用性を考えるならばカソードのパスコンの容量を十分大きくすることができればヒーターのハムは十分に小さくなるであろう。 つまり,大容量のコンデンサが無い時代に知恵を絞った回路的対策だったのではないだろうか。 22:27 2021/05/05 ●思いついたままに縦横無尽に記す。いいではないか。それで。 ということで今日も出まかせ。 最近,ヤフオクをみていると大きなものが沢山出品されている気がする。 アンプとかスピーカーとか・・・ 確かにイベント屋さんは厳しいのだろう。 在宅する時間が増えて自宅に眠っているアンプが邪魔なことに気づいたり。 ジャバによるシミュレーターを作っているとますます迷う。アンプっていらないんじゃないだろうか・・・ tか,またtか。 集中力が。てか,イボ痔になったし。 座りっぱなし。良くないね。 tまたtか。 そればっかだな。 15:10 2021/05/11 ● ギターアンプの音作りについてシミュレータを作ってみて思ったところ。 アンプいらないんじゃないか。不要。 デジタル処理だとレイテンシーをどうするか。 例えば工業用のADCとDACを使ってDSPやCPUで高速演算して超絶リアルタイムな演算処理もやろうと思えばできるかもしれない。 レイテンシーは1msecで34cm。48kHzサンプリングだと48サンプルだからかなり余裕がある。 高速なADCとDACは遅延なしに出力してくれるので1Tと2Tでの出力することが可能。 サンプリングも100kHzとか1MHzとかも可能。あとは分解能とのバランスになる。 例えばマルチレベルレコーディングの技術を応用すれば16bit程度のADCをパラに使ってダイナミックレンジを拡大することもできる。(かもしれない) 9:24 2021/05/16 ●重力がキーワードだった気がする。 17:15 2021/06/01 ●明日から社会復帰できるだろうか。 毎朝起きられるだろうか・・・ 16:20 2021/07/02 ●毎朝5時に起きて通勤できました。。。 14:41 2021/07/16 ●パナソニック電動自転車の修理 スイッチボックスにヒビが入り、内部に水が浸入、6月の長雨で完全に水没した模様。 スイッチボックスはプラスチック製、パッチン止めに見えるが、コジって開けてみると接着剤止めだった。 片側が強く接着されており反対側を幅の広い大きなマイナスドライバーでコジったところ開いた。 茶色い水があふれるとともに、基板が一枚出てきた。これは泥水ではなかった。銅が腐食した水だった。 コネクタを取り外してよく眺めてみる。 ルネサスのマイコン、電源IC、液晶表示、LEDを搭載、両面基板。 腐食している部分があるので水洗い、アルコール洗浄を実施、よく乾かして点眼鏡で観察するとパターンが腐食している部分がある。 結論だけ書くと、高電圧がかかる部分の腐食が激しい。 電源電圧は5V、それ以外にバッテリーから20Vくらいが来ている。 5Vのラインはスルーホールが多数断線。スルーホールはレジストが被っていないので銅がむき出しになっている。 水中で5Vが印加されることで電気分解されて銅が溶け出したようだ。 20Vのラインはスルーホールだけでなく、パターンも腐食して切れていた。 銅が先に溶けている、半田やメッキ部分は溶けていない。 テスターで導通を当たりながらスルーホールに細い銅線を通して両面からはんだ付けしていった。 15か所くらいだったか。 マイコンのお腹の下にあるスルーホールは修理できない。 マイコンのデーターシートをググってみると電源ピンは一本。だが、5Vが来ていない。 仕方ないので近くの5Vから配線を飛ばす。顕微鏡なしではのこの手のはんだ付けは厳しい。 手の感覚だけで0.5mmピッチくらいのICの足にはんだ付け。最難関だった。 それでも動かない・・・格闘することここまでで4時間くらいか・・・ よく見るとチップ抵抗も腐食している。銅よりもイオン化傾向が小さい、腐食電位が低い。というんだっけ。 銀なのかニッケルなのかわからないけど、チップ抵抗のリード部分が消し飛んでいるように見える。 なので、腐食しているチップ抵抗を交換。持っててよかったチップ抵抗。2012のところに1608を搭載。4つくらい交換したか。 夜9時までかかってやっと電源が入った。LEDが光った。 水没したときはバッテリーが外れていたと記憶している。 水が浸入していることには気づいたが、バッテリーを取り付けてしまったのがよくない。多分それで腐食が進んだ。 雨の日はバッテリーを外し、スイッチボックス内に水が入っていたら乾いてから使うというのがよかろう。めんどいけど。 ひび割れは瞬間接着剤と効果促進剤で塗り固め、ふたを閉め、周囲を接着剤で固めて、さらにスイッチカバーなるものをAMAZONでゲットして装着しておいた。 購入して10年以上たつがもう少し頑張ってほしい!! 11:18 2021/09/03 ●あれ?大分時間が飛んでいる。 FENDER FAT3の改造を初めてボチボチ。大分固まってきた。 予想外にOPTの特性測定にはまっている。 トランスの1次側のインピーダンスの測定をしてみたところ面白かった。 4種類のトランスの個性が現れた。あと,スピーカーをつないでインピーダンスを測定してみた。 インピーダンスは高域に向かって上昇していくが,これが6dB/octではない。解釈が難しい。 あと,低域共振の盛り上がりは3倍くらい。おそらく1次インダクタンスと並列になるのでピークが落ちるのだと思う。 低域共振の盛り上がりによって,コアの飽和が抑えられるとしたらどうなる?というのが次に測定するネタ。 というメモ。 リアクティブロードを作ろうかと思い始めた。少し記事をまとめるか・・・ 13:51 2021/09/30 ●面白かったと言えば,渦電流の影響を確認したこと。 ギターピックアップのね。 最近ギターに偏ってきた。アンプだけじゃなくて。困ったな〜 FAT3がほぼ片付いたので次はODS 60'sかな。それとも初号機をばらしてうっぱらうか。 そういえばヤフオクでスピーカーを買いたい病が出ている。インピーダンスがわからないので躊躇してる。 まあ,新品で買った方がよいよね。と思う。 結局JENSENもMAGNAVOXもCTSも一緒でEMINENCEに行き着くという。 エミネンスのスピーカーを1発買うか。 そうなるとサンプル視聴の旅に出ることになる。 結局は好みの問題なんだよね。 渦電流も然り。 ここに書くのはいいか。JJのECC803Sが割れた。ピンの部分が。 購入翌日まったく同じように割れた。AMAZONから買ったのですぐに返品した。 その交換品なんだけどね。今回は初段を差し替えて別の球を試し,元に戻して翌日,音が出ずフタを開けたら真っ白になっていた。 最近球がよく割れる。松下のAX7を叩きすぎて割れたのが最初だったかな。テレフンケン製と思っていたAU7も気づいたら割れてたし。 FAT3の初段に入れてたMESA(中国製)もぱっくり割れた。JJが2本割れて。5本か。球を触り始めて25年くらい割ったことなかったけど。 扱いが荒くなっているのかな。厄年とか関係あるのかな。災厄な年なのか。 MT管ソケットの中央の穴。あれは割れた真空管のベースをこじりだすための穴。今まで気づかなかったことを教えてくれた。 やっぱり,トランジスタと違って真空管が壊れるのは妙に悲しい。なぜだろう。金属とガラスだからかな。 10:06 2021/10/07 ●日本語は難しい。ホームページやBLOGを書くようになって20年以上経つがちっともうまくならない。 ま,いいか。 FAT3プロジェクトを大分楽しんだ。というか,飽きてきた。 チューニングは完了かな。なかなか楽しんだ。次はODS60になる。 というか,ですよ,トランスをオークションに出品するのでは・・・やっぱりめんどくさい。 貰ったコンデンサーの漏れ電流も確認しなくては。 ブースト・ペダルのプロジェクトも始動する?いやーモチベーション上がんない。 定期的に発症するスピーカー欲しい病気。JBLのアルニコ。マグナの古いの。 スピーカーは腐るからな。そういえばJBLのアルニコに匹敵する奴。FAITALだっけ?のやつ調べてみよう。メモしておこう。 FaitalPRO M5N8-80 JBLのLE5にそっくり。 14:58 2021/10/21 ●思い付きのギター改造も楽しい。 アンプをとっかえひっかえして弾くのも楽しい。 大分楽しんだな。 さて,何か書いておくか。 最近モノが良く壊れる。無くしものもするし。 扱いが雑になったのだろうか。 真空管が立て続けに壊れる。 テレフンケンらしき12AU7は頭が白くなった。 ヒーター断線したシーメンス。 ベースがもげた中国製X7。 そもそもきっかけは松下のX7をたたき割ったことか・・・ JJの803Sの2本連続で割れたし。 そうそう,MT管のソケットの中央に穴が開いている。 何のためにあるのか謎だった。中国製のX7のベースがもげてわかった。 もげたベースを後ろから押し出すための穴だ。 ガラスなので上から引っ張るとバキバキ割れる 後ろから押せばOK。 なるほどだ。怪我の功名。 他に何が壊れた? ああ,スチコンがもげた。二つも。ほぼ同時に。 リード線はスポット溶接なのだろうか。一つ目は部品交換の時に抜けた。 ふたつ目はアンプの音が小さくなり気のせいかと思って色々触っていた,リード線を引っ張ったら抜けた。 気を付けなければ。 しかしなんだな,12AX7がこれほど死んでいくのは始めてだ。 さすがに20年〜40年。古いものでは70年経っているからか。 球は死なねーと思っていたんだけどな。 ま,水道管が破裂したりする世の中だから。インフラ老巧化でしょう。 気に入った現行管を見つけなければ。 しかし,便利すぎてめんどくさい世の中だ。 カーシェアの件,メモっとこう。 予約を変更したら12時間ズレた。気づかなかった。 大変な目にあった。 ま,その日はその後も首都高で道を間違え,トラックの立ち往生に遭遇し,ナビが一般道優先になっていて,と散々だった。 うむむ。日頃の行いが悪い。帽子も無くすし。 だから,便利すぎてめんどくさい。 なんでもスマホから処理できるくせにわかりづらい,間違える。気づかない。 うーん。便利なグッズは沢山ある。世の中を便利にしようとする努力には頭が下がる。 それがソリューションなのだろうか。 すこし断捨離したら。シンプルな方が良かろう。 下り坂を下りるのに荷物が重かったらケガする。もうこの先,人生下り坂だから。 だんだん身の回りがシンプルになっていくはず。 飲み会に行かなくなって何年たった?2年? 居酒屋の感覚を忘れてる。それと同じ。1年たてば忘れる。 どこかにしまい込んだ大切な部品。もう日の目を見ることが無いぞ。 40代の憂鬱。曲がり角。過積載で曲がり切れないのはカッコ悪いね。 少し身を軽くしてみたらどうだ?運動不足だし。 あれもこれもできるということはない。やり残したことが沢山あるってのはよいことだと思う。 最近やりたいことリストは閑古鳥だろ。思い付きでギターを改造しているだけ。 大がかりなことはやってな。211アンプが最後だ。FAT3はそこそこ突っ込んだけど思い付きだし。 何か温めたほうが良いかもしれない。 ああ,4558コレクションを有効活用しないとね。 てか,作業台の資産をどうする。片付ければ片付けるほど増える無駄な資産・・・ 900Eとか。 11:06 2021/10/27 ● 文章が下手。 「とい」「こと」「よう」を減らす。 「という」,「といった」 「といったようなことがないようにしたりすることもある。みたいな。」 「など」,「たり」も多い。自信ないみたい。 13:49 2022/06/11 ● あれ,随分と時間がたっている。 最近真空管の劣化について考えている。 ひとりで考える会を開催中。 だんだんわかってきた。 グリッド電流が流れるのは劣化の証拠のようだ。 さて,まあいいか,そのうちBLOGにUPしよう。 まあ,ここにメモっといてもいいわけだが。 さて,プリアンプにPOSTフィルタを仕込んだ。やはり沼だった。 ま,それも落ち着いたか。 部屋,片付けなきゃ。 欲しい球がある。12AX7だが高い。まそれもいいか。落ち着いてきたし。 今後,インフレ,株安,円安,景気が悪くなるのだろうか。 コロナ対策でばらまいた金が物議をかましているが,今後は一般市民の生活にもかかわってくるだろう。 石油,天然ガス,小麦,今後の争点になるんだろう。 所得が上がることはよい,でも物価上昇するってことは貯金が手元の貯金の価値が下がるってこと。 将来に不安がないことが一番だと思う。 今自転車操業でも右肩上がりに所得があがり,子供たちの将来に不安がなければよい。 ならば,今手元にある貯金は真空管とギターに投資しようじゃないか(笑)。 まずはいらないものを捨てるか・・・ 20年ほど寝かせていたものを利益確定させるか。 19:53 2022/06/15 ●真空管劣化を考える会(真空管ライフ)をUP 後でBLOGからリンクを貼っておくか〜 今回は何といっても参考文献のリンクを貼ったという大仕事。 ここ2週間くらいこればっか調べてたな。 日立評論をかなりの本数ナナメ読みした。 主に1950年代だが,結構面白い。 高度成長期はやはり技術に熱い時代だったのだろうか。そう感じた。 でもアマチュアにも優しい時代だったと思う。 アマチュア向けの指南書やマニュアルも多かった。なぜ? いまはソフトウエアの時代なのかな。やっぱり。 ハードウエアの自作が熱い時代ではないのか。 ま,マイコン基板とかは買ってくればいいからね。 買ってきて組み合わせるのが手っ取り早いし,やりたいことに近づける。 ほら,アウトプット重視。過程を楽しむのではなく,面倒なところはできるだけ省く時代。 てか。 22:18 2022/07/04 ●アクセス解析。 18:32 2022/08/23 ●ウチのカスタムショップのストラトは98年の夏に購入したのですが,シリアルがCN400xxxなので94年製のようです。 現在28歳ですね。別ページでも書きましたが手がかかっています。 この前,シムを入れたのですがやっぱりやめました。そんな話題です。 新品で購入した直後から改造しまくってきたわけですが,どうもあか抜けないヤツでした。 数年前にアメスタのキャスト・サドルをプレス・サドルに交換して頭半分むけた感じでしたが,まだ不足感があります。 なんかボワんとしてジャラんとしない。弦が死んだ感じ。 ま,ウチのギターは元々アンプの音作りのためにあるわけなんで,アンプを通していい音が出てればいいんですけどね。 そのころ,カレー味のテレキャスターを作りました。初めての自作ギターです。 まあこのギター,コードストロークが良く鳴ること。生音でジャカジャカ弾いても気持ちいという。。 フェンダー解体新書,ギタマガのフェンダー特集とフェンダージャパン特集を繰り返し毎日読みました。 デジマートを毎日チェックし始めたのもこのころです。ギターが気になり始めたのです!! ピックアップのノイズを対策を考えるうちに渦電流損によるトーンロスに気づきピックアップ・キャビティの静電塗装を剥がしました。 ハイ落ちしないシールド・プレートを取り付けてみたところだいぶジャキジャキ感が出てきたように感じましたが,生鳴りが足りません。 同時に並行的にフェンジャパのST54-75RVも着々と改造を進めました。 サドルを黒いセイバー・サドルから元のプレス・サドルに戻し,イナーシャブロックをスチールにしてみました。 最終的にはリフレットして指板Rを緩くしたところこれがまた弾きやすくなってびっくりしてます。 しかし,これだけゴン太のネックでも3弦14フレットにデッドポイントを感じ,これをなくすために何ができるのかーと試行錯誤する日々です。 ST54なんでクラプトン・ブラッキーのようにイナーシャ・ブロックを木片で固定したところジャカジャカ感が出てきました。 そしてもうひとつ気づいたのがネックポケットです。 ネックポケットの「アタリ」を探ってこれを落としていく作業をしてみるとジャカジャカ感が出る気がします。 BLOGで説明した通り,ストラトのネックポケットはRがついていて面接触します。この部分を丁寧に平面出ししてみました。 そうなるとカスタムショップ・ストラトも気になります。 ネックポケット周りをよくよく確認すると・・・ なんとネックのカドに大きな凸があったのです・・・ 形状からしてルーティングをミスっている雰囲気です。リテイナー曲がってたし(生き別れの兄弟も)初期ロットもみたいだから色々問題あったのかも・・・ その凸部分をきれいに落としてみたところ激変・・・ジャカジャカ感が出てきました。 さらにシムを取り除いたところバカ鳴り状態でカレー味のテレキャスターに遜色ありません。 結局シムを入れて弦高を上げる作戦は失敗です。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ さて一連の経験で考えたこと「アタリ」を探ってそぎ落とす デタッチャブル・ネックの接合部の重要性に関しては昔からアレコレ言われてきたわけだが, 非常に重要であるという意見とビンテージギターは適当だったというハナシがごっちゃになり,混沌としている。 事実は如何に。 精度が重要である点は否定しない。 しかし,抜けないほどのキツキツがよいかというとそうではない。そう気づいた話。 材料力学の基本に応力ひずみ曲線というグラフがある。 材料力学という学問は例えば一本の棒の強度について考える。 そのために鉄やアルミニウムなどの金属やコンクリート,樹脂といった様々な材料を変形させて加わる力(応力)と発生する変形(ひずみ)について調べる。 輪ゴムやバネをイメージすれば変形量と力が比例するいわゆる「フックの法則」は高校の物理学の範囲なので理解しやすいだろう。 どんなに硬い材料,例えばダイヤモンドでさえ力を加えればわずかに変形する。その変形を「ひずみ」というわけだ。 歪みにこだわるギタリストには絶対に必要な学問,それが材料力学だ(笑・嘘)。 材料に加わる応力が小さければひずみはきれいに比例する。 これは先の「フックの法則」の通りだ。 応力とひずみが比例する変形を弾性変形と呼び,その応力範囲を弾性変形領域と言う。 弾性変形領域ではエネルギーのロスがない。応力を取り除けば元の形状に戻る。 弾性変形領域を超える応力を加えると塑性変形してしまう。 塑性変形は粘土のように応力を取り除いても変形が元に戻らない。 バネを伸ばし切ってしまうと元に戻らないという経験はお持ちでないだろうか。 輪ゴムでもよい。切れるほど強く引っ張れば元の大きさに戻らないだろう。 塑性変形はエネルギーロスが発生する。 さて楽器は振動する。 振動はバネとオモリによる振動系(バネマス振動系)で表される。 振動系には必ず損失が含まれる。損失が小さければ振動は長時間持続し,損失が大きければ振動はすぐに減衰する。 木材を振動させると損失があるため振動は減衰していく。 木材に応力を加えると損失が増加する。 塑性変形領域では損失が増加する。 ネジの跡が残るほど締めてしまうと塑性変形部分と弾性変形部分,その境目が発生して 損失が増加する。 凸部に応力が集中すると変形が大きくなり凸部に損失が集中してエネルギーが失われる。 ネックポケットの壁は弦の振動を受け止める重要な面。 摩擦による損失が出ないギリギリの力で止めるのが良いのではないか。 塑性変形部分の領域が徐々に広がることで馴染んでいくとも言えるかもしれないが・・・ クラプトン・ブラッキーのトレモロ・ブロック(イナーシャ・ブロック)の固定方法。 木口面にするか板目面にするかで圧縮強度が2倍以上異なってくる。 変形するほど固いとロスが出る。振動を伝えるためにはビビらないギリギリを狙う。 ってな。 シュパーゼルペグの穴を面取りした。 で,エリクサーのアンチラストだっけ?錆びる前に切れた。 21:04 2022/11/08 ●いろいろやってんだけど記事にする気がしない。 そういやコロナに感染した。 子供たちが相次いで発熱。かみさんが体調不良に。 市販の抗原検査で全員陰性。週末には元気になる。 自分は土曜の夜に手足が痒くなり寝られなかった。キノコアレルギーと思い込んでいた。 それは、先週2回もキノコで腹を下したから・・・ また次の日も夜中に手が痒くて起きる。花粉症の薬を飲んで寝る。よく眠れた。 月・火出社。眠い、だるい、やる気でない。いつもの事。だけど倍つらく帰宅して、酒飲んで寝る。 水曜朝37.7℃。休み。寝る。39℃まで上がった。 翌日祝日。熱は下がるが、体がだるい。寝る。階段を下りるのに手すりが必要。 翌日熱は出ていないが体がだるい。ほぼ寝てる。ラジオ体操できないレベル。 肩、背中、肋骨、が痛い。そして内臓が落ち着かない。鼻水は出ない。咳もほとんど出ない。 食欲は普通。この時は味覚、嗅覚正常。 4日目土曜、普通に動けるくらいになったけど寝る。 5日目日曜、完全復活。キャッチボールに行く。帰ったら抗原検査キットが届いてたので検査、陽性に。。 家族は全員陰性。むむむ。 月曜日、臭いがしない。コーヒーミルがにおわない。カレー粉がにおわない。お酢でむせない。ウイスキーは広がる感じ。 塩けは感じる。もはやイオン分析レベル。お茶でも水でも違いがない。 本日火曜日、少し臭いが戻った。けど、おならが臭くない。トイレが臭くない。無臭の世界。 16:25 2023/01/03 ●あけましておめでとうございます。 できるだけゆるゆるやっていきます。 作品の解釈というテーマです。 芸術作品。ま,なんでもいいのですが,絵画でも映画でも音楽でも。 作り手さんの解釈によって出来上がっているのが芸術作品です。 風景を切り取る写真ですら撮影者の意図が入るわけです。 スマホに至っては様々な処理が加えられてコンピューテッド・フォトグラフが出来上がるわけです。 最近ではAIも芸術作品を生み出すようになってきました。 ただし,アルゴリズムには作り手の意図が入ります。けど。 そう,つまり作り手の意図が入り,解釈された世界観が芸術作品なわけです。 で,それを見てあれこれ批評する人たち。それは解釈された世界を再解釈しているわけです。 いや,いいとかわるいとか,そういう論点ではなくて,二重に解釈されて落ちてくる情報が自分の中に蓄積されるわけです。 もっというと,そこから他人に説明するとき,三重の解釈が加わっていてもはや作り手がみていた世界はどこへやら。 ま,それがわるいとかよいとかではなくて,そういうもんなんだということ。 自分の仕事で言うとハードウエアを扱っているわけで,こんなものが欲しいとか,言われて考えて作って,大量生産するわけですが,そこに顧客がみていた世界がどれだけ再現されているのか。 ギターでいえば,やはり,誰かが使っているとか,有名な何年製をもとにしているとか,そういう解釈の積み重ねが魅力なのか,きっかけなのか。 関係ないか。ずれたな。 解釈というフィルターのキャッチボールによって無駄がそぎ落とされ,蒸留,もしくは濾過といった過程を経た酒のように雑味が取れていく。 そのような過程から生まれてきたモノは大抵よいものになる。 ただ,解釈フィルターは多くの人の手を経ることが重要。と今思った。 そういったプロセスが重要な時代になっていくものと思われる。 15:23 2023/02/26 ●春の体調不良。 指先がかゆくなったのはいつからだろうか。 年末位から?左手の親指,人差し指の先がかゆい。 左手だけ。野球の練習に行った後,特にかゆくなる気がする。 ググってみた。 「野球,指がかゆい」ヒットせず。 「ギター,指がかゆい」,金属アレルギーがかなりヒットする。 30年以上ギターを弾いてきてここで金属アレルギーか?違和感ありあり。 で,今度は耳鳴りと難聴の症状が徐々に出てきた気がする。 歩くと左耳にぼわっとし感じが出る。朝,起床した直後頭がぼわっとしている。 耳鳴りもひどい気がする。 そう思い始めて野菜を食べ,酒を減らし,睡眠を増やしたのだが,先週の月曜の朝起きたら和音の耳鳴りが来た。 耳鼻科で突発性難聴フルセットを処方してもらう。8年ぶりだそうだ。 で,ステロイドも処方されて三日ほどたったら指の皮がむけてきてかゆいのが治った。 花粉症の症状も出ない。すげーぞステロイド。こえーぞこの威力。 年齢的な衰えを感じずにはいられない今日この頃。。。 薬を飲んでる間は断酒しようと決めて今日で7日目,心折れそう。 そういえば,見る夢も変わった。音楽がなる夢とか。ちゃんとバッキングのリズムにメロディーが乗ってくる。 ループミュージック的な音が頭の中で鳴る。 後は,宇宙を満たしているダークマターや素粒子が実はDNAのようなもので,それが宇宙全体の遺伝情報を持っていて,空間を満たしているという妄想。 これも夢の中で思いついた。 つまり,いくつかの塩基でDNAの情報が作られているように,いくつかの素粒子の組み合わせで宇宙の遺伝情報というか,過去の記憶が保持されている。 恒星や惑星には原子で満たされているが,それ以外の空間,真空中だろうが,宇宙空間だろうが関係なくそういった素粒子で満たされているとするなら。 情報の伝達は宇宙空間は光などの電磁波だが,素粒子空間ではまた違った波で伝わるのかもしれない。 重力波という電磁波とは異質の(似ているのかもしれないし,関連性はあるのだが),波動があるのならば,素粒子が見ている世界は我々が見ている「波」とは違った「波」が支配する空間だろう。 21:04 2023/04/05 ●3月は中旬から忙しかった。 会社人生初の休日出勤。久しぶりの終電連発。まあ、早めだけど。 やっと落ち着いてきた。色々勉強にはなったけど、得たものはあまりないかもしれない。 うーん。迷惑かけ通し。ここに仕事のことは書かないつもりなので書かないけど。 でも、知らない人とのつながりができたりして、まあそれも面白い。 自分のやりたいことができない。誰かのために誰かにお願いする。そればっかり。 書類や説明資料を作る。そればっかり。 もしかしたら、これが普通の仕事なんだろうか・・・世の中の人たちはすごいな・・・ こんな仕事してたら死んでしまう。自分が。 20:36 2023/07/22 ● 突発性難聴がなかなか良くならない。思い出せば2月からだったと思うので、やはり仕事内容が変わってから。 一度は良くなったが4月に飲み会で普通に飲んだら再発した。いや、飲み過ぎたかな。 ということでそれ以来禁酒中。 酒飲むのやめたら健康になるかと思ったけどそんなに変わらない。 体重が一時期4kgくらい増えていて生涯最高体重を更新する勢いだった。 運動を増やした。突発性難聴にも運動は効果があるらしいし。 もう1kg減らしたい。というか、クライミングに行かなくなり腕周りの筋肉が落ちた。 梅雨の時期を乗り越えて暑くなり体調は戻ってきた気がする。 こうしてLOGを更新する気になったのもそのせい。メンタルもだいぶ落ちてたので。 歩く速度も速くなったし。 だいぶ慣れてきたということか。 何でもできます。は何もできない。と就活の時に言われていた。 最近思うのは、何でもできます。は何もやりたくない。ということ。モチベーションないってこと。 本来やはり、やりたいことがあって、それでもやっぱり、やりたいことはできない状態が正しい。正しいというか。まだまし。 全然関係ないけど、ヘッドフォンのイヤーパッドを交換した。ATH-M40fs。購入時期は多分1998年くらい。まだ普通に使える。 イヤーパッドの交換は2回目。1回目はボロボロになった。交換したのは数年前だと思う。今回はベタベタになった。 同じものを注文したと思うけど、素材が変わっている。あと20年くらい持つかな(笑)。 自転車も買ったのが2003年の12月くらいだと思うのでそろそろ20年たつ。 チェーン交換したいな。ディレーラーのレバーも。 少しづつ戻ってきた。 最近はWEB漫画とwwoz.orgにはまっている。 Blogも更新するかな。ネタあったかな。 20:37 2023/08/06 ● 人間ドックが終わり一息。 中2の友人と川遊びに行く。 朝6時に起きて日暮れまで河原で遊びラーメン食って帰ってきた。 水量があまり多くなく、2m以上の深みもあったが危なくなく。 岩場はコケが生えていないので滑りにくく。よい河原だった。 岩から飛び込んでみた。5〜6メートルあっただろうか。水深が浅いので尻もちついてしまう。 友人Aはなんかすっきりしたと言っていた。よかった。 いろいろ考えすぎるたちだから。優しすぎるんだよと言ってやりたいが優しいというよりビビりすぎなんだと思うけど。 友人Bは急遽参加したのだが、待ち合わせ場所に女連れで現れた。ま、ネタだけど。ガチで。 そいつはあまり付き合いないので、よく知らんが、よくしゃべる。 バーベキューしながら川を流れて、潜って、飛び降りて。楽しんだじゃないかな。 長男とその友人二人の男4人で行ったのは正解だったかな。ハワイの海よりやっぱ川遊び。うっせーのがいないと気楽でよい。 疲れたし、あちこち筋肉痛だし。日焼けして気持ち悪いし。いいことないけど。 自分が中2の時は水泳部の友達5人くらいで電車に乗って川遊びに行ってた。あの河原はどうやって見つけたんだっけ。 駅から歩いて踏切を渡り、橋のたもとの急な階段を下りていく。そういえば一度だけ、女子が数人ついてきた。そんなことあったな。 仕事のこと。 脳みそを筋肉にする。って。冗談言ってた先輩がいたが、不条理耐性を高めるってことにも通じるか。 やりたい、やりたくない、楽しい、楽しくない、そうではなくて、機械的に判断して機械的に処理する。 ドライ?大切なこと?心をこめる?いろいろよぎることもある。 22:57 2023/11/04 ● もう一ヶ月以上前だが、母校の文化祭に行ってきた。 半ば無理やり中2病を連れ出していってみた。 20年くらいたっているはずだが、なんか何も変わっていなかった気がする。 プールサイドも理科棟も。変化がなさ過ぎて怖いくらい。 だから、感想とかあんまりないんだよね。感慨深さとかもないし。 っけ。 そうね、ここ最近WEB漫画をよく読むようになった。 ヤフーニュースから飛ばされてエロいのとかちょっと読んですぐ飽きて、 精神科医の漫画を読んで、日本ってこんな漫画があるんだって思った。 それから何読んだかもう忘れたけど、やっぱSF系が好きみたい。 あとは最近読んだ時代劇モノもいいねって思った。 普通に生活してるだけのやつとか、アウトドアとか山岳系とか、人工知能とかも面白いと思ったけど。 ロボットとか、化け物は飽きてきた。あまり面白くない。 医療系も面白いと思うけど。 殺し屋系もやっぱ好きなのかもと思ったり。戦う系も結局読んでしまうとか。 23:14 2023/12/09 ● 眠い。 21:47 2024/02/23 ● タイ雑感。世を忍ぶ出張してきた。 2週間。 まあ、仕事はタスク多すぎなので、メール処理に追われて晩飯を食べる暇もないほど。 だから、そんなにあれこれ楽しんだわけではない。 この季節だというのに日中は35℃。暑い。 夏はどうなるのだろうか。 まあ、バンコク市内は空気悪いし、車もバイクも多い。 だからと言って郊外の工場の周りもなんか臭いし、空気は常にどんよりしている。 朝日も夕日も真っ赤に焼けたオレンジ色の太陽がスモッグに沈んでいく。 週末をはさんだのでウイークエンドマーケットに行ってみた。 あらゆるものが山積みになっている。同じものをたくさん並べると欲しくなるのが不思議。 日本ではガラクタとして廃棄されるようなものでもたくさん並べるとそれなりに魅力がある。 物価が安いから、旅行客から小銭をせしめれば食っていけるのだろう。 値切るのを忘れてあちこちで色々と買ってみた。 クーロントンというジャンク市場にも行ってみたが、こちらの方が強力。 なんでもある。あらゆる機械類が並べられている。歯車も売ってる。葉っぱも売ってる。 あらゆる金物、あらゆるジャンク、あらゆる日用品、エアコンのリモコンとか、誰が買うんだろうか。 誰もかわなくてもいいのだろうか。 人の多さにあえぎ、気温の高さにめまいを覚えながら地下鉄の駅にたどり着いた。 日本人がタイを好きなのか、タイ人が日本を好きなのかわからないけど、日本語があふれている。 五感が刺激される。 におい、味、音、視覚、すべてが刺激的。 雨は降らなかったので、タイの5%くらいしか体験してないんだろうな。 ま、そんなところか。カオスだったな。 そうそう、所得格差と分断は悪いものとみられているが、 金持ちがサービスの対価としてしっかりと金を払えば、50バーツあれば食事できるのだから、庶民は生きていける。 それでもいいんじゃないかと思った。高いものは高いが、安いものは普通。 40バーツのパッタイに50バーツのお茶で昼飯を食いながら思った。