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OVER DRIVE 1st

禁無断転載


オーバードライブチャンネルの1段目です。
ブースト回路やブライトスイッチ回路に工夫が見られます。初段のカソードバイアス抵抗が小さめの値ですが詳細は不明です。
HPFのFcが結構高めに設定されていて歪み回路の手前で余分な低音を落としていることがわかります。
500kと470pを並列にした回路は60年代のマーシャルでよく見る高域強調回路です。

R16820カソードバイアス抵抗。本当に820Ωだとするとかなり低め電流が結構流れそう。ホントにこれでいいのでしょうか?
R17100kプレート負荷抵抗
R18500kC18,R19と組み合わせてHPFを構成。ハイを強調する。マーシャルでよく見る回路
R19500kC18,R18と組み合わせてHPFを構成
R20100kR18などと絡んで信号を減衰させている。ブーストOFF時の減衰率を決める。低域ゲインで-17dB
VR6500kGainつまみ
VR7500kGainつまみ。Gainとマスターを2系統持ち,切り替えることができる
C144700p結合用コンデンサー。小さめの値Fc=140〜200Hz
C150.68uカソードバイアス抵抗バイパスコンデンサー。小さめの値。Fc=160Hzくらい
C164700pブライトスイッチの役目をするコンデンサー。結構大きめ。かなり効きが良いはず。クランチにするときにONすると気持ちよいかも(未確認)
C17470pブライトスイッチ用のコンデンサー
C18470pR18と組み合わせてHPFを構成。1kHz以上を強調する。マーシャルのアンプでよく見る
C201000pブーストOFFの時に高音域を調整するためのコンデンサー
SW4*オーバードライブチャンネルを使わないときにMUTEしておく
SW5*ブライトスイッチをチャンネルごとに設定するためのチャンネル切り替えスイッチ
SW6*ブライトスイッチ。2種類選べる。多分OFFにもできる。
SW7*ブライトスイッチ。2種類選べる。多分OFFにもできる。
SW8*チャンネル切り替えスイッチ。チャンネルごとにゲインを設定できる
SW9*プレキシモードのスイッチ。プレキシモードにすると増幅回路が2段パスされて60年代のマーシャルの回路そっくりになる
SW10*ブーストスイッチ。低域ゲインでザックリ計算するとブーストOFFで-17dB,ブーストONで-6dBになる。差分の11dBがブースト量
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