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最終更新日2004-06-07
細かい部分は先に仕込む主義。
重いものを載せると大変だから。
今回はサブシャーシを使うのでサブシャーシは別途製作。
シャーシの木枠を作り,天板に電源周りを仕込む。
サブシャーシを別途組み立てる。
天板を木枠に載せて,サブシャーシを組み込み,出力周りを作りこめば完成。
チーク板にはφ4mmの下穴を開けてておく。
10mmのアガチス板にはスタンバイスイッチ用の下穴を開けておく。
チーク・桜と内側のアガチス板を接着する。
板が反っていると隙間ができるのでクランプで圧着する。
木材はハンズで購入したが,購入時にはできるだけ柾目で板取りされた材を購入する。
四角く枠を組み立てる。接着剤と木ネジを使用する。
フロントパネルのチーク板の幅が1mm足らなくなった。
内側のアガチス板の接着時に遊びが案外大きかった。
天板はt=3mmのアルミ板。
φ10mmまでドリルで開けて,後はリーマーとシャーシパンチで加工。
5998はサブシャーシにソケットがあるので,5998のベースの直径=40mm以上の穴が必要。
シャーシパンチでも足りないので,放熱用の穴8個をハンドにブラでつなげて対応。
メインスイッチ,インレット,ヒューズ,インジケーター,入力ジャックは天板に配置。
木部の厚さが15mmあるので大抵のパーツは直接取り付けることが不可能。
スタンバイスイッチは10mmアガチス板にバカ穴をあけて,5mmチークにφ12mmの取り付け穴を空けた。
同様の手口で他の部品も取り付けられるはずだけど,面倒なのでやめた。
スピーカーターミナルはSPボックス用のネジ部が長いものを使用した。
天板にはバイアス調整用の穴をあけた。
サブシャーシと天板の位置合わせが難しく,ちょっとずれている。
サブシャーシはアルミ板の両側を手曲げで加工。失敗。。。
電源部と増幅部の間にはシールド板を設置。
ドリルで開けた穴のバリ取りはしっかり行っておく。
そうしないとネジでしっかり締め付けられず振動で緩んだりする。
ビス止めは必ず平ワッシャーやバネ座金を使用する。
ワッシャーはネジの緩み防止になり,部品の脱落を防ぐことができる。
トランスは載せずに電源スイッチ,ヒューズボックス,インレットから配線開始。
トランスを載せると途端に重くなって作業が大変になる。
本来はACが流れる配線は捩るべきである。
インジケータはフェンダーっぽい赤ジュエルに豆球を採用。
豆球は印加電圧6.3Vに対して12V用の豆球を使用。ちょうどよい明るさになった。
インレットの端子に直接バリスタとスナバーを取り付けた。
スパイクノイズは入り口でシャットアウトとしてしまうべき。
トランスを載せて1次側を配線。続いて2次側を配線。
今回もIV単線で配線しているのトランスの端子に巻きつける作業が楽!確実!
大電流が流れる部分はできるだけしっかりからげて,導体同士を接触させてからハンダ付けする。
半田ごてのコテ先は常に光っている状態にしておく。
半田ごては大きいものの方がスムーズで,部品への熱的ダメージも結果的に少なくなる。
ヒーターはちょっと細いけどとりまわしが楽な0.5mmのテフロン被服単線。
3Aくらい流しているのでちょっと心配だがおそらく大丈夫。
ダイオードのスイッチングノイズ防止用にブリッヂ整流の出口に0.01uFのセラコンをいれた。
整流用ダイオードはファーストリカバリ。ショットキバリアはまだ高い。
まじめに作ればダイオードノイズは出ないしね。
それに今回はメインの電源がチョークインプットだからあんまり関係ないででしょう。
プリの電源,マイナス電源は小さ目の穴あき基盤に組んで2階建てにした。
リプルフィルターまでが電源とする。電源には信号電流は流れません。
電源部のグランド基準は2200uFのマイナス端子です。
しかし,リプル成分は最短経路でトランスの0V端子へ返すようにする。
つまり,両波整流のグランドはまず最短でトランスの0Vに戻す。
タイト製のポストはできるだけ長くネジ込まないと砕ける!
しかも,誤差が大きくてねじ込める長さがまちまち。陶器だからしかたない。
長めのビスをナットでサブシャーシに固定してあまったネジ部分にポストをねじ込んだ。
タイトポストは「1電位,1端子」にできるので漏れ電流の影響がない。
絵がほしい
バイアス用VRは天板に穴を開けて調整できるようにした。位置合わせがシビアである。
かなり窮屈。
主要なコンデンサーや抵抗は交換できるようにネジ止め。
音声信号の電流ループは最小になるようにバイパスコンデンサーを配置
グランドはサブシャーシ中央に一点。
組み上げ
シャーシが深いと実装が大変。反省。
入力とサブシャーシの接続が大変。
特に側板にネジ止めするのが大変。
→次回へ生かそう!
OPTの遊んでいる線材の処理が結構いい加減である。。
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