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今後の方針

最終更新日2009-05-02


  お客様が参りました。 GIBTATSUさんとおっしゃいます。 高級輸入ワインと我が家の専属シェフの手料理,デザートのチーズケーキを平らげたところで音出ししてもらいました。 夜遅くなってしまったので防音室といえどもあまり音量は上げられませんでした。

  前から自分でも気になっていたのですが,どうもこもった感じがあるというコメントを頂きました。 ストラトではばっちりですが,335だと少々抜けが悪く物足りないとのことでした。 若輩者としてはストラトと335を同時に成り立たせるというのを課題にしています。 自分で音出ししていてもストラトのほうに多く手が伸びています。。。 ギタリストが弾いていて気持ちよい音と,バンドの中で抜けてきてアンサンブルとしてなじむ音は少々異なるとのことでした。 あまりにミドルが太すぎると他の楽器の音を邪魔してしまうこともあるようです。

  トレブルよりも更に高い高域の抜けがイマイチと言うことがはっきり認識できましたので対策を考えるよいきっかけになりました。 音作りの方針としても最近のアンプはツマミが12時の位置から微調整していくのがよいとか,そのほかにもいろいろと勉強になるコメントを頂きました。 やはりいろいろと経験を積まれている方だけに言葉に重みがあります。


  さて,少し技術的な話に方向を変えます。 ギターアンプでは1MegΩという高い抵抗値のPOTを使います。 2番端子につながるシールド線の容量が大きいと高域が減衰してしまいます。 ということで使用している配線材の容量を簡易的に測定してみました。

測定方法:
24cmの長さに揃えたツイストペアを各種用意
pFオーダーまで測れるハンディテスターで測定
測定用のリード線の容量は後から引き算する
測定精度は±5pFほど

LANケーブルの中身,単線のもの
7pF/24cm

MOGAMIのフックアップワイア
8pF/24cm

黒黄色のツイストペア,テフロン皮膜,確か24AWG
10pF/24cm

BELDEN 2芯シールド 8450
25pF/24cm(カタログスペックは40pF/ft)

クロスワイアー
48pF/24cm

  クロスワイアーが一番大きく,LANケーブルをばらしたものとモガミの配線材が少なかったです。 BELDENの8503は適当な長さが準備できなかったので定量的な測定は見送りましたが中庸でした。 BELDENの2芯シールドも思ったより小さかったです。 ということで今使用している配線材は最も小さい部類に入るものだということが確認できました。 これは収穫です。なんといってもクロスワイアーは他の配線材より1桁容量が多かったです。 フェンダーの音作りに影響があるに違いありません。 で,,,POTの2番端子につながる配線が原因でないならば,何が原因でハイ落ちしてるのでしょうか。

  プリ管のグリッドにはストッパーとして100kを入れている部分があるのですが,こいつが結構ハイを落すようです。 入力容量とミラー効果によりかなり大きな容量がつくと考えたほうがよいようです。 等価的な容量はシミュレーション結果からの概算だと200pFくらいになりそうです。 ということで,100kをパスするコンデンサーを追加することで音抜けがだいぶ改善されました。 このグリッドストッパーは結構あちこちのアンプで見られる設計です。 いままで自分のアンプでも採用していましたが,気づきませんでした。


  録音したけど,まだイマイチなので,部品交換に走りました。 小容量のコンデンサーにダンブルもセラミックを良く使っているので,まずはセラミックを試してみたところ,確かにハイが伸びましたが,若干固さが出ました。 続いて最近入手したフィルムコンに交換してみました。そうするとブリリアントな高域とつややかなミドルが得られました! もう一箇所の小容量のコンデンサーも交換してみたところ若干改善された気がします。 ということで,部品交換による音色変化は頻繁に経験することではないけど,久しぶりにヒットしました。 で,少しだけ録音したけど,アップしてません。まだ仮配線なので本配線を行ったらば録音します。


  いろいろとコンデンサーを付け替えて音だしを繰り返し,良い方向へ持っていこうと試みています。 そろそろ録音しようかと思ったところ,右手の人差し指を包丁で切ってしまいました。 今週の録音はお預けです。 以下はメモです。250p→270p→200p。最近のフェンダーは150pらしい。トレブルを上げたときにミドルにかからなくなる。 510p→470p→4700p。変化は良くわからないが,お気に入りのコンデンサーを使いたい。来週再試行しよう。 270p→470p。220p→200p。ブライト用のコンデンサーはPOTの数値に合わせて変えるべし。 音抜けという意味ではセラミックでもいいかな〜。。。また来週考えよう。


録音!!2009-04-29

  やっとこさ録音をしました。 今日も紆余曲折ありました。 ウエスタン・エレクトリックのマイカコンデンサなどを入手してみたのだが,けちって2個だけ購入したのが運の尽きか。 1個は漏れ々だった。中古品なので致し方なし。 また少し定数を変えて4700p→2200pとしました。150pも試したけどイマイチ。 オーバードライブチャンネルのスナバも定数を変えてみました。 少しブライトになり,ザラっとした感じが増えました。


  漏れ漏れコンデンサーは交換してもらうことが出来ました。よかったよかった。新しいものは漏れ漏れではありませんでした。 手前の茶色いコンデンサーがそのものです。


BRIGHT DEEP ROCK MANUAL ACCENT
VOLUME JAZZ TREBLE MIDDLE BASS PEDAL OVERDRIVE LEVEL


オーバードライブチャンネルで,ES335,ブリッジ,ハーフ,ネックの順番です。
複弦チョーキングの音の混ざり具合もポイントですかね。
es335_od80.mp3

オーバードライブチャンネルで,ES335。
たぶんずっとセンターハーフ。
最後に弦がブチっと切れて終了です。
ES-335のクリーンは録音できませんでした。
es335_od81.mp3


オーバードライブでストラトのセンターです。
最近確認によく使うStone Freeです。
低音の飽和具合などを確認します。
strato_od80.mp3

オーバードライブでストラトのネック側でしょうか。
弱音の響きと和音の濁り具合なんかを確認します。
strato_od81.mp3

オーバードライブでストラトの各ピックアップを試しています。
ブリッジ,センター,ネックの順番です。
strato_od82.mp3


たまにはクリーンで試してみましょう。
ストラトでブリッジからハーフトーンも含めてネックまで5ポジションです。
音を聞きながらなのであんまり集中力がないのはご勘弁を。
strato_cln80.mp3

ストラトでクリーン。ということでこの曲。いまだにちゃんと弾けない。
ピックアップはセンターです。
strato_cln81.mp3


コンデンサーを吟味した結果,ハーフポジションでの艶というか,ピッキング・ニュアンスがよく出るようになりました。 ハイの抜けもよくなり,フレットに当たった時の響きがよりアコスティカルになりました。 しばらくはこの定数でいろんな条件で録音したりしてみようと思います。

ところで,POTにはAカーブとBカーブがありますが,Aカーブには10%のAカーブと30%のAカーブがあるらしいです。 最近のフェンダーアンプのトレブルPOTには30%Aカーブが使われているようです。 POTのカーブは操作性に大きく影響します。いろいろあるんですね〜


改造前の写真です。


改造後の写真です。 間違い探しじゃないんだからという声を聞こえてきそうです。


ES-335の弦を張り替えたので録音しました。

ES-335でクリーントーンを録音してみました。設定は標準です。
ピックアップはブリッジ,センター,ネックの順番です。
es335_cln_90.mp3

ES-335でクリーントーンを録音してみました。後半はブライトスイッチをオンにしています。
ピックアップはセンターです。
es335_cln_91.mp3

オーバードライブも録音してみました。ウエスタンだからってどってことありませんでした。
ピックアップはセンターです。
es335_od_90.mp3


BRIGHT DEEP ROCK MANUAL ACCENT
VOLUME JAZZ TREBLE MIDDLE BASS PEDAL OVERDRIVE LEVEL

335のセンターです。
設定はオーバードライブチャンネルで,ゲインが5です。
es335_5_90.mp3

335のブリッジピックアップです。
es335_5_91.mp3

ストラトのネック側のピックアップです。
strato_5_90.mp3

ストラトのセンターピックアップです。
strato_5_91.mp3


もう少しローエンドの深いところが欲しいと思うようになりました。 そんでもって,アッテネータの研究を進めると。


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