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後日談


このアンプの音ですが、とてもまろやかな音がします。いままで私が作ったアンプはどれもギンギンギラギラでしたが、このアンプはなめらかです。要因は抵抗を全てカーボン系にしたこと、配線が全て単線であることではないかと思っています。

前作は全て金皮、ベルデンのテフロン銀メッキ7本より線を使いました。ギンギンギラギラです。

次の改造は配線材かなと思っています。塩ビ皮膜もいやだし、部分的により線を使ってみようと思います。そうすればもっとワイルドで叫ぶようなアンプになるのではないかともくろんでいます。

〜改良ネタ〜

ハムノイズは出つづけました。ふと思いついて出力管の電流を見てみたところ恐ろしくアンバランスです。

早速秋葉へ行き6BX7GTを入手。店のオヤジ曰く。カソードバイアス抵抗は2本別々にしないと〜。
そんなことないと思ったのですが、真空管にも温度特性はあるわけで、2ユニットどちらかの温度が上がると、温度が上がったほうのユニットに電流が集中し、さらに熱くなるといういわゆる熱暴走の危険があることがわかりました。

6BX7GTを2本購入して、差し替えると確かにハムは相当小さくなりました。

でもまだ回路の改良はしてません。

もうひとつ。小改造。出力管のグリッドに入る10kは現在とりはずしました。高増幅率の5極管やビーム管には不可欠だそうですが、3極管は別に無くてもよさそうです。本来はオシロで寄生発振などがないかどうか確認すべきですが、オシロがないので断念です。


企画 回路設計の指針 配置設計 製作 テスト 失敗

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