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最終更新日2006-12-28


PLAN

コンボアンプという小宇宙

思いつきで書いてみる。
コンボアンプはひとつの製品として完結している。
キャビネットとヘッドを別々にすると組み合わせによって音のバリエーションは増えるがギターアンプとしての個性は薄れてしまう
Tweed Bassなどは10インチ4発というスピーカーの組み合わせだからこそおきた奇跡なのだろう。
15インチスピーカーを使うにしても,ギターアンプというキャラクターを成り立たせるためにはコンボアンプのように完結したものとしてパーソナリティを主張すべきだ。ここらでやめよ。

怪物たるゆえん。
このサイズから馬鹿でかくてブットイ音が出てきたらビックリするよね?
そんな気持ちを込めて,怪物か計画を進行。
50WクラスのPowerアンプとドライブ回路,そいて重いトランスを搭載して怪物化
シャーシが手狭なのでこいつで成功したらもう一度リビルドしよう。


技術ネタ

・電源

電源は弱い方がよい?強力な方がよい?
オーディオ用アンプでは強力な電源が望まれる。
ギターアンプでは非力な電源が珍重される。
過渡応答によって発生する電圧降下(サグ)の影響でアタックの感触が変化するらしい。
とはいえ,それほど影響はないとの見方もある。
整流管とシリコンダイオードで音が変る。
そこらへんに秘密がありそうなのだ。
弱い電源はリプルが多くてハムが出やすい。
きれいな電源を弱体化させることでハムが出ない弱い電源を作る事ができる。

・PowerAMP

多極管はスクリーングリッドの働きが重要である。
プレート電流は出力に正比例するが,スクリーングリッド電流は真空管が飽和すると急激に多くなる。

・OD回路

ゲインが高ければよいと言うものではない。
バランスよくディストーションするとよさげ。
低音をどれだけ入れるかが鍵を握る。
きりすぎてもだめ。ある程度低音をいれつつ濁らないようにできればよろしい。

・位相反転回路

非力でよい。
トランスドライブやカソフォロドライブは必要ない。
実はギターアンプたる所以のかなりのファクターを握り締めている。


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