オーディオ装置の検聴用
ギターとロックが好き
高音質,好演奏のライブ盤を聞きたい
ソウル,ブラックミュージック,民族音楽も好き
クラシックはバロック,ジャズはマイルスてな感じ
狭い世界で生きてます。以下完全主観です。
星の意味は一番下。
ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Miles Davis, 1959
Kind of Blue
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|★―|――|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
ジャズの名盤。何度聞いても味わい深い。デュアン・オールマンも愛聴。
冒頭のベースソロは再生が難しいとオーディオ好きの大先輩が言ってました。
ノイズフロアは高めだけど演奏が濃いので気になりません。
ジャズは語れないのですが,一流のミュージシャンが寄り集まったマスターピースと言えばいいのでしょうか。
初心者にもお勧めできますし,様々な音楽を聞いていくうえで原点・回帰点になると思います。
名盤なので様々な盤があります。
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総合:★★★★★
Miles Davis, 1956
Round About Midnight
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――★――|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|―★|――|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
ジャズの名盤。「Kind of Blue」と合わせてこの2枚はよく聞く。何度でも聞ける。
録音はHi-Fiではないのだがマイルスのミュート・トランペットを全身で浴びるのが快感。
楽器の音は十分に録れている。というか,録音機材の進歩を疑いたくなる。
1曲目のイントロだけでも腹が膨れる。
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総合:★★★★★
Bill Evans Trio, 1961
Walts for Debby
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
名盤ばかりですみません。
バックグランド・ノイズを含めて良質なライブ盤は少ないのですが,これはオーディオの醍醐味のひとつ,時間と空間の跳躍を感じられる一枚です。
音楽好きにもオーディオ好きにも文句なしに勧められる1枚です。
様々な盤が発売されているので適当にピックアップしました。選んでください。
地下鉄の音が聞こえるとか,そんな都市伝説も楽しみのうちのひとつですが,まあそれはそれで知らなくても関係ないです。
お勧めは静かなディナーのBGM。
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総合:★★★★★
George Benson, 2009
Songs and Stories
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い|―★|――|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|――★――|耳元
古い名盤も良いのですが新しい録音も聞きたいですね。
これはたまたま手に取った1枚です。
ジョージ・ベンソンはブリージンと合わせて2枚しか聞いてないので何とも言えないのですが,一時期ヘビロテしてました。
ジャンル的には一応ジャズですがやっぱりポップですよね。メロディとかリフが残ります。
最近の録音なので音質も十分に良いです。レンジも広く低域から高域まで使い切っています。
音数が多い割に無理にレベルを突っ込んだ感じもせずクオリティは高いです。
ノリの良いアップテンポは曲調が多いですが,リラックスして聞き流すにも良いです。
正座して聞き込むタイプのジャズとは方向性が違いますけど満足度は高いです。
こちらはホームパーティーのBGMかな。
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
The Allman Brothers Band, 1971
At Fillmore East
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い★――|――|薄い
情感:熱い|★―|――|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
いつもまた聞きたくなる名盤。名演奏。名ライブ。名録音。
ライブとは思えない音質で当時の熱気が伝わってくる。
PAスピーカーによる回り込みよって発生するハウリングが一切感じられない。
おそらく非常にシンプルなPA機材で演奏していたのだろう。
それがこの音質につながっている気がする。ドラムの音も実に自然。
ツインドラムの確かなビートに載せて自由に飛び回るデュアンのスライドギター。
ツインギターのアンサンブルとその間を埋めるオルガン。
演奏もまたすごい。長いインプロヴィゼーションにも起承転結と抑揚があり飽きさせない。
聞くときはCD2枚組を通しで聞いてますね。
このライブ録音に特化したマニアがいるらしいく様々な盤がある。
ところで,オールマンはJBLスピーカーを使っていたようです。
良い音には同じ原点があるのですね。
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総合:★★★★★
TOTO, 2002
Through The Looking Glass
音質:★★★★★
音楽:★★★★☆
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|★―|――|緩い
環境:空間|――★――|耳元
オーディオチェックにも使うモダンなアルバム。
ワイドレンジでリッチな音。大音量で聞きたい。
多彩なカバー曲が飽きさせずついつい大音量でも最後まで聞いてしまう。
音質的にも演奏的にも文句なし。まあつまり全体的に文句なし,不満が無いということですね。
楽曲やアレンジの良さは言うまでもないが,プロフェッショナル集団なので演奏はどこかクール。
BGM的に聞き流すのもよいし,ルカサーのギターを聞き込むのもよい。
テレワークのBGMにどうでしょうか。
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総合:★★★★★
Ry Cooder, 1972
Into the Purple Valley
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い|――★――|冷たい
力感:強い|――|―★|緩い
環境:空間|――★――|耳元
ライ・クーダを紹介する最初の一枚は迷いますが,音楽と音質のバランスを考えると最も無難で中庸なのがこの1枚と思います。
参考までにわたしは自分の結婚式のBGMに4枚のライ・クーダを持ち込んで眉をひそめられた経験を持ちます。
日本でいうとカラっと晴れた秋空を連想させるメキシカンな空気。
乾いたアコースティック楽器の音色に不思議とマッチする軽く歪んだライのスライドギター。
自然で誇張感がなく,商売っ気のないあっけらかんとしたそつのない演奏ですがそれがライ・クーダの持ち味なんだと思います。
そして,ライ・クーダの録音はレベルが低めに抑えらえており,コンプやリミッタとは無縁なオーガニックな空気に満ちています。
聞こえてくるアコースティック楽器はどれも使い込まれて枯れた風情がスピーカーを通して伝わってきます。
ヘッドフォンでもスピーカーでもいつでも聞きたい一枚です。
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総合:★★★★★
Pink Floyd, 1973
Dark Side of the Moon
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|―★|――|薄い
情感:熱い|―★|――|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|――★――|耳元
「狂気」。邦題って好きじゃないんです。CD世代の自分の中では最初からずーと原題「ダークサイド・オブザムーン」です。
サンプラーの無い時代にテープを切り貼りして作ったと言われる,アナログ編集の極致みたいな作品です。
様々な音のオマージュが散りばめられ,スペーイシーな音空間が作り出す世界観に引き込まれていきます。
もちろん,デビット・ギルモアのファズを使った伸びやかなギターソロも最高です!
あるオーディオショーであるオーディオ評論家がアバンギャルドというでかいホーンスピーカーでこれを大音量で流してました。しびれましたね・・・音のデカさに。
そんな名盤なのであえて紹介する意味はあまりないのですが,ここで紹介したいのはサブスクの時代に15秒のサビではなく,1分30秒の曲ではなく,1枚アルバムとして価値がある作品を紹介したいからです。
「作品」といえるアルバムは少ないので。
ところで,アナログ録音は60年代後半に真空管からソリッドステートへと徐々に移行していきます。
私見ですが70年代がアナログ録音の黄金期ではないでしょうか。80年代に入るとカサついたトゲトゲしいディス・コサウンドが普及し始めます。
SSLとNE5534の普及に比例しているような・・・気もしなくもないです。
多分わたしがマイケル・ジャクソンを聞かない理由はココにあります。
そして,80年代のデジタル黎明期,特に日本の録音はひどい録音が多いです。
これはロック,ポップに関わらずジャズやクラシックでも感じることです。
90年代後半か2000年に入ってやっと録音の質が安定してくる印象です。
これはProToolsの普及と関係があるのか・・・気になります。
あ,本作とは関係ないですけどね・・・
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Lee Ritenour, 2012
Rhythm Sessions
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――|―★|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|――★――|緩い
環境:空間|――★――|耳元
リトナーのセッションシリーズ。
一時期某オーディオ評論家がオーディオ雑誌の検聴用に使っていました。
確かに沈み込む深い低音からきらびやかな高音まで入っていて高音質。
中低音が特に太くゴリっとした質感に仕上がっているのでスピーカーの個性がよく表れます。
全体的に横にも奥にも広がりがありスペイシーな音作りで定位感の確認にも使えます。
でも好きなのは7曲目「Maybe Tomorrow」。女性ボーカルが良い具合。
リバーブの飛びっぷりでスピーカーの解像度が判る。
楽曲もアンサンブルもギタープレイもよいです。
ギターアンプはメサブギーを使っているようです。
ダーティーな歪もどこか味わい深く上品です。
一時期ヘビロテでしたが最近は下火。
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総合:★★★★★
神保彰, 2014
Crossover The World
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い|―★|――|冷たい
力感:強い|―★|――|緩い
環境:空間|――★――|耳元
明るく抜けた笑顔が怪しい日本人の作品。失礼。ドラミングはゆるくないっす。
アルバムとして統一感があり最後まで無駄なく聞けてしまう。
ギタリストはアレン・ハインズだがゲストでマイケル・ランドウが参加!楽しめます。
最近の録音でハイレゾ盤もあるようです。アレンジも音質的も全てが無難にまとまっていて文句のつけようがありません。
ベースのラボリエルの演奏が聞きどころ満載でグッジョブ。
全体的には軽いノリでBGM的に聞き流しできる感じですが,要所で締めてくるので油断なりません。
思い出してみると1曲目イントロの5秒間にこのアルバムの全て集約されているのかもしれません。
こちらも一時期ヘビロテでした。
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総合:★★★★★
Fourplay, 2000
Yes Please
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い|――|―★|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
フォープレイは色々あり何枚か持ってますがこれがお気に入りのようです。
演奏と曲,アレンジには文句のつけようがありません。
どっぷりと音楽に浸れます。ブルーノートで聞きたいですね。
何か心地よい音楽を聴きたいとか,雰囲気を作りたいとか,
心がやさぐれてるとか,大人のふりをしたいとか,
都会生活に疲れた40代~50代に合う感じですかね(笑)
音質は文句無しですが,曲調からしてBGM的にスピーカーで流すのがよいですね。
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総合:★★★★★
Steely Dan, 1977
Aja
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|―★|――|薄い
情感:熱い|―★|――|冷たい
力感:強い|――|―★|緩い
環境:空間|――★――|耳元
これは「Gaucho」とならんで高音質で有名な名盤ですね。
一昔前,うーん・・・そう2000年代初頭位までは良い録音の音楽ってあまりなかった。
モダンな楽曲で周波数レンジが広くて空間を感じさせるようなアルバムってあまりなかった。
PAの現場で大音量で流しても恥ずかしくなく,音も確認できるということでPA屋が使っていたという話を聞いたことがあります。
参加ミュージシャンも一流だし録音や演奏に対するこだわりも半端なかったようです。
まあ文句はつけられません。聞いてみるしかないですね。あとは好みの問題です。
オリエンタルな雰囲気なのがお気に入りの理由なんだと思います。
「Gaucho」よりこちらの方がアルバムとしてのコンセプトというか「色」がハッキリしていてまとまりがあるように思います。
あまり聞き込むタイプの音楽ではないと思うのですが,よく聞いたら実はものスゴイのかもしれません。
そういえばイヤホンで聞いたことないですね。試してみるか。
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Beatles, 1969
Let It Be... Naked
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|―★|――|薄い
情感:熱い|★―|――|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|――★――|耳元
ビートルズはポップスかな?ジャンル的にはロックかな。でもロックっぽくないよね。
初期はロックンロールだったかもしれないけど。では「歌もの」ということでポップスに入れときましょう。
普通のLet It Beはカセットテープで聞いてたかな。
加工しすぎてぼやけた印象だったものを再編集してクリアにしたんではなかったかな。
ジョンの声,ポールの声が良い具合です。
「Long and Winding Road」だけを聞くこともあります。
ビートルズはこれ一枚で十分かもしれない。
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総合:★★★★★
Lizz Wright, 2005
Dreaming Wide Awake
音質:★★★★★
音楽:★★★☆☆
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い|★―|――|冷たい
力感:強い|――|―★|緩い
環境:空間|――|―★|耳元
MJのバックナンバーを読んでいて気になり最近入手,この人はまだ1枚しか聞いてないから偉そうなことは言えないけど良い具合。
もう何枚か聞きたい。
音数が少なくアコースティック楽器を多用しているのでスペースが広くオーガニックな響き。
意外に深い低音が入っているのでスピーカーとアンプの検聴にも使える。
ロックな曲をカバーしているのも好きな理由。
ボーカルはあまり泥臭くなくかつヤングでナウいラテン系の方向性でもない。実に中庸でロハス系。
もすこし言うと,カサンドラ・ウイルソンのような泥臭さはなく,トレイシー・チャップマンをポップにした感じ。
声質はブラックだが,かすかにジョニ・ミッチェルっぽさを感じさせなくもない。
最新録音ではないが音質は良いのでスピーカーでもイヤフォンでも楽しめるはず。
でもやっぱりひっそりイヤホンで聞いた方がいいかもと思い直す。
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総合:★★★★★
Joe Cocker, 2005
Heart & Soul
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い★――|――|冷たい
力感:強い|★―|――|緩い
環境:空間|――★――|耳元
まず合掌。一般的なジャンルはロックですが「歌もの」ということでここに分類しました。
ジョー・コッカーとの出会は中学の時に見たウッド・ストックのライブ映像です。
もちろんジミヘン目当てでしたが,変な人がいるもんだとインプットされました。
そして,年齢を重ねると共に人間の歌声が持つチカラに否が応でも気づかされるものです。
ギターの良いトーンをどんなに追求しても人の声には勝てないわけです。
それどころかスティービー・ワンダーのハープにも太刀打ちできないでしょう。
それで男性ボーカリストを聞こうと探るとなるとジョー・コッカーを外すわけにはいきません。
YOUTUBEで最近のライブ映像「With A Little Help From My Friends」を見られますが無性に涙が出て止まりませんでした。
同じ曲でも若いころのジミー・ペイジが参加してる録音はイントロのチョーキングで興ざめしちゃうんですけどね。
さてこの1枚はたまたま手にしたものですが,全体的にロックですね。
そしてライナーノートを開くとお腹いっぱいになります。
ギタリストだと,マイケル・ランドゥ,ディーン・パークス,スティーブ・ルカサーを中心にジェフ・ベック,エリック・クラプトン,マイケル・トンプソン,ショーン・フォンテイン。
ベーシスト,リー・スカラー。ドラマー,ビーネ・カリウタ。ホーンはブルース・エスコビッツ。
プロデューサーはCJ Vanstonという人がでありマルチプレーヤーとして参加しています。(知らない名前ばかり,勉強不足です。すみません。)
ここでこのギンギンのギターソロ,キターとか,クラプトンはどこでも一緒か・・・ついにやりとしてしまいます。
ボーカルはもちろんですがモダンな録音でかつ音が良いんでついつい聞いちゃいます。
ディストーションギターに音色的な統一感が無いところが残念でエフェクトが過剰でウエットすぎる曲もあり好みが別れるかもしれません。
もう少しドライなディストーションギターが好きです。
パワーをくれるけど癒されるという矛盾をもった満腹系の一枚です。
イヤホンでもスピーカーでもいつでも聞きたいですね。
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総合:★★★★☆
宇多田ヒカル, 2004
SINGLE COLLECTION VOL.1
音質:★★★★☆
音楽:★★★★☆
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|―★|――|緩い
環境:空間|――|――★耳元
絶対にイヤホンで聞かなければならない!というアルバムがエントリーされていないのであえて実績のある所からピックアップしてみました。
仕事中によく聞いてます。「traveling」だけリピートでもいいんですけど。特に15時ごろに効果的かなと。
一度自宅で流してみたんですけど,眉をひそめられましたので一人でひっそり聞いてます。
音質的には目いっぱい音圧を上げたJ-POPサウンドが楽しめます。みっちり詰まってます。
歌のうまさとか歌い方とかはあまり興味はないし,声質がどうのとかよくわからんのですが,いろんな可能性を感じます。
それだけにプロデュースの難しさも感じます。打ち込み系じゃなくてアコースティックな曲調とかどうなのかな~と思っていたらMTVアンプラグド企画があったんですね。知りませんでした。YouTubeで見れました。
全体的には文句はありません。がっちりですね。メジャーなだけに品質は高いです。
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Stevie Wonder, 1972
Talking Book
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い|★―|――|冷たい
力感:強い|★―|――|緩い
環境:空間|―★|――|耳元
ボーカルのサシスセソにすこし癖があるがアナログ録音の極致ともいえるやわらかでリアルな質感。
曲も演奏も,もちろんボーカルも最高。子どもたちも好きな一枚。
家族で夕食を囲むときに流すことが多いが一人でいる時にも聞く。
何気にジェフ・ベックが参加している。
スティービー・ワンダーのハープ最高です。
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総合:★★★★★
Earth Wind & Fire, 1998
Greatest Hits
音質:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い★――|――|冷たい
力感:強い|―★|――|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
アースの曲は好きな曲が沢山あるのでベストを買いました。
アースは案外音が良いと言われていますが,レンジの広さはないものの,自然でまとまりのある音質で楽しめます。
ベスト盤なのに曲による音質差を全く感じさせない素晴らしい仕上がり。
元になった録音の質が安定しているからか,どの曲も中域が太くて滑らかで温かくぎゅっと詰まった音で楽しめます。
アナログ的な録音だし,解像度を期待して効き込むタイプの音楽じゃないのでスピーカーで鳴らして楽しむのが良いかと。
家事をしながら聞き流すのにも良いですねー
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Johnny Winter, 2014
Step Back
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い★――|――|薄い
情感:熱い★――|――|冷たい
力感:強い|★―|――|緩い
環境:空間|―★|――|耳元
追悼し始めるときりがないけどまず合掌。
ブルースって伝統芸能なんだろうな。演歌的な世界観を感じさせる。
モダーン・ロック・ブルースとでもいえるのかもしれないけど,ジョニーのボーカルにブレはない。
いつでも熱くて濃くて最高!
ギタープレイは若い人に任せているようで結構ギンギンなトーン。
ビートもタイトでテンポも早めなのはジョニーがそういうノリが好きなんだと思う。昔からそうだよね。
最近の録音なので音質は良いが,ブルースに音質を求めているわけではない。
スマホで聞いても魂は伝わる。
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総合:★★★★★
Muddy Waters, 1964
Folk Singer
音質:★★★☆☆
音楽:★★★★☆
哀愁:濃い★――|――|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|――|★―|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
ジョニー・ウインターがエレキなのでアコースティック側に思いっきり振ってみる。
割と最近入手したのだがこういう録音があるから,後から追いかける人が困る。
おそらく,マイク一本での一発録りだと思う。
もうドロドロに濃いんだけど,いいあんばいにレイドバックしててリラックスできる。
強烈なのにあっさりしていてもう一度聞きたくなる。
なぜこの時期にこのスタイルで録音したのか釈然としない。
マディは様々なスタイルのアルバムを残しているけど基本はエレキな人と思っていた。
聞けば聞くほど泥沼にはまっていく危険な香りのする一枚。
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総合:★★★★★
B.B. King, 1997
Deuces Wild
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い★――|――|薄い
情感:熱い★――|――|冷たい
力感:強い|★―|――|緩い
環境:空間|――★――|耳元
まず合掌。
BBは色々聞いているけど,2000年前後が安定して持ち味を発揮している気がする。
このアルバムでは様々なゲストと多彩な曲を演奏。
前作の「Blues Summit」も同じコンセプトだけど,どちらかと言えばこちらが好き。
トレイシー・チャップマンとのザ・スリル・イズ・ゴーンもいいし,ストーンズとクラプトンも共演。
ボニー・レイットのスライドが渋くてよい具合。ダイナコンプで潰すとこんな音になるらしいけど,試したことないな。
その他には,Dr.ジョン,ジョー・コッカー,ヴァン・モリソン,デビット・ギルモアなど。
CDだから溝が減るわけじゃないけど散々聞いた1枚。
BBはいつでもBBで,どの曲でもワンノートでノックアウトされる。
ラジオの時代を生き抜いてきただけのことはある。BBだけの声とBBだけのトーン。
それが彼のアイデンティティであり唯一無二の存在だった。
80才代で年間100ステージ以上をこなしていたというそのエネルギーにはただただ感服。
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総合:★★★★★
Joe Bonamassa, 2003
blues deluxe
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|―★|――|薄い
情感:熱い|★―|――|冷たい
力感:強い|―★|――|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
ブルースマンとしては若手のはずですが同年代なので心の中で応援してます。
ブルースマンというよりクラシック・ロック好きのギター・ボーイって感じ。
音楽業界も映画業界もエンタメ業界はどれだけレジェンドに頼ってんだか。
使い捨てのキワモノではなくまっとうな新しいコンテンツ,若手,つまりヒーロー・ヒロインを発掘して育てるべきですよね。
人間あっという間に年を取りますから。このアルバムだって2003年でしょ。
当時の彼は20代ですよ。それが2020年では40代です。
ボナマサの音楽はド・ストライクです。ブルースベースだけどロックで。
変にドロドロさせて勢いだけで誤魔化すこともなく。ちゃんとテクニックもあって真面目にギターを弾いてるし。
ギターのトーンはドライで真空管アンプの音が聞こえる。
彼のアルバムは何枚か持ってますが,これが一番のお気に入りです。
音質的にも文句はありません。
音に文句があるときってある楽器のある帯域で嫌な音がしたり,突っ込みすぎてクリップ感があったりするわけです。
ギターはもちろんドラム,ベース,ホーン,鍵盤,ストリング,全ての楽器に合格点をあげることは少ないです。
例えば,ギターは良くてもストリングがシンセくさくてダメだったり,まあ特に鍵盤(シンセ)の定位は難しいですね。
理想は背景の下地としてうっすら色を付けてくれると良いのですが,線が細すぎたり,濃すぎたりするとダメなんです。
ハモンドオルガンやアコースティックピアノは実に自然に空間を埋めてくれるのに。
ドラムだとバスドラがドンシャリでアタックが強調されていると興ざめです。タム回しでパンが振られていても気になります。
ベースはベース単体でしっかり固めておいて欲しい。ベースとドラムをミックスしてからコンプで固めるのは嫌いです。
多弦ベースを使ってレンジを拡張しているとしても31Hz~124Hzの中でいい塩梅の帯域バランスってあるんです。
などといろいろ気になりますが,このアルバムは合格です。
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Glenn Gould, 1981
バッハ:ゴールドベルク変奏曲
音質:★★★★★
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い|――|―★|冷たい
力感:強い|――|―★|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
後年のデジタル録音です。若い時のアナログ録音は聞いたことありません。
デジタル録音と言っても1981年なのであまり期待できませんが演奏が素晴らしいので気になる点はありません。
ノイズ感はなくクリアですっきりした印象に録音されています。
もう少しオンマイクで中低音重視にしてもらえるとアナログっぽさが強まってグールドのアクの強さにマッチすると思うのですが。
最初は音量小さめで始まるのでボリュームを上げておくのですが,途中でボリュームを落としたくなります。
そこで我慢して身を任せるとグールドの心の声が聞こえてきます。
それにも身を任せて目を閉じているとちょっとした小旅行が楽しめます。
イヤフォンで聞いたことないですね。スピーカーで聞きたいです。
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総合:★★★★★
Karl Richter
バッハ:イタリア協奏曲
音質:★★★★☆
音楽:★★★★★
哀愁:濃い|――|―★|薄い
情感:熱い|★―|――|冷たい
力感:強い★――|――|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
バロックはロックなんでしょ。イタリア協奏曲は最高にロックです。
緊張感と熱量に圧倒されます。
チェンバロなどの撥弦楽器はオーディオのチェックにもいいと言われます。
音が飛んでくるか脳髄の奥の方まで刺さるかどうか・・・どれだけ覚醒するか・・・この1枚は結構刺さります。
イヤフォンでは聞いたことないですが,刺さりすぎてアブナイでしょう。きっと。
聞き通すにもエネルギーがいります。
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
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総合:★★★★★
Bob Marley and the Wailers
Live ! 1975
音質:★★★☆☆
音楽:★★★★☆
哀愁:濃い|★―|――|薄い
情感:熱い★――|――|冷たい
力感:強い|――|―★|緩い
環境:空間|★―|――|耳元
ライブ盤をあまり紹介していないのであえて。
ボブ・マーリーはこの1枚しか持っていない。
でもスタジオ録音盤を買う気にならないのはこの1枚に満足しているからではないか。
レゲエと言えば「サウンドシステム」なる巨大スピーカー群。こちらの方が気になっちゃいます。
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総合:★★★★★
Ry Cooder & V.M.Bhatt, 1992
A Meeting by the River
音質:★★★★★
音楽:★★★★☆
哀愁:濃い|――|★―|薄い
情感:熱い|――|★―|冷たい
力感:強い|――|―★|緩い
環境:空間|――★――|耳元
ライ・クーダはもっと紹介する予定だがまずこれにしよう。。
ESOTERIC AUDIO RESEARCHのTim de Paraviciniという人物が作った真空管機材を使って録音されている。
3極管真空管を使い,ノイズリダクション,イコライジング,コンプ,リミッタ,いずれも未使用。
1インチの2トラック録音でテープ・スピードは・・・なんてことがライナーノートに書いてある。
ボトルネックギターとMohan Vinaというインド弦楽器。タブラとダンベックという2つの打楽器。
真空管マイクによるワンポイントの一発録り。
インド音楽と南米音楽がハワイで出会ったという1枚。
なじみの薄い純インド音楽の響きに懐かしさを覚える南米音楽のメロディーが乗り,何ともオーガニックな雰囲気を醸し出している。
ライ・クーダの作品はダイナミックレンジを生かすために録音レベルが低くなっているのでボリューム上げ目がよろしい。
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ジャズ
,ロック
,フュージョン
,ポップス
,ソウル,R&B
,ブルース
,クラシック
,その他
★音質的な星取り★
音楽性が高ければあんまり気にならない。でもよい音で聞きたい。
音質:★★☆☆☆:スマホのスピーカーでも気持ちは伝わる
音質:★★★☆☆:ふつう
音質:★★★★☆:録音時期を考えると音質は良い
音質:★★★★★:オーディオ装置の検聴に使える程に高音質
★音楽的な星取り★
音楽のことはよくわかりませんが,楽曲,アンサンブル,楽器の演奏,ボーカルも含めよう。
音楽:★★☆☆☆:音が良くても演奏がダメな作品は紹介しません
音楽:★★★☆☆:無難。
音楽:★★★★☆:合格!文句なし
音楽:★★★★★:脱帽。すげーのひとこと
<―音楽の方向性―>
哀愁:濃い|<―★―>|薄い:
ブルースを感じるか,心にしみるか,あるいはさっぱり,あっさりか
情感:熱い|<―★―>|冷い:
演奏や歌唱にエネルギーがこもってるか,もしくはクールにきめてるか
力感:強い|<―★―>|緩い:
パワー系・アッパー系か,癒し系・ダウナー系か
環境:空間|<―★―>|耳元:
スピーカーで浴びるか,イヤフォンで聞くか,中央はどちらも可
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