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最終更新日2004-06-07
とにかく目視!
テスターで要所がショートしていないかチェック。
電源とグランドがショートしていないかチェック。
トランスの巻き線は案外直流抵抗が小さいので勘違いしないように。
AC周りだけはテスターで抵抗値を測ってもあまり意味がないので事前に部分的に電源を入れてチェックしたほうが安心。
チョークインプットは最低でも50mAくらい流さないとまともに動作しない。
なので,5998が正常動作するまではスタンバイスイッチは入れない。もし入れるとケミコンの耐圧をオーバーする。
まずはどの真空管も挿さない。
テスターのマイナス端子をグランドにクリップで固定する。
電圧の測定は片手で行う。
電源ON!
とりあえずは煙が出たり,トランスがうなったりしないことを確認する。
+B,-C電源の電圧確認。ケミコンの耐圧をオーバーするようならすぐに電源を切る。
トランスの2次電圧を確認。無負荷なので高めにでる。
6.3Vが6.6Vになったりする。
CRDが働かないので-C電源もまともじゃない。
電源を切って一息つく。
高電圧がしばらくは残っているのでテスターでチェックしておこう。
初段管をさして電源ON。プレート電圧をチェック。200V近辺にいるはず。
CRDが働くはずなので+B・-C電源がまともな電圧になっているはず。
バイアス電圧を確認。最大電圧になるようにVRを回し切る。
5998をさして電源ON。十分に温まるまで20秒以上待つ。
この間にヒーター電圧などを確認。
5998が暖まる前にスタンバイをONするとケミコンの耐圧をオーバーする危険がある。
20秒後,+B電圧をモニタしながらスタンバイスイッチをON!
一瞬トランスがうなる。さすが2200uF。
+B電圧が160V近辺に落ち着くのを確認。
続いてバイアス電流の確認。設計は60mAだが,まずは50mAくらいで。
バイアス電流計測用の抵抗が1Ωなので,電圧降下がそのまま電流になる。
時間が経つとかなり変動するので30分くらいかけてじっくり調整。
適に各部電圧を確認。
真空管アンプでは発熱の確認も重要。
熱くなりすぎるところはないか確認。ここで感電するので要注意。
電源トランスと出力トランスがかなり熱くなる。
出力トランスと5998をもう少し離せばよかった。
調整個所は5998のバイアスのみです。
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