最終更新:2011-08-16
前回大音量で試していて気になった点を修正しました。
クリーンモードでは低音がしっかり出ていて非常に気持ちいのですが,反面オーバードライブモードでは低域が薄く感じ, 中高域がやや耳障りに感じました。
ということで今までの作業は何だったんだろうと自問自答しながら,気になったものは直すしかないので直します。
気に入っているコンデンサを使いまわすことにしました。
・初段DEEP OFF:「M社」4700pF → 「Western Electric」のマイカ5600pF
・初段DEEP ON :SOZO 0.022uF → 「M社」4700pF 2パラ
・OD段 :「Western Electric」のマイカ5600pF → SOZO 0.01uFへ
狙いはクリーンの低音を抑えつつODの低音をやや強めに出すという内容です。
録音はしていないのですが非常にバランスがよくなりました。
最近は出音だけでなく弾くほうにも気が向いてきているのですが,左手のタッチと右手のニュアンスが非常にシビアに出てくるので下手さを再認識させてくれます。
FET Boosterをかまして出すディストーションでは右手のミュートの具合が如実に反応します。 ミュートしない場合でもピッキングするポジションがブリッジよりだとブライトになるのがよく分かります。
ということで明日気が向けば録音します。
ということで今日気が向いたので録音しました。
BRIGHT | DEEP | ROCK | MANUAL | ACCENT | ||||||
VOLUME | JAZZ | TREBLE | MIDDLE | BASS | PEDAL | OVERDRIVE | LEVEL |
「PRS」は12時です。
NOR INPUT,クリーンモード
ストラトのブリッジ側からセンター,ネック側の順。クリーンなのでやや音量が小さめです。
110816_st_cln.mp3
NOR INPUT,ODモード
ストラトのブリッジ側からセンター,ネック側の順。
110816_st_od.mp3
NOR INPUT,ODモード
ストラトのセンター。今までよりも低音が出ているのが分かる
110816_st_od2.mp3
NOR INPUT,クリーンモード
ES-335のブリッジ側からセンターハーフ,ネック側の順。
110816_335_cln.mp3
NOR INPUT,ODモード
ES-335のブリッジ側からセンターハーフ,ネック側の順。
110816_335_od.mp3
FET INPUT,ODモード
ES-335のブリッジ側からセンターハーフ,ネック側の順。
110816_335_dst.mp3
1MBを超えるファイルが4つ。。超えないようにしたつもりだが・・・いちおう別館へのリンクも張っておきます。めんどくさい。。
WEのマイカがお亡くなりになった。。
録音中途中からどうも「ブツブツ・ゴソゴソ」というノイズが出始めた。
半田ごてを当ててしまった初段のデカップリングコンを疑っていたのだが,どうやら初段のマイカが怪しい。 高い電圧をかけるためプリ管を抜いてしばらく様子を見る。 こうして記事を書き進める間にも「ドン」というポップノイズが断続的に出ていた。
やがてドンの間隔が短くなり,徐々に連続的に「ドドドド」となり「ブー」といってプスンととまった。 モニターしていたカップリング出口が100V以上になり,終了。お亡くなり。 実は耐圧が300Vということが後からわかっていたんだよね。 WEの御威光もここまでか。代わりを考えないと。
うーん。いままでOD段のカップリングとして無事に動いていたんだけどな。 リードのフォーミングは変えてないので半田の熱でやられたかな。。。 そういえば一度返品して交換してもらったんだよねこれ。 マイカはどうもダメだなぁ。以前も1000pFのマイカが「ガサゴソ」いったことがある。
お亡くなりになったWEの5600pFはお気に入りのM社の4700pFに戻しました。4700pFでは容量不足なので1600pFを足しました。 コレで6300pFとなります。1000pFを足して5700pFにしてもよかったのですが,まあいいでしょう。
休み中に行ったこと(アンプ以外)をなぜかここにメモ。
・ストラトの改造:共振用コンデンサのQダンプ抵抗を220kから150kに変更。ボリュームPOTの1・3番間に150pFを付加。
・EVM-12Sのエンクロージャー内部の配線をやり直す:モガミの配線材をパラで配線,あんまり意味ないがスタークアッド接続。ガスケットを追加してシーリングを強化。ツイーターの穴を塞いでいるベーク板にゴム板を追加。各部増し締め
おまけの近況
ストラトがやや順反ってきた。この暑さとクーラーによるヒートショックのせいかな・・・
そういや335はトラスロッドを45度くらい回して弦高が落ち着いた。 トーンコンデンサをロシア製オイルコンに交換したな・・・大変だった・・・
おお,VOXのAC-30などに使われていたと思われるビンテージコンデンサを入手したがことごとく漏れ電流が多くて使えなかった。 これだからビンテージ部品は困る。今回は勉強代と思っておこう。
最近物欲が減ってきたのだが最後の砦であるところの12AX7互換球を狙っている。ああでも高いな〜
そういえば,配線材比較を行おうと思っていたんだった。プライオリティが低いんだよな〜
こんなところか・・・